見出し画像

息子のアレルギー記録#6▶︎旅先で救急受診した話


息子の1歳の誕生日を兼ねて旅行に行った先で、“全身蕁麻疹”を発症した話をしようと思う。

✔️旅の教訓


今回の宿泊先は星のリゾートリゾナーレ八ヶ岳とエクシブ蓼科 2泊3日の予定だった。息子にとって人生2回目の旅行であり、私たち夫婦も家族3人で行ける旅行をとても楽しみにしていた。

ちなみに息子にとって人生初めての旅は生後半年頃に義両親、義姉夫婦と行った三重旅行である。この三重旅行の時に皮膚状態が悪化し、ホテルのタオルや寝具も気をつけないといけないという教訓があったため、タオル類も詰め込み荷物はぱんぱん。準備万全!と思われていた。
(タオルや寝具の洗剤が息子の皮膚に合わずにトラブルが発生したと思われる)


注意喚起!の意味も込めて、誰かのためになれば嬉しい。


✔️子連れにおすすめの宿

星のリゾートリゾナーレ八ヶ岳は子育て真っ最中の家族にとって、とても良い場所であることは間違いない。(1才の誕生日に行ったきりであり、現在の状況は調べて頂きたい…)

部屋によるのだろうが、私たち家族が泊まった部屋はレストラン・フロントに比較的近く移動しやすい場所にあった。室内も広く、子どもが飽きずに遊べるおもちゃが用意されていたり、ベッドルームにはベビーベッドもあった。キッチンも完備されており、マグを洗ったりととても重宝した。

またレストランの食事のテーブルには子どもが使える用のウェットティッシュがBoxであり、ちょっとしたおもちゃも貸してくれた。子どもが落とせば、すぐにスタッフが対応してくれる。
何よりありがたいのが、0才や1才の子が食べられる離乳食が用意されていたことだった。

ここで経験したかったことの1つ。
普段ベビースイミングに通っていたのだが、ベビースイミング以外の初めてのプールを家族で経験した。SNSだったか、HPだったかで“プールデビューにおすすめ”とあった通り、0〜1才にぴったりの水遊び場だった。

そしてイタリアの山岳都市をイメージして建てられた路面店が並ぶ通りには、お洒落な雑貨店やカフェもあり、大人が歩いたり買い物したりも楽しめた。

盛大なイベント時期に行けば、なお楽しめたに違いない。


✔️全身蕁麻疹を発症


私たちが泊まっていた日にマルシェがされていた。どうやらホテルが出店しているのでは無く、外部から売りに来られているようだった。あるお店でパンを購入した。

息子は少し前に食パンを摂取できるようになっていたこともあり、販売されていた方に“卵不使用かどうか”“アレルギーの息子でも食べられるかどうか”十分に確認した上でパンを購入した。
外出先で同じ物が食べられるというのは嬉しいことである。

もちろん摂取量は注意した。
食べてしばらく経った頃、息子がグズグズ言い出した。車移動が長かったこともあり、疲れや眠気によるものだろうと思っていた。

パンを摂取してから、約1時間半後。
顔は耳まで真っ赤になり、痒そうな仕草。気づけば全身蕁麻疹。

ここまでの症状が出たこと無く、抗アレルギー薬はシロップで処方されていたため、旅先に持ってきていなかった。

✔️受診できる病院が見つからない

看護師の私。最悪のことが頭をよぎる。
・抗アレルギー薬がない
・初めての全身症状。どこまで悪化するのかわからない
・まだ症状の程度を訴えられない子ども
・血圧、SpO2など数値として見られるものがない

呼吸状態は大丈夫そう。救急車を呼ぶレベルではない。
自家用車にて受診しよう!しかし土地勘が無く、発症したのは土曜日の午後。もし近くにクリニックなりがあっても受診できないであろう。そうなると救急受け入れしている病院となる。

とりあえずホテルマンの方に現状を伝え、子どもが受診出来そうな病院なりを聞いた。しかし、“ここ”という所を教えてもらえず。
結局、自分たちで1件1件電話をし、受診出来る場所を探した。

八ヶ岳というだけあって、近くにいくつも病院があるわけでは無く、有料道路を使用し受診することとなった。到着してすぐに呼吸状態を確認してくれ、SpO2は大丈夫。ピークを思うと蕁麻疹もやや軽快してきている。診察後に処方箋を発行して頂いた。

ちなみにだが、県外ではまる福が使えない為、保険診療の3割なりの支払いが必要となる。ただし後日、まる福発行地域にて手続きをすることで返金して頂ける。

さて、病院受診するのに手こずったわけで、次 処方を頂くのにも手こずった。救急で2〜3日分の処方が貰えることがあるが、受診したところは院外処方であった。
しかも処方してくれる薬局が近くに無く、なんとか見つけ出すも小児の調剤は困難と断られたり…【なんて地域なんだ!】と愕然とした。

最終的に小さな町の薬局というような所で処方して頂けることとなり、本当に安心したのを覚えている。

✔️まとめ

アレルギーを発症する可能性のある子どもと旅をする時は、事前に小児科に相談し、水に解いて飲める粉薬を用意しておくと良かったと感じる。
それ以前に、外出先で食べる物は“危険”と判断し、持参したものしか食べさせないようにしたりと、親の意識を高めておく必要があった。

今アレルギーの経過を振り返っていて思うのが、息子はやはり食べられるようになったと感じていた“小麦”で大なり小なりのアレルギーを発症していたのではないかと。それに気づかず食べていた為、セルフ経口免疫療法ができていたのか…?!


noteの♡はアカウントの無い方でも押せますので、気に入った記事や応援の意味で押して頂けると嬉しいです。


いいなと思ったら応援しよう!