見出し画像

キャリアコンサルタントの資格を活かせないでいる方の理由

①実務経験が不足している
資格を取得しても、実際にコンサルティングの場を得ることが難しいですよね。そりゃそうだ。人の悩みは目に見えてその辺に転がっているわけではないですからね。実務に必要なスキルや経験を積む機会が圧倒的に不足しています。そもそも一人じゃ経験積むって難しいですよね。

➁市場ニーズが限定的
キャリアコンサルタントの需要はありそうですが、特定の業界や職場でしか活用されにくいのではと思います。特に中小企業や個人事業主ではキャリアコンサルタントを雇う予定がない、つまり人材育成に手が回っていないのが現実だと思います。また、地域別の資格取得者を見ると顕著ですが、ばらつきありますよね。

➂活動の場が限られている
キャリアコンサルタントとして活動するには、特定の企業や休職者支援機関に所属することが多いです。フリーランスや独立して活動する場合には、集客や安定的な収入を得るためのマーケティングスキルが必要になります。自分を売り込むためにSNSのスキルも必要不可欠なのではないでしょうか。

④資格取得後のモチベーション低下
資格取得すること自体が目的となってしまい、その後の実務に対するモチベーションが低下することがあります。特に、他の仕事を持ちながら資格取得した人にとって、キャリアコンサルタントの仕事を始めることが現実的ではないこともあるようです。私もこのケースです。キャリアコンサルタントの資格を使って活動したいと思ってはいるものの、実際に社内でも使えないし、社外でも使えない時期がありました。会社の名刺に書こうかなと思ったのですが、書いたところでどうなるというところが見えなかったのでやめました。

⑤教育・研修体制の不足
キャリアコンサルタントとして活躍するために、定期的な教育や研修が求められますが、これらのサポートが不十分であると感じる方がいると思います。自己学習でスキルを磨く必要があり、そのモチベーションや環境が整っていないと活かしづらいです。一緒に勉強していた仲間がそれぞれの道に進む中で、孤独感を深めたり、人を羨む気持ちを抱える方もいるのではないでしょか。先輩のキャリアコンサルタント、ベテランのキャリアコンサルタント、独立しているキャリアコンサルタントとつながる機会は限定的でしょう。自己を磨く厳しさ、現実に直面する部分だと思います。

⑥労働市場の変化
経済の変化や雇用形態の多様化により、従来のキャリアコンサルタントの活動の場が縮小することがあります。例えば、フリーランスの増加や在宅勤務の普及によって、企業内での人材支援の形態が変わり、資格を活かす場が減ることもあります。今後のことは未知の部分がありますが、資格取得者が増えた後の飽和後に何が起こるかは想像がつく部分もあるかと思います。


相談上手は人生上手!

Instagramあります


いいなと思ったら応援しよう!