2月11日 OTOOTO ライブに向けて
今日はライブに向けた意気込みを、ざっくばらんにお話しようと思います。一言で言うと、「見にきて❣️」、といいつつ、書きはじめたら止まらなくなったので、フライヤーを見て、いいね!と思った方は、このまま予約へお進みください😊
▶︎ご予約は こちら より
空間を共有できる事の喜び
何か楽しい事、ワクワクする事、面白い事、新鮮な音。そんな音楽をお届けしたいと思っています。
最高の環境
エレクトリックなアプローチのフルートソロで、「このお店で続けてやりたい」と思ったのが、下北沢のOTOOTO。多くの電子音楽家に愛されているお店からもわかるように、音響設備や、会場の音が良いと言うのと、お客様との距離感も理想的。さらに、お店のポリシー、
このシンプルで揺るぎないステートメントが魅力的で、演奏家にとっても、聴きにいらしてくださる方にとっても、守られた空間の存在というのはすごく大切な事。この場所で、続けて自分の開拓的なプロジェクトをやりたいと思いました。
音楽のスタイル
モジュラーを使っている演奏家は、アンビエントやテクノの場面で活躍している方が多いので、必然的にそうなるのかな、と思っていたのですが、色々な方と関わる内に、自分のスタイルは、アコースティックでやっていた事の延長線上をただ真っ直ぐ進んでいるだけという事に気がつきました。今後どうなるかは未知数ですが、現時点ではフルートとモジュラーを使った自由即興演奏のライブ という事になると思います。
自由即興演奏の魅力
冒頭に戻りますが、自由即興演奏の魅力は、楽しい事、ワクワクする事、面白い事、新鮮な音。同じ空間で共有する事によっておきる、様々な相乗効果をお楽しみ頂けたら嬉しいです。
ライブのスタイル
フルートとモジュラーを合わせるようになって、素晴らしい電子楽器奏者の方とつながりができました。一つ、アコースティックのライブと電子音楽のライブの違いを感じるのは、一晩のライブで演奏するグループの数。私が今まで日本でやってきた、ジャズやジャズの流れを組む自由即興では、一晩に一組のアーティストが出演する形がメインでした。
数年前、OTOOTOでのソロライブの企画を始めた時、私もその流れの真っ只中にいたので、自然と一人で一晩パフォーマンスするスタイルで始めましたが、その後、色々な電子楽器の方と出会ってイベントに出入りするようになると、そちらの世界では、一晩に何組ものアーティストが出演する事が主流と知りました。
私が自由即興に出会ったロンドンのアンダーグラウンドのシーンも一晩に複数組だったので、最初から知っていれば、このスタイルにしたと思うのですが、電子楽器とアコースティックを組み合わせたライブで、一晩ソロというのは、ある意味貴重だと思うので、このシリーズはこの形で完遂しようと思っています。
境界線上の音楽
全ての事象には円と円がズレて重なった時のように、境界部分があります。自分の出自にもつながる事ですが、音楽表現の中でも境界部分に最も惹かれ、その可能性を開拓する事にやりがいを感じています。境界線の揺らぎの中でどこかに属しそうで、どこにも属さない新しい音をお届けしたいと思っています。アコースティックの領域、電子音楽の領域 それぞれ知る事で総合的に音楽家として成長し続ける事。その音を共有できる事。是非私の最先端の音を見にきてください。会場でお会いできるのを楽しみにしています。
フルートの電子化やモジュラーフルートに関して
こちらの動画でお話しています。
モジュラーフルートの演奏動画
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