話題のEA「Refine」と「AssyeGBP」を比較してみた話(゚д゚ )
こんにちは。miyaです。
普段はXでシステムトレード(自動売買)について呟いています。
https://twitter.com/miya_fx_ea/
今回はアオタロウさんの新作EA「Refine」についての記事です。
RefineはどんなEA?
まずはRefineの仕様について。
「Refine」はアオタロウさんが過去にリリースした「Assye GBP」「アオポン」「ポン・チャン」などのGBPJPYシリーズEAをブラッシュアップした作品です。
その中でも最も人気が高く、実績も良い「Assye GBP」がベースとなっているようなので、今回は「Refine」と「Assye GBP」を比較していきいます。
エントリー/クローズの比較
アオタロウさんのEAは、上位足のトレンドに対して1分足で発生した押し目や戻り目を見て、上位足の方向にエントリーを行うロジックが多く採用されています。
また、クローズはTP/SLの他に内部ロジックで行います。
トレーリングストップは採用されていないようです。
この辺りは「Refine」「Assye GBP」どちらも共通していますね。
次にTP/SLの数値については以下の通りです。
「Refine」はTPが小さめに設計されており、より現実的にTPを獲りにいくイメージです。
また、SellのSLは125と少し深くなっています。
過去10年間のバックテストではBuyのSLが269回、SellのSLが15回と、SellのSLは非常に少ないようです。
GBPJPYの通貨特性や、ここ数年の円安の相場によってSellのSLを広く取っているのかもしれません。
損益の比較
次に損益グラフを比較してみました。
「Refine」が青色、「Assye GBP」が緑色です。
全体的に非常に似たグラフになっていますが、「Refine」が有利に動いているようです。
「Refine」は2010年〜2023年をインサンプル期間として作成されているため損益の違いについてはあまり意識していませんが、グラフの上がり方、下がり方が近いことから、「Assye GBP」の特性をベースに運用を考えても大きな問題は無さそうです。
取引データの比較
岩ライザーで分析した取引データを見てみましょう。
・取引回数 / 勝率
取引回数は「Assye GBP」と比較して30%ほど少なく、勝率は4%アップしています。
より厳選されたエントリーになっているようです。
・保有時間
保有時間平均値が4時間35分から5時間47分へと伸びています。
エントリーを厳選したことでSLに掛かる回数が10%程度減少していたため、その影響でしょうか?
・平均獲得pips
平均獲得pipsは「Assye GBP」が4.2pips、「Refine」が6.26pipsと大きく増加しています。
GBPJPYはスプレッドが広いためシビアにブローカーを選ぶ必要がありましたが、獲得pipsが大きく増加したことによりブローカーを選びやすくなった印象です。
・リカバリーファクター
リカバリーファクターは13.3から19へ増加しています。
一般的に10年間のバックテストで10あれば優秀とされていますが、「Refine」は19と非常に高い数値が出ています。
不利な取引が減少したことにより、収益性や損失回復能力も大きく向上しているようです。
結論、どっちがオススメ?
個人的なオススメは「Refine」です。
本来EAを購入する際は長期間のリアルフォワード実績を確認できることが望ましいですが、今回は「Assye GBP」のロジックがベースとなっていることから、今後も好調を維持する可能性が高いと思っています。
より慎重にEAを稼働させたい方は長期のリアルフォワードが確認できる「Assye GBP」をオススメします。
また、現在の販売価格に大きな違いがあります。
「Assye GBP」はスタンダード版で6万円、アンリミテッド版で8万円
「Refine」はスタンダード版で3万円、アンリミテッド版で4万円と、半額で購入できてしまいます。
※割引期間は4月末で終了
同じEAでも稼働させるブローカーによって成績が大きく変わることは多いため、口座数無制限のアンリミテッド版が4万円で購入できるのは有りえないレベルでお得です。
私は6ヶ月以上複数のブローカーで成績を比較し、成績上位のブローカーで本稼働させるつもりです。
以上、「Refine」と「Assye GBP」の比較記事でした!
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