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見栄をはらない

結婚していたとき、
”幸せな家族” と ”幸せそうにみえる家族”が
ごっちゃになっている時期がありました。

結婚生活は不安がつきまとう日々だったにも関わらず、

SNSで”幸せそう”な写真をアップし、誰かに証明しようとすることで
「私は幸せだ」と言い聞かせていた気がします。

当然、見栄を張ったところで心が満たされるわけもなく、
ただ虚しさが残るだけ。

そんな私の背中を押した言葉が、

「誰にも自分のことを証明する必要はない」という言葉でした。

そうだよなぁって心にじんわり沁みましたね。

なぜ人に感情があるかって、
素直に誰かに伝えることで、辛い時期を支えてもらうためでもあるし
自分が何を求めているか、私自身が知るためでもある。

私は一体何のために?誰のために?
見栄を張って「自分が幸せだ」と証明しようとしていたんでしょう。

悲しいときは「悲しい」と認め、受け入れ、
逆にどんなにちっぽけなことでも、
その瞬間幸せだと感じたらそれを誰かに伝えてもいいんですよね。

私が“幸せ”に生きるためにすることは、
見栄をはらず、私のままで生きること。

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