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ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある:西野亮廣
こんにちは。STANDの宮原です。
本日もオススメの本を紹介します。
今回は、西野亮廣さんの最新作のゴミ人間の作品をご紹介します。
久しぶりに本を読んでリアルに泣いてしまうほど、西野さんの実体験が自分のこれまでの経験と重なり、
胸に刺さるメッセージが満載でした。
今回の作品は12月に公開されたえんとつ町のプペルの映画が上映されるまでの
リアルな裏側を赤裸々に書かれた内容で、華々しい結果の背景には血の滲むほどの努力が書かれています。
結果が出たら報われることがありますが、そこまでの先が見えない期間色んなことに直面しながらも、
汗かきまくって泥臭くチャレンジしてきて、どうにか乗り越えてきた人は本当にカッコいいです。
映画で描かれているえんとつ町は、夢を語れば笑われて、行動すれば叩かれる現代社会そのものです。
ファンタジーなどではありません。私たちの身の回りで実際に起きていることです。
バッシングを浴び続けても、行動し続ける西野さん
西野さんには、「エンタメで世界を獲る!」という壮大な夢があります。
ただ、その夢はどう考えても大きすぎるので、西野さんはずっと世間からバカにされ続けてきました。
しかしそれでも西野さんは自身の夢を諦めず、ただひたすらに行動し続けます。
この西野さんの行動力は、「不完全燃焼の日々を過ごしている人の胸に確実に突き刺さる」と断言できる素晴らしいものです。
ただ実のところ本人以外には本当の壮絶さは分からないと思います。
外野が想像する西野亮廣の壮絶さと西野亮廣本人の壮絶な体験は大きな乖離があり、
「嬉しさの正体は、完成した喜びというより、恐怖から解放された安堵」と伝えているのが本質だと思います。
この本のレビューも概ね評価が高いですが、低く評価してる人も色々と書かれてますが、
外野が色々言うよりは、まず自分がやってみてから意見を言う人は言ったらと思います。
自分ができないことを人に向けて言うのは簡単ですが、生産性がないので自分はあんまり好きではないです。
最後に、学びになった所をメモしておきます。
ぜひ皆さんも読んでいただければと思います。
■メモ
・「何をしたら確実に目的を達成できないか」をリストアップ ・リーダーがやってはいけない仕事は「多数決」。全員の意見に耳を傾けて、最後は独裁する。 ・正解を選ぶのではなく、選んだ道を正解にする。 ・誰もやったことのない挑戦」には正解がありません。 ・学び狂って、強くなれ。圧倒的な強さを手に入れて、誰よりも優しくなれ。
西野さんがリーダーとしての覚悟や心掛けていることを記されています。
リーダーは、もともと「チームを束ねる力」を兼ね備えているわけではありません。チームを束ねる立場になってから、必要に迫られて「チームを束ねる力」を手に入れます。
僕は、まだその途中。毎日勉強させてもらっています。
そんな中、僕がリーダーであるために心掛けていることは次の2つ。
・全員の意見に耳を傾けて、最後は独裁する。
・正解を選ぶのではなく、選んだ道を正解にする。
リーダーがやってはいけない(もっとも無責任な)仕事は「多数決」です。
「多数決」で決めてしまえば、その判断が悪い方向に転んだとしても、リーダーには「決めたのはキミ達自信じゃないか」という言い訳が残ります。
責任を背負わないリーダーなど必要ありません。
全員が反対しようとも、結果的に全員を守れるのであれば、反対意見を押し通すのがリーダーの仕事です。
そしてもう一つ。 「誰もやったことがない挑戦」には正解がありません。
右に進もうが、左に進もうが、成功も失敗もあり得ます。
その問題に確かな正解があるのであれば、皆で正解を選べばいいだけの話なので、リーダーなど、必要ありません。
リーダーが必要になるシーンは、「正解のない問題」と対峙したときです。
そのとき、迷ったところで正解などないので、リーダーは「選んだ道を正解にする」しかありません。
選んだ道を正解にする為の施策を全て打つのがリーダーの仕事です。
才能の違いを見せつけろ。
人は、圧倒的な結果を創出する力を「才能」と呼ぶ。
才能は、「生まれ持ったモノ」でも何でもない。
才能とは「挑戦した数」だ。
挑戦し、そこで背負った想いや傷の集合体が「才能」だ。
キミには、それがあるか?
持ち合わせていないのならば、怯むな。
今すぐ手に入れに行け。
■著者プロフィール
1980年生まれ。芸人・絵本作家。99年、梶原雄太と「キングコング」を結成。人気絶頂の2005年に「テレビ出演をメインにした活動」から軸足を抜くことを決意。09年に『Dr.インクの星空キネマ』で絵本作家デビューを果たす。16年に発表した絵本『えんとつ町のプペル』は累計発行部数50万部超のベストセラーに。20年12月公開予定の映画『えんとつ町のプペル』では原作・脚本・制作総指揮を務める。現在、有料オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』を主宰。会員数は7万人を突破、国内最大となっている。
「2020年 『ゴミ人間 日本中から笑われた夢がある』 で使われていた紹介文から引用しています。」