リデュースする働き方
こんにちは、UXデザイナーの宮地です。
日経COMEMOさんのお題について投稿します。
私は、名古屋市で生まれ大学生活を福岡で過ごし、その後愛知、神奈川県川崎市、東京杉並区、名古屋市に住んできました。神奈川・東京時代は渋谷、日本橋、現在は名古屋駅前勤務なので、比較的都会で働いていると言えるかと思います。
プライベートではキャンプ、釣り、スキー、MTB、林道ツーリングなどアウトドア系の趣味が多いです。始めたころの10代~20代は、自然に触れ合い満喫することが目的ではなく、友達とどこかに行くことが楽しかったからでしたが、40歳ごろから自然や田舎のゆっくりした時間の流れに身を置くことの優雅さを感じるようになってきました。
そうしたプライベートの心境変化と共に、田舎でのんびりと働いてみるのも悪くないかなあと思い始め、テレビで長野の農村や石垣島、海外だとバンコク・クアラルンプールに移住生活している人達を見ると、とても羨ましく”いつかは自分も移住してみたい”と憧れを持つようになってきました。
現在、仕事の方のアカウントでは、アセアンの人達の働き方をテーマにジャカルタの人達の仕事の生きがいをアンケート調査してnoteに投稿しています。この中で、彼らの生きる事・生活する事・楽しむ事を第一に捉えた生活価値観に触れていることも憧れが強くなっている一因なのかもしれません。
「地方生活への憧れ」ている事
COMEMOさんのお題を機に、自分のありたい生活を整理するために地方生活・働く事の何が自分の憧れになっているかを考えてみました。
自然を満喫できる生活をしたい
田舎の素朴な人たちと交流したい
綺麗な青い空、澄んだ空気を感じながら過ごしたい
産地の取れたての海産物や農産物を美味しく食べたい
都会の雑踏や満員電車、人ごみのストレスから脱したい
どの理由も少なからず期待しているところではありますが、自分の中で絶対必要な条件では無い気がします。
「都会で働く・生活するメリット」と思う事
では逆に都会で働く事・生活する事で、自分はどんなメリット得ていると思っているのか自問してみました。
仕事で新たなプロジェクトや開発案件に挑戦出来る
いろいろな人達と仕事や趣味を通じて交流できる
社外のワークショップなどで、自社以外の人との出会いが多い
そうした人たちと刺激をしあいながら切磋琢磨できる
収入の多い仕事に就きやすい
仕事の刺激に必要な勉強になるデザインスポットやショップが多い
美術館・博物館が多く、デザインイベントもたくさんある
雑多な街文化から刺激を受ける
都会で働くメリットを羅列してみると、これらを喜んで享受している一方で、このメリットや刺激が自分にとってはオーバースペックだと感じ始めていることに気づきました。
地方に行って情報、交流、刺激、お店、収入、仕事の質が減ったにしても、
その分優雅な時間が過ごせる身の丈にあったものにいろいろ全てをリデュースしたほうが、自分らしくなるのでは無いかと思っている自分がいました。そこで今自分がリデュースしても良いものを考えてみました。
リデュースしても良いモノ
仕事の質・量
新しい仕事・刺激的なプロジェクト
仕事に対する強い責任感やプレッシャー
プレッシャーに打ち勝ち、成功した達成感や賞与
流行に触れること・都会の刺激
最新の服・雑貨・家具・情報機器
多種多様な分野の人達との交流
雨の日も風の日も寒くても暑くても、多少体調悪くても会社に行くこと
うーーーん 都会のメリットが自分にとってそれほど必要ないことが明らかになってきました。これなら地方の暮らしも行けるのでは無いかという気がしてきましたが、まだ踏ん切りがつきません。
あとは何が必要なのでしょうか?家族の同意?収入の保障?
いろいろ考えてみましたが、最後の一押しに何が必要なのかは、思い付くことが出来ませんでした。でも、自分にとって都会で働き続ける理由が特別大きくないことがわかっただけでも、すっきりしたし、こうした事を自問自答できる有意義なきっかけとなりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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