【2020/1/1号】誰の人生にも自分が「今の自分」になった悲哀の物語がある

 新年早々、難解な記事を掲載した。「真の人間の人生には悲哀や慟哭や呻吟がある」と訴える執行草舟さんの記事である。

 著書『根源へ』(講談社)と出会ったのは4年前だった。すごい本だった。「一体、執行草舟とは何者なのだろう」と思った。知人から「その答えは『おゝポポイ!』(PHP)という本にある」と言われた。

 それは、同じように「執行草舟とは何者なのか」と疑問を持ったフリーライターが執行さんに約2年間、十数回に分けてインタビューした本で、執行祐輔という少年が著述家「執行草舟」になるまでの物語だった。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここから先は

1,759字

¥ 300

ためになる、元気がでる、感動する、そんな良質な情報だけを発信しています。 1か月無料で試し読みできます→http://miya-chu.jp/