φononリリパアーカイブ公開中&ライブレビュー
Miyaが参加したφonon presents JUN MORITA+DAVE SKIPPER RELEASE PARTY & φonon 3周年リリパのアーカイブを公開中!
期間 2021年1月18日(月)18:00ー2021年1月22日(金)18:00
ご購入先:
https://tv.forestlimit.com/?lang=ja
forestlimitホームページ内 ARCHIVE MOVIEにて手順に従ってご購入頂けます。
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「φonon」レーベルから発売された、
森田潤の「SOUNDS NON CAPAX INFINITY」と、
デイブ・スキッパーの「エリヤーフ」のリリースパーティが開催された。
(Miyaは森田潤「SOUNDS NON CAPAX INFINITI」の「Der Strum」に参加)
配信のみとはいえ、ステージのエネルギーはクールかつ濃厚なもの。
パーティーは「エリヤーフ」を発売した、
クリスチャン・ハーシュノイズの雄、
デイブ・スキッパーの、凄絶かつ荘厳なパフォーマンスで幕開け。
巷に跋扈するウイルスを分子生物学的レヴェルで一掃するかの如き、
清廉な演奏に誰もが無言。
場が清まったところでスペシャルゲストT.美川の登場。
ノイズ界隈にMiyaが顔を出すようになって、
丸2年が経つが、美川のソロを聴くのは、実は今回が初。
多彩なアイディアとスピード感で、
めくるめく曼陀羅の宇宙を展開する巨匠。
フィジカルコントローラーを力強く振り回す様は、
まるで筋骨隆々の仁王の如し。
巨匠が睨みを効かす中、不敵な雰囲気をまとって、
今回の立役者、森田潤の登場。
J アラートのようなサイン波の絡み合いで、
来るべき波乱を聴衆に予言。
Miyaが登場し、祭壇の如く組み上げたシステムと、
モーションセンサーをつけたフルートで、
フィジカルにノイズを操りつつ、
爆速で吹きまくる様にギャラリーも刮目。
最高潮で山崎春美が加わる。
思えば芥正彦「灰と、灰の灰」を観劇を経て、
初の舞台での邂逅。
渦巻く森田のノイズの水面を、
Miyaが能管を取り出し幽玄に走り抜けると、
山崎の棘皮動物的絶叫で宇宙がめくれ上がり、
ひたすらに混沌を深める3人のパフォーマーを中心に、
割れかけの世界が痙攣した夜であった。
gyoku-chang
ライブレポートはこちらのノートに移籍します。豪華執筆陣によるこれまでの記事はこちら→
https://miya-music.com/Past-Works
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