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恥を積んでいこう

「恥をかく」、という言葉はあるが「恥を積む」という言葉はない。恥研究科の中川諒さんと話すと恥は「かく」以外に表す言葉がないようだ。確かにGoogle先生に聞いても「恥を積む」という言葉は出てこない。

「恥をかく」というフレーズはネガティブなイメージがあるのでどうも好きではない。知らないことを聞いたり、誰かに助けを求める、やったことがないことをやってみる。どれも自分のコンフォートゾーンを広げる行動なので、私は徳を積むように「恥を積む」という言葉を勝手に使ってる。「それ、いい恥積んだねー」なんて言いながら。

迷ったら恥をかける方を選ぶ、これが私の行動原則だ。といってもこれができるようになったのはほんの一年前から。それまでは「他の人からどう見られてるかな?」、「これ知らないって思われたら恥ずかしいから聞かないでおこう」など他人の目ばかり気にしていた。

先日、大好きなVoicyパーソナリティーの伊藤羊一さんが生配信をしてるとTwitterで知り聴いていた。ひと通り終わり、「ここからは配信ではなく質問あれば何でも答えまーす。質問ある人は手を挙げてくださーい。」という状況になった。

来た…
恥を積むチャンスだ。

大好きな羊一さんと話せるチャンス…

どうしよ…、やめとこかな、いやぁー手を挙げるやろ、いや…、と迷った結果手を挙げるをタップしていた。

僅かな時間だったが羊一さんと恥についてお話しした。彼は「恥はガンガンかいちゃおう。俺なんて知らないことばっかりでその都度皆んなを頼って聞いてるからさあー。恥をかけることは素晴らしいことだよ」と言ってくれた。

迷ったら恥をかける方を選んでよかった。

さて、今日はどんな恥を積もうか。


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