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BIM利用技術者試験2級を受験した話


ここ数年、毎年何かしらの試験を受けている(受けさせられている)ような…。
今年は「BIM利用技術者試験2級」を受けました。

結果は「合格」。
ひと安心。ほっ。


というのも、4月にBIMの業務を行う部に配属されたばかりでして、知識・能力の向上、そして名刺に資格を書いて箔をつけようというのが目的だったのです。

今回は、今後試験を受ける方向けに、当日の流れや感想メインでご紹介。
試験構成はサンプル問題とほぼ同じだったのであまり書いていません。




1. 試験の概要

試験の概要は以下の通りです。

  • 試験名: BIM利用技術者試験 2級

  • 試験日: 指定会場に行ってPCで受ける方式なのでいつでも受けられます。

  • 試験時間: 60分

  • 受験料: 7,700円(税込)

  • 合格基準: 各設問50%以上かつ全体70%以上正答。


試験は「CBT方式」と言って、パソコンを使用して採点まで自動で行ってくれるシステムです。


試験の流れを簡単に説明します。


【事前】
まず試験の日にちと場所を決め、申込み、支払いを済ませます。
受験票とかはどうやら無いようです。



【当日】
「身分証明書」だけ持って試験会場に。
早めに着きましたが、すぐに案内され試験を始められました。

まず受付で身分証の提示を行い、荷物は全てロッカーへ。
書類に名前を書いて試験の説明を受けたら、1人1台のパソコンが置いてある席へ案内されます。
耳栓だけ置いてありました。

席についたらマウスを操作し、試験の説明や操作練習の画面が出てきますので流れに沿って一通り目を通します。

時間は勝手に計ってくれるので、自分のタイミングで「試験スタート」。
問題が表示され、正答だと思うものをクリックしていきます。
前の問題にも戻れますし、回答を変更することもできるので、そんなに焦ったり緊張する必要はありません。

全部解き終わって見直しをしたら「試験終了」をクリック。

するとすぐに「結果を表示」のボタンが出てきますので、そこをカチッとすれば、画面に合否が出てきます。
合否を待つドキドキ感もなく、気づいたら合格してました。



2. 試験の内容

試験内容は下記のとおり。

■BIMの基礎
BIMとは、BIMの基礎
■BIMの実践
建物のライフサイクル全体で利用されるBIM、計画・設計段階における
BIM、施工段階におけるBIM、BIMの国内外での活用状況
■BIMと人材
BIM技術者の役割、オーナー・ユーザーのBIM利用
■BIMの発展
BIMの標準化と情報流通、BIMへの期待

試験元公式ページより


〇‪✕‬‪‪問題3択問題が合わせて45問と
選択穴埋め問題が15問くらい
で、合計60問でした。


形式はサンプル問題と同じです。


時間については、普通に解いて30分弱で終わりました。
見直し含めて60分っていうのは妥当ですかね。


試験の準備は、テキスト1周+公式で公開されているサンプル問題を解いた程度で、理解度は上の下くらい。
会社で先に受けた方々(BIM歴1~3年くらい)は難なく受かっていたようなので、正直そこまで不安はありませんでした。


3. まとめ

先ほども書いたように、結果は試験が終わった瞬間にパソコンの画面に表示されますので、その場で合否がわかります。

私の結果はこんな感じに。

■BIMの基礎 … 78%
■BIMの実践 … 92%
■BIMと人材 … 80%
■BIMの発展 … 100%

■総合 … 88%  【合格】



試験対策

BIM利用技術者試験2級に合格するためには、以下の対策が有効です。

・テキストで学習する
BIMの基本的な知識を学ぶためのテキストが数多く出版されていますが、今回は指定のテキストで十分網羅できます。
というかテキストの文章からしか出ません。
テキストで学習することで、体系的にBIMの知識を身につけることができます。

サンプル問題を解く
サンプル問題を解くことで、試験の出題形式を把握することができます。



資格を取るメリット

BIM利用技術者試験2級を取得する際の特に主要なメリットは以下の3つです。

  1. 専門知識の証明: BIMに関する専門的な知識やスキルを公式に証明でき、業界内での信頼性が向上します。

  2. キャリアアップ: 資格を持つことで、昇進や転職の際に有利になり、企業からの需要が高まります。

  3. 業界ニーズへの対応: 建設業界でのBIM導入が進む中、資格を持つことで最新の技術やトレンドに対応できる能力をアピールできます。


一級建築士の様に「資格があるから可能になる業務」というものは特にありませんが、上記に対しては有効でしょう。
これからの建築業界には大変重要なスキルであることは間違いありません。



4.感想

受けながら「合格は余裕だな〜」とは思っていましたが、随所で納得いかないところがありましたね。

まず、テキストの文章を丸暗記していないと得点できない選択穴埋め問題。
ニュアンスの近い言葉や、正答になり得る語句が2個ある…というところが混乱。


次に、前提の無い問題文。
これもテキストからそのまま引用しているゆえだと思いますが、例えば日本の事を言ってるのか世界の事を言っているのかわからない問題。
日本と世界ではBIMの使用状況は10年近い差があるところもあるので、必然的に正答が変わってきますよね。



まぁ私の勘違いかもしれないですけど?
テキスト丸暗記すればいいだけですし?
と、気を取り直して。(直せてない)



BIMの知識を深める良い機会になったことは間違いありませんし、BIMは建築業界の未来を担う技術だと私は思っています。
勉強を通して、BIMの重要性や可能性を改めて実感しました。

また、専門用語の苦手意識が強い私にとって、BIMの学習は決して楽なものではありませんでしたが、新しい技術に触れ知見を広めることができたことは楽しかったです。


しかし、名刺に書くのに「2級」ってなんだか…
まぁ私が試験の目標設定した時は2級しかなかったのですが、最近「準1級」「1級」が登場しまして。

案の定、1級受けろって言われましたのでまた頑張ります。



※おまけ※記事作成に使用したAIの紹介


最後になりましたが、今回の記事は下記サイトを試しに利用しながら書いてみました。
比較検索が便利な「天秤AI」です。

プロンプトの指定により、章立てや文章構成を考える補助をしてもらいました。
しかし、自分らしい文章を作るには手を加えるか、そういったプロンプトを与えないとだめですのでしばし勉強ですね。


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