大人になっても、繰り返し読んでは号泣する推し漫画「BASARA」を語りたいだけの記事
今、菅田くん主演のドラマ「ミステリと言う勿れ」が注目されていますね。このドラマは田村由美先生の漫画が原作です。
田村先生は、他にも素晴らしい作品をたくさん創られています。
なかでも不朽の名作と言っても過言ではない「BASARA」という漫画をぜひ読んで頂きたい!
その思いを今回記事にしました。
私は、幼少期から田村由美先生ファンです。
全作品読みました。連載も読み切りも。
たくさんの作品がある中で、私の最推しは間違いなく「BASARA」です。
概要(Wikipediaより)↓
小学生の私は、本屋で第1巻を立ち読みをして、雷に打たれたような衝撃を受けました⚡️
壮大なストーリーにワクワク・ドキドキが止まらず、
「これは立ち読みで終わらせてはいけない漫画だ!」
「家でじっくり読まなあかん!」
と興奮し、なけなしの全財産で1巻から5巻くらいまで、その時本屋さんにあったものを全部購入しました。(すっからかんです)
そこからどっぷりとBASARAにハマり、連載が終了した後も、成人してからも、たまに読み返している作品です。
何がすごいって、
・少女漫画としてのロマンスあり(ドキドキのBL要素もあり)
・歴史ファンなら気付く史実オマージュあり
・少年漫画的な「夢・仲間・バトル」の胸熱展開あり
・「誰が裏切り者か」的なミステリー、サスペンス要素あり
・刀と仲間を集めて旅をするRPG的要素あり
とまあ、モリモリの情報量で見どころ満載です。
とまあ、推し要素はたくさんありますが
一番は、
「少女漫画だけど戦争を綺麗事だけで描かない」
ところです。
残酷なシーンもちゃんと描く(グロとかではなく、人間の醜さや狡猾さ、戦争の愚かさなど)
殺人・裏切り・暴行もぼかさない。
主要人物でもあっさり退場させる。
敵も味方も、登場人物にそれぞれの背景や正義があるから、勧善懲悪という単純な構造ではない。
BASARAという作品から真摯なメッセージと熱量を沢山感じて、要所要所で号泣していました。
あれから大人になってからも読み返していますが、ストーリーを知ってるはずなのに今も毎回感動して同じ場面で泣きます。
そして、初めて読んだ頃は理解できなかった登場人物(浅葱や白の王・更紗の母)の心情が理解できるようになって、また別の場面で新たな感動もうまれます。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、作品に出会えたことに心底感謝したのはこのBASARAが初めてでした。
なんか、最近も読み返したせいか熱く語ってしまいましたが、「なんか面白い漫画ないかなー」とお探しの方、ぜひおすすめです。
余談ですが、中学生の時に揃えた分のBASARAは実家にあったはずですが、いつの間にかなくなり、Kindleで再度全巻買いしました。
※2022/02/08追記
でも、元々が紙派なのでAmazonで文庫版全巻セットも大人買いしました↓