どんなに仲の良さそうな家族でも、それぞれ悩み苦しんでいる。
私は長野県で手相鑑定士として、県内外の様々な方のお悩み相談をしています。
近年「家族の悩み」相談が増えています。
幼い時から親に呪文のように言われ続けた言葉に苦しむ20代、30代の人達。
「みんなが見ているから馬鹿な事はするな。普通に生きろ」
「おまえに出来るわけがない」
「お母さんを悲しませる事はしないで」
「まだ結婚しないの?」
世間の目を気にしたり、ネガティブな言葉を浴びさせられたり、自分が気にしている悩みに土足で踏み込んできたり。
私も親からネガティブな呪文を言われて育ってきたため、ご相談者の想いがよく伝わります。
以前、仲の良さそうな親子が手相鑑定を受けに来ました。私はどんな親子であろうともお互いに席を外していただき、プライバシーを重視して行います。お母様の手相鑑定をしてお話しを聴くと、長年悩みが多く世間体を気にしすぎて自分を生きていませんでした。そこで、私は手相鑑定でお母様の生まれ持った性質を伝えると、沈んでいた表情がパッと明るくなりました。
一方の娘様は、将来やりたい事があるが、世間体を気にする母親に口うるさく言われることとでやる気がなくなることを悩んでいました。
お二人の手相鑑定が終わり、親子でお互いの手相鑑定の話をしたのでしょうか。
娘様が私に一言。
「お母さんも悩んでいたんだ…。お母さんも大変なんだ。」
娘様がお母様を理解したことで、その後何度か手相鑑定でお会いするたびに、この親子の関係は目に見えて良くなっていきました。
どんな親子であっても、手相が全く異なるように、抱える悩みや問題も全く違う。