わたしの人生

私の人生って今思ったら何もかもを学んで何もかもを自分のものに出来てない、つまり学習能力とは？という感じの人生。

夜の世界はひと通り経験した。
キャバ・クラブ・ガルバ・風‥ある程度働いて男の人が悦ぶこと、は、学んだ。
両親がくれた容姿と、今の若さ、夜で培った言動で困らないほどにはモテる。

ただ、恋愛の学習能力はゼロ。0。ぜろ。

友達には「やめとけ」って毎回言われるほどの男性（その時の私には最高の彼）を好きになってしまう。

初めて付き合ったのは小学校6年生の時。放課後もずっと一緒にいる程大好きだった友達の初恋相手と付き合った。

その頃の私は、友達が取られてしまうのが嫌で、それなら私が付き合ってしまおうという何とも子どもらしい考えで告白したら付き合ってしまった。

‥まあ当たり前のことながらその友達とは仲が悪くなり、中学が別々ということもあって卒業して以来一度も会ってないし、現在SNSすら繋がっていない。

次に出来た彼氏は中学1年生の時。クラスで1番かっこいい男の子だった。
元々男子校だった私の学校は女子が少なく、ぶっちゃけ可愛い子もいなかった。

その男の子とはすぐに別れ、それから中学1年生の時には既にかっこいいと言われてた男の子とは殆ど付き合った。

中学1年生が終わる頃には女の子の友達は離れていって（当たり前）クラスで孤立した。

中学2年、3年と進級し、なんとかクラス替えで仲良くなった友達と過ごしていく中で、中高一貫校に通っていた私はそのまま高校へ進学。

そこで新しく高校から入ってくる外部生にかっこいい子いるかな〜と思いつつ、学習能力のない私は、またかっこいい子と付き合う。

その頃の友達は、もう何も言わずそれが私だと思って接していたのだそう。（最近聞いた）

そして高校卒業と同時に夜の世界へ。

友達の紹介だった。

初めはガールズバー

18歳の私には何もかもが新鮮で、輝いてて、死ぬほど楽しかった。

今思えばダサいけど、夜働いてることがステータスだと思ってた。

大学に進学したものの、友達は出来ず、1人だった私にはそこが居場所だった。

イケイケの店長に社長。若いサラリーマンとの出会い。

何もかもが楽しかった。

が、

大学に入って初めて出来たモラハラが酷い彼氏と喧嘩ばかりしてた私は精神が疲労し、精神科通いする。

自傷行為は止まらないし、日々の嘔吐。

1週間以内に5キロ以上痩せたこともあった。

その彼とは1年程でお別れし、遊ぶ期間を経て
５つ上のバンドマンもどきと付き合うことになる。

その彼とは2年以上一緒に過ごしたが、私の人生、後にも先にも1番嫌いで1番好きな男性だと思う。

精神疾患を患いながら風俗で働き、彼氏にはバレてもちろん喧嘩、DV、共依存、メンヘラへの道。

その頃から私は男見る目が無いんだなと自覚し始める。

と、まあそこから既婚者やホスト、と色んな人を好きになり今。

IT系の社長が好きな私。
まあこの彼も女の子が大好きで、結婚願望が無いから彼女作らないと断言されている。

身体の関係はあったし、私もそれで良かった。

その彼と、悲しくて愛しい夜を過ごすのは嫌いじゃなかったし。

むしろ「ごめんね」と言われながら抱かれる夜は、興奮するほど悲しかった。

その時は生粋のMなんだろうなと改めて自覚した。

‥と、まあなんとも学習能力のない頭の足りない成人済みの女が生まれたわけです。

何のために生まれてきたんだろうと考える夜ほど悲しいことはない。

元はと言えば私はアイドルになりたかった。

歌うことも踊ることも、可愛くなることも好きだった。

夜を通して、将来は自分の店が欲しいと思った私は両親に謝り大学を辞めた。

だけど、

今でも考える。

私はずっと「可愛くなるために生きてきたのに」と。

自分の店って欲しかったっけ？

私は可愛くなるために頑張って、

男の子に好きと言われるために可愛くなりたくて

アイドルになりたかったから可愛くなりたくて

私が生きる意味ってなんだろう。

そう思った夜、むしろ朝焼けが眩しいくらい。

久しぶりにエモーショナルな気持ちになって綴ってみた。