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【デッキ紹介】Destiny Draw
皆様こんにちは、みやと申します!
冒頭の挨拶にオリジナリティを出したいのですが、難しいですね…。無難にいきましょう。
ということで今回は《時を裂く魔瞳》を使用したデッキを紹介させていただければと思います!
どうぞよろしくお願いします!
今回のメインカード
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サイバーストーム・アクセスにて収録されたこのカード。
発動した後、そのデュエル中に3つの効果を付与するといった非常に面白そうな魔法カードです。
では付与される3つの効果をざっくり説明出来ればと…。
・手札のモンスターの効果を発動出来ない
《灰流うらら》や《増殖するG》、《エフェクト・ヴェーラー》など手札から相手の展開を阻害するカードや《ホップイヤー飛行隊》などチェーンブロックを組んで手札から特殊召喚するモンスターの効果が使えなくなります。
・ドローフェイズの通常のドローは2枚になる
手札の増強が毎ターン約束されるのは強い!
デッキの質にもよりますが、展開札や除去札を引き込める確率が上がるのは非常に魅力的です。
・通常召喚を1ターンに2回まで行うことができる
《魔界発現世行きデスガイド》や《マスマティシャン》のような“通常召喚”で展開に繋がるモンスターがだぶついてしまった時も遠慮なく使えるのが良い!
《妖精伝姫−カグヤ》や《E−HERO エアーマン》など名称ターン1でなく、召喚成功時に効果が発動できるカードと組み合わせるとアドバンテージがかなり稼げるようになりますね。
このカードを使ってやりたいこと
このカードで何をしたいのかと考えたところ、一つのアイデアが出てきました。
それは…
「パワーカードめっちゃ使いたくね?」
という単純なものです。
単体で強いカード、いわゆる“パワーカード”を子供のようにとにかくデッキに詰め込んで、ドローしたら使いまくる。
そんなデッキを作りたいということで作成した結果、以下のようになりました。
デッキレシピ
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このデッキを作る上で避けて通れないのは“手札のモンスター効果が使えない”ということ。
先述でもありますが、汎用的な手札誘発はもちろん“相手の場のみモンスターが存在する場合”や“フィールドor墓地に〇〇が存在する場合”など特定の条件下で手札で発動してから特殊召喚するモンスターも使えません。
ではその制約に影響されず、なんなら手札を増強出来るカードやテーマないかな…と探していたところこのカードに行きつきました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99458770/picture_pc_bb6e99b62b71b5d56768ad5fd0c506be.png?width=1200)
「空牙団」はフィールドにいる下級モンスター共通の起動効果で“手札の空牙団モンスターを特殊召喚する”ことで展開を行います。
中でも《空牙団の大義 フォルゴ》はさらなるモンスターの展開に繋げたり、相手のカードが破壊されると1枚ドローが可能。さらにその時フィールドに空牙団が3種類以上いるとなんと+2枚ドロー!!
相手のカードの破壊をトリガーに最大3枚ドロー出来るといった、ハマった時はとんでもないパワーを持っているカードだと思っています。
空牙団は手札でモンスター効果は使わないし、フォルゴでたくさんドローしてパワーカード引き込もう!といったところからこのデッキは始まりました。
初動
《七精の解門》or《暗黒の招来神》+“空牙団モンスター1体(ラファール以外)“からが初動です。
・《暗黒の招来神》召喚、効果→《七精の解門》を手札に
・《七精の解門》発動→発動時の効果処理で《混沌の召喚神》を手札に
・《暗黒の招来神》の効果で攻守0悪魔の召喚権が増えているため《混沌の召喚神》を召喚
・《混沌の召喚神》素材に《リンクリボー》LS
・《七精の解門》効果→手札を1枚捨て《混沌の召喚神》を墓地からSS
・《混沌の召喚神》素材に《サクリファイス・アニマ》LS
・《暗黒の招来神》、《リンクリボー》、《サクリファイス・アニマ》を素材に《空牙団の大義フォルゴ》をLS
回りくどく説明しましたが、俗にいう“解門キュリオス”ギミックの最終点がキュリオスではなくフォルゴになるだけです。
その後…
・フォルゴのLS成功時効果でデッキから《空牙団の剣士ビート》をSS
・ビートの起動効果で手札の空牙団AをSS
・ビートの他の空牙団がSSされた時の効果で《空牙団の英雄ラファール》を手札に
・場の空牙団A 起動効果でラファールSS
・ラファール効果→ラファール以外に空牙団がフォルゴ、ビート、空牙団Aの3種類いるため、デッキから3枚めくり好きなカード1枚を手札に加える
ざっくりではございますが、初動はこんな感じです。初手にある空牙団が《空牙団の積荷 レクス》だったら最高!
初手にあった空牙団の種類やラファールでめくれたカードにより状況は変わるので、確実に構えられる妨害は正直に言うとありません。
まぁ捲り札はたくさんありますから…
気楽にいきましょう…。(少し不安)
パワーカードは何にしよう?
パワーカードとして採用したのは以下のカードたちです。
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これらが1つのデッキに入っていると考えるとワクワクしますね。発動した時に相手がどんな反応をするのか…。楽しみです。
採用理由は単純です。
強いから。
《サンダー・ボルト》や《ハーピィの羽根箒》で相手の盤面を一掃したり、相手の耐性があるモンスターや高打点のモンスターを「壊獣」で除去したり…
《心変わり》や《死者蘇生》で相手のモンスターを自分のカードのように使用したり、《奈落の落とし穴》で雑に除去してフォルゴのドロー効果を起動させるなど私がこのデッキの相手だったらとことん嫌なことをやります(非道徳的)。
では他のカードで何をしたかったのか、簡単にお話します!
《簡易融合》
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《サウザンド・アイズ・サクリファイス》を《クロシープ》のリンク先に出して、展開と相手モンスターの除去を狙います。
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《クロシープ》のリンク先に《サウザンド・アイズ・サクリファイス》を出すことで、墓地からレベル4以下のモンスターを特殊召喚出来ます。
その後《サウザンド・アイズ・サクリファイス》の効果で、相手モンスターを装備カード扱いにして1体除去。
さらに場のモンスターがクロシープ、サウサク、蘇生したモンスターとなるので、+相手のモンスター1体を素材に《閉ザサレシ世界ノ冥神》をリンク召喚出来ます。
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リンク召喚した時に相手の場にいるモンスターを、永続的に効果を無効化。さらに自身を対象とする効果以外の発動した効果を受けない。墓地蘇生効果もターン1で無効にするという、出たら厄介なモンスターを出しやすくしてくれるカードとして簡易融合は重宝しています。
《バリアンズ・カオス・ドロー》
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基本的には《ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン》と《青眼の白龍》を特殊召喚して《No.15 ギミックパペット-ジャイアントキラー》をX召喚します。
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ジャイアントキラーの破壊効果をトリガーにジェットドラゴンを特殊召喚したり、フォルゴのドロー効果を起動させたり出来るので盤面に耐性を与えるのと手札の増強に役立てています。
ジェットドラゴンや青眼の白龍が墓地などにあり、一体素材を賄えない場合は壊獣を素材にします。なのでレベル8の壊獣を採用しているというわけです。
モルガナイトの効果適用したあとは手札からジェットドラゴンの効果は発動出来ないので注意(一度やってしまった)。
《RUM−七皇の剣》
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バリアンズカオスドローと同じく、相手のモンスターの破壊を狙える《CNo.105 BK 彗星のカエストス》をX召喚し、フォルゴのドロー効果を使えるようにします。
さらにカエストスはバーンダメージを効果破壊時と戦闘破壊時で2回使えるのもかなり強い。
その他カードの採用理由
《一撃必殺!居合いドロー》
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基本的には、一度使用したパワーカードをデッキに複数枚戻すために使います。
それなら《貪欲な壺》や《貪欲な瓶》でも良いかなと思った時もありましたが、“ドローしたカードを相手と確認してお互いに反応を楽しめる”かなと思ってこちらにしました。
なんならドローを主軸にしたデッキなので、このカードの効果で勝っても嬉しい!というわけで採用しました。
《魔玩具厄瓶》
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このカードの主な役割は“手札をデッキの一番上に戻す”ということ。
フォルゴの効果でドローしてしまい、役割が果たせない《バリアンズ・カオス・ドロー》や《RUM−七皇の剣》を無理やり起動させることを狙います。
また墓地に送られた時に、相手フィールドのモンスターの攻撃力をターン終了時まで半分にする効果も強い。解門などの手札コストで墓地に送ることで戦闘での突破もしやすくなるのが良いですね!
《カオス・アンヘル −混沌の双翼−》
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《暗黒の招来神》+《空牙団の英雄 ラファール》または《ブルーアイズ・ジェット・ドラゴン》を素材にしてS召喚します。
チューナー必要ないのが偉い!
空牙団は基本的に打点が低めであり、耐性が基本的にないのでそれを補助するのに重宝しています。
デッキ名の由来
デッキ名は「Destiny Draw」です!
これは昔PSPで発売されていた「遊戯王 タッグフォース」シリーズの一つの名物でもある“ディスティニードロー“というものをそのまま拝借しました。
ディスティニードローとは…
ライフが劣勢になった時に、一発逆転のカードを必ず引き込めるという機能。デュエルリンクスのプレーヤースキルみたいなもの?です。
デッキ構築の時にディスティニードローのカードを一つ設定することでライフが劣勢の時、設定したカードをドローして一発逆転をすることが可能です。
当時は《ライトニング・ボルテックス》や《聖なるバリア −ミラーフォース−》などを引き込まれ、逆転されることもかなりありました。
という思い出から、“劣勢でも逆転出来るカードをドローし、勝利に繋げたい願い”から「Destiny Draw」と名づけました。
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最後に
モルガナイトで増えた召喚権を何に使うかのお話です。
場にいる空牙団モンスターは他に空牙団が“召喚”されても効果が発動出来ません。
ならどうしようか…
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99638913/picture_pc_bb1f8171d30ebf1028e928f8c79b4b67.png?width=1200)
毎ターン、エンドフェイズに戻っては召喚出来るスピリットモンスターを使うことにしました。
その中でも相手の場を一掃した後、ダメージを与えたら非常に強い《八汰烏》を使うことに決めました。
決めたいですね…!八汰ロック…
というわけでここまでお付き合いいただきましてありがとうございました!
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