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【初心者さんも簡単】ハーブティーを楽しむコツ
こんにちは、穂乃香といいます。
記事を開いてくださり、ありがとうございます。気軽にハーブティーを始めたい方へ。簡単に美味しく飲むコツを紹介します。約3分ほどで読める記事です。
ハーブティー、どんなイメージがありますか?飲みにくそう…、高そう…、面倒そう。私も以前はそう思っていました。ハーブティーはおしゃれな人が飲むイメージでした。(笑)
今では、わたしの日常に欠かせない大好きなハーブ。ハーブティーをいれる時間が癒しの時間であり、ささやかなご褒美タイムになっています。ハーブティーを気軽に飲んでみたいなという方のご参考になれば嬉しいです。
ハーブティーの魅力
そもそもハーブとは
ハーブとは、植物。なかでも香りや味など「人間の生活に役に立つ植物」のことです。カフェのデザートにちょこんと飾っているのは「ミント」。ハンバーグに添えてあるのは「パセリ」。庭にワサワサ雑草のように生えている「ドクダミ」。日常の中でも、気づけばハーブがあります。
ハーブという名前は、ラテン語の草を意味した【Herbe】が語源となっています。ハーブの歴史は古く、人類は様々な用途で利用をしてきました。原始時代には獣肉の腐敗防止に利用されていたり。薬が発明される以前、人類は植物の力を借りて病気の治療に役立ててきました。
リラックス効果
ハーブティーを飲むと、香りや成分がもたらすリラックス効果があります。例えば、「ラベンダー」や「カモミール」などのハーブは鎮静効果を持ちます。ハーブのやさしい香りと味。不安や緊張している心やからだをやわらげてくれます。香りを嗅いでみて、好きな香りを選んでみてくださいね。ハーブは見た目も美しいです。ティーポットにお湯を注いだ時にお湯に浮かぶハーブ。それをみるだけて、こわばっていた心がほぐれて癒されます。飲むタイミングに決まりはないので、好きな時に飲みましょう。鎮静効果の高いハーブは、人により眠気を感じる場合があります。体の様子をみながら試してみてくださいね。
生活に取り入れやすい
ハーブティーは、普段飲んでいる飲み物を置き換えるだけ。ハーブ初心者さんもトライしやすいです。最初は、ティーバックタイプから購入するのがお手軽です。ティーバックがあれば仕事のすきま時間でも、お湯をそそぐだけ。夜、疲れて帰ってきた日も簡単に飲めます。ティーポットを持っている方は、ぜひハーブ単体で買うのをおすすめします。ハーブの入れる量でお好みの濃さにだすことができます。そして自分でブレンドしたハーブを飲むのも楽しいです。ベランダや家庭菜園で育てた食用のフレッシュハーブも使えます。
初心者さんにおすすめのハーブ3選
カモミール
リラックスタイムにおすすめのハーブ。爽やかな香りとやさしい甘み。シンスーパーでも買いやすく、人気のハーブです。基本的にカフェインがはいっていないので、寝る前に飲んでもぐっすり安眠できますね。また、消化器系にも効果があり胃の調子を整えます。シングルで飲んでも、ブレンドしても飲みやすいです。実は美容効果もあるんです。濃いめに煮出したものをコットンパックにしても。ウオッカやホワイトリカーでチンキを作ることもできます。キク科アレルギーの方は摂取を控えましょう。
ルイボス
「不老長寿のお茶」として、現地のアフリカで飲まれてきました。ルイボスをいれると、綺麗な赤色のハーブティー。癖が強くないので、食事中のお茶代わりに飲んでも。ミネラルやポリフェノールがたっぷり含まれています。成分の1つににフラボノイドがあり、アレルギーによる症状の緩和が期待できます。ルイボスは南アフリカで生産される茶葉。実はルイボスは、昼と夜の気温差が30度以上の過酷な環境でしか生育しません。ルイボスは大地の地中深くまで根をはっています。限られた条件の下でのみ育つ、希少な植物です。
エルダーフラワー
マスカットのような華やかで甘い香り。フルーティーで飲みやすく、ハーブ初心者さんにもおすすめ。ブレンドもしやすいハーブで、カモミールと合わせても美味。レモン系の「レモングラス」や「レモンバーム」とブレンドは、爽やかな味わいに。欧米では「インフルエンザの特効薬」といわれています。発汗作用や利尿作用があり、毒素の排出を助けます。市販でシロップが販売もされています。自家製のシロップやジャムを作るのも楽しいですね。私は最近作った柚子シロップにエルダーフラワーを加えてみました。相性バッチリ。
ハーブティーを楽しむ簡単なコツ
必要な道具
ティーポット
ティースプーン
お湯を沸かすポットorお鍋 ハーブを購入したら、おうちで美味しいハーブティーを淹れてみましょう。必要な道具は、ティーポットとスプーン。ティーポットがない場合、お茶用の急須でもいれることができます。茶漉しがあれば、お鍋で沸騰させたお湯に煮出して入れても大丈夫です。まずは、おうちにあるものでやってみましょう。透明なティーポットを選ぶと、ハーブの色の変化や動きが楽しめます。ティーカップ1杯に対して、ティースプーン1杯から試してみましょう。葉や花などのハーブの抽出時間は3分です。実や根などのハーブを抽出する場合は5分ほどです。ローズヒップやジュニパーなどは実、ダンディライオンなどは根になります。
ドライハーブの保管
購入したドライハーブは、直射日光を避け常温保管します。開封後は密封容器にいれておきます。煮沸消毒した瓶にいれて、キッチンにおいてもいいですね。可愛いハーブが並んだキッチンは気分も華やぎ、手に取りやすいのもグット。乾燥剤をいれるとなお良いです。あらかじめブレンドしたハーブをお茶パックにいれておくと時間のない時もさっと飲めます。
体調に合わせたブレンドアイデア
不眠→カモミール×リンデン
ほんのり甘くてまあるい美味しい味に。鎮静効果があります。緊張した神経を鎮めて、心を落ち着かせてくれます。不安を和らげてくれるので、心地よく眠りにつきたい時に。
デトックス→ルイボス×ネトル
すっきりと飲みやすいブレンド。ルイボスに含む成分のカリウムは利尿作用があります。デトックスを促すのでむくみ改善にも効果的。ネトルは鉄分、ビタミンC、葉酸を含み造血作用があります。また体内の老廃物を排出する働きがあるハーブです。
風邪予防→エルダーフラワー×カモミール
フルーティーで優しいブレンド。エルダーフラワーは風邪予防、症状の緩和に効果的です。カモミールは炎症を抑え、喉の痛みをやわらげます。
生理痛→ラズベリーリーフ×ローズ
ラズベリーリーフは「安産のお茶」といわれています。子宮収れん作用があるので、生理痛や月経前症候群(PMS)にも効果があります。妊娠中の方も、妊娠後期8ヶ月以降から飲むことができます。
気分で選ぶハーブティー
リラックスしたい→カモミール、ラベンダー
集中したい→ローズマリー、ペパーミント
元気を出したい→レモングラス、レモンバーム
まとめ
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ハーブティーに興味を持っていただけていたら、嬉しいです。
毎日忙しく頑張っているみなさま。休むことも忘れてた…なんてことありませんか?そんな時手を止めて、休憩しましょう。いい香りに包まれて、リラックスできます。ハーブティーを飲んで、皆さまの心と体がほぐれてあったかくなりますように。