ソウシチョウ(相思鳥)
朝早い山には鳥の声が活発です。コガラ、シジュウカラ、ヒガラ、コゲラ、メジロなどの声とともにソウシチョウの声。声量のある囀りが聞こえました。
綺麗な鳥ですが、もともとは外来種。1980年以降、本種の中国大陸からの輸入が激増し、販路や多額に及ぶエサ代に困った悪質なペット販売業者が遺棄(放鳥)に及んで定着したようです。
営巣場所が競合するウグイスやオオルリが駆逐される危険があるということで、外来生物法で特定外来生物に指定されており、「日本の侵略的外来種ワースト100」の選定種の1種です。
実際この時はオオルリも一緒に居ました。
群れで生活するので、単独で生活するウグイスやオオルリに比べると見かける回数は圧倒的に多いですね~💦
番のオスとメスを分けてしまうとお互いに鳴き交わしをするため、相思鳥の名がついたと言われるそうです。実際、番でお互いに羽繕いをしている所も見たことがあり、「仲が良いな~🤭」と思わず微笑ましく思います。
他の鳥の居場所を奪わずに、仲良く暮らしてくれるのであれば…とは思ってしまいますね。