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大人になっても、繰り返し読んでは号泣する推し漫画「BASARA」を語りたいだけの記事

今、菅田くん主演のドラマ「ミステリと言う勿れ」が注目されていますね。このドラマは田村由美先生の漫画が原作です。

田村先生は、他にも素晴らしい作品をたくさん創られています。
なかでも不朽の名作と言っても過言ではない「BASARA」という漫画をぜひ読んで頂きたい!
その思いを今回記事にしました。

私は、幼少期から田村由美先生ファンです。
全作品読みました。連載も読み切りも。

たくさんの作品がある中で、私の最推しは間違いなく「BASARA」です。

概要(Wikipediaより)↓

BASARA』(バサラ)は、田村由美による漫画作品である。『別冊少女コミック』(小学館)において、1990年9月から1998年6月まで連載された。2012年12月時点で累計発行部数は1500万部を記録している[1]1993年に平成4年度(第38回)小学館漫画賞を受賞した。1998年にテレビアニメ化された。文明崩壊後の日本を舞台にした架空戦記という、従来少年漫画の独擅場と思われていたジャンルでありながら、壮大なスケールのドラマを少女漫画らしいラブストーリーを絡めて描かれている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/BASARA

小学生の私は、本屋で第1巻を立ち読みをして、雷に打たれたような衝撃を受けました⚡️

壮大なストーリーにワクワク・ドキドキが止まらず、

「これは立ち読みで終わらせてはいけない漫画だ!」
「家でじっくり読まなあかん!」

と興奮し、なけなしの全財産で1巻から5巻くらいまで、その時本屋さんにあったものを全部購入しました。(すっからかんです)

そこからどっぷりとBASARAにハマり、連載が終了した後も、成人してからも、たまに読み返している作品です。

何がすごいって、

・少女漫画としてのロマンスあり(ドキドキのBL要素もあり)
・歴史ファンなら気付く史実オマージュあり
・少年漫画的な「夢・仲間・バトル」の胸熱展開あり
・「誰が裏切り者か」的なミステリー、サスペンス要素あり
・刀と仲間を集めて旅をするRPG的要素あり

とまあ、モリモリの情報量で見どころ満載です。

とまあ、推し要素はたくさんありますが
一番は、

「少女漫画だけど戦争を綺麗事だけで描かない」

ところです。
残酷なシーンもちゃんと描く(グロとかではなく、人間の醜さや狡猾さ、戦争の愚かさなど)
殺人・裏切り・暴行もぼかさない。
主要人物でもあっさり退場させる。
敵も味方も、登場人物にそれぞれの背景や正義があるから、勧善懲悪という単純な構造ではない。

BASARAという作品から真摯なメッセージと熱量を沢山感じて、要所要所で号泣していました。
あれから大人になってからも読み返していますが、ストーリーを知ってるはずなのに今も毎回感動して同じ場面で泣きます。

そして、初めて読んだ頃は理解できなかった登場人物(浅葱や白の王・更紗の母)の心情が理解できるようになって、また別の場面で新たな感動もうまれます。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、作品に出会えたことに心底感謝したのはこのBASARAが初めてでした。

なんか、最近も読み返したせいか熱く語ってしまいましたが、「なんか面白い漫画ないかなー」とお探しの方、ぜひおすすめです。

余談ですが、中学生の時に揃えた分のBASARAは実家にあったはずですが、いつの間にかなくなり、Kindleで再度全巻買いしました。

※2022/02/08追記 

でも、元々が紙派なのでAmazonで文庫版全巻セットも大人買いしました↓

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出典:amazon

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