GIGANOISE 四国ツアー、無事に終了!
GIGANOISE 四国(&前夜祭・後夜祭)ツアー、無事に終了しました!
8/7 大阪・難波ベアーズ
8/8 高松・TOO NICE
8/9 松山・音溶
無論各所、感染症対策をしっかりしての開催。
西日本のノイジシャンが一同に会するこのイベント。
おなじみの阪口昌祥さん、Plugmanさんをはじめ、
角谷胡桃さん、そして山本精一さんなど、
超強力なメンバーが揃ってのフェスティバル。
その中心人物はもちろんdoravideo一楽さん。
(全出演者はぜひチラシをご参照ください)
東京からは安永桃瀬さん、Miya、
そしてスペシャルゲストのTaro Aikoさんが出演。
コロナという制約の中で、フェスという目的を達成する意思のもと集った、
各地のノイジシャンたちには、清々しい一体感を感じました。
今回は安全性確保のため、全行程を車で移動。
風景の変化を肌で確かめながら、
違う土地に入っていって演奏する感覚は、
音楽家にとっての醍醐味と言えそうです。
実際にこのフェスで触れられる音楽の数々は、
一口にノイズと言っても、
同じようなものは一つとしてなく、
オリジナリティに富んだものでした。
各地から集まったプレイヤーの背景を、
音から想像してみるのも楽しみの一つ。
この色彩の違いは、実際に旅して、
その場に触れることでより知ることができるもののようで、
東京のGIGANOISEだけでは、
気づかないことだったかもしれません。
今回のツアーで、
以前Dommuneの宇川直宏さんが、
「僕は音楽をノイズから定義し直したい」
とおっしゃっていたのを、強く思い出しました。
全く異なる音楽的背景を持つノイジシャンたちは、
一神教的な音楽の宇宙を光速で離脱し、
現代の汎神性を体現しているように感じました。
電子音楽にはまだ見ぬ宇宙が広がっています。
その広大さを一層垣間見るツアーになりました。
素晴らしい仲間との出会いに感謝しつつ。