頭の中のゴミを捨てて、クリアな頭脳とメンタルを取り戻すには

・仕事や勉強に集中するために、心や体を緊張状態にしなければならない

・あるいはコーヒーを飲んだりして気合を入れないと集中モードに入れない

・・・それは本当の「集中」ではないし、頭のゴミがかなり溜まっている状況だ。


それを教えてくれたのが下記の本。

本当の「集中」は、リラックスした状態で入るもの。

その状態に入るためには頭のゴミを捨てなければならない。


この本に書かれていたことは、QEEG検査・TMS治療を受けているクリニックで言われたこととも符合する。

TMSは「外的に頭のゴミを除去する治療」だが、自分自身の思考を変えていくことでも、頭のゴミを捨て、頭をクリアにした状態で生きていくことができると思う。

ただ、俺たちADHDは頭のゴミが溜まりすぎていて、本に書かれているような「頭のゴミの捨て方」が簡単には実践できない。

一旦TMS治療で強制的に頭のゴミを排除して、そのうえで、今後の「頭のゴミ防止法」として本の内容を実践していくのが良いと思う。

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本に書かれていた内容を、自分の備忘として、以下まとめてみる。

捨てるべき頭のゴミは以下の8つであり、それぞれの捨て方を整理する。


①感情

感情なんて、ただの生理反応だ。感情に支配されるのはサルやゴリラ。感情は娯楽として味わえば良い。感情にとらわれないためには、物事を「高い抽象度」で見ればよい。そして、自分の「ゴール」に無意味な感情は無視する。

②他人のモノサシ

本当に欲しいものは何か。それは他者からの刷り込みではないのか。世間の通念や他人の目を気にしない。自分の本音にフタをしない。

③過去の自分

過去は未来に影響しない。未来が過去を変える。過去の自分を捨てること。未来ベースの考え方になれば、過去の自分も今の自分も最高の自分になる。

④マイナスの自己イメージ

自分自身による刷り込みは強力。失敗体験の反芻は頭のゴミ。失敗してしまったときは、自己評価は高く保ったまま、「こんなのは自分らしくない、もうしない」と考えれば良い。

⑤我慢

やらされ感はパフォーマンスを下げる。やりたくないことをやめてみる(あるいは、やめた状態をイメージしてみる)。やめても大丈夫だということに気づく。

⑥自分中心

自己中心な本音は「ゴール」にならない。自分だけの幸せではなく、他人も一緒に幸せになってこそ本当の幸せ。自分の快感だけを求めるのは「ゴリラの幸せ」。やりたいことを見つけるには「自分が何をすれば他人が喜ぶか」を考えること。臨場感の高い、心から望むゴールがあれば、頭のゴミはほとんど無くなる。

⑦失敗の恐怖

未来が最高であれば、過去の自分も最高になる。最高の未来のために様々な出来事が必要だっただけ。現代に「恐怖」はない。感じても意味のない恐怖であり、「感情を娯楽にする」こと。

⑧論理へのとらわれ

現実の事象は「A→B→C→D」などと、順番・直線的に展開しない。順を追って整理しようとしても無理。全体がわかることで部分がわかる。論理を飛び越えれば、論理の迷路に迷い込まない。また、部分だけで全体がわかることもある。AからDに一気に行くひらめき。ひらめきを生むには抽象度を上げること。



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