曼珠沙華 物語シリーズ
幻日・華陽炎の譜 (現1〜4…)
★覚え書きと途中経過★
…一度upした事があります。まだ完成に至っておらず
このシーン ご存知の方はスルーして下さい。…
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彼女の故郷は、四季の移ろいが美しい静かな湖畔。
疎(まば)らに広がる住居の屋根は、さながら 遠い他国の風景にも似て、
訪れるわずかな旅人の歓声すら 木々に吸い込まれるように消える。
秋の夕暮れは早い。
穏やかに駆け抜ける 少し冷たい野風
満天の星に抱かれたまま 宇宙に漂う心地良さ。
この長閑な地の 更け行く宵に、幼子の 可愛らしい笑い声が聞こえると言う。
それは、優しい風の音なのか、木の葉のさやぎか、湖面を躍る波の奏でか…
遠く、近く、本当に楽しそうに…
そんな宵がある事を、郷人(さとびと)さえも 知らない。
♪…星降る宵の
夜目に輝く 紅蓮の花は
毒の衣を身に纏い
心焦がして 秋毎に
その身の業が尽きるまで
夜露にまみれて 泣いて咲く♪
♪...想い疲れた旅人が 水際に忘れた ため息を
思うて 今宵も 泣いて咲く♪
♪...飽かずに眺める 秋色の空
素足に冷たい 波際で
何を思うて揺れてみる
華陽炎の道標 …♪
(はなかげろう の みちしるべ)
・・・・
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幻日・華陽炎の譜 (曼珠沙華物語りシリーズ)
某ページにて
2019.10.19より書き始めていますが、何ぶんにも 気まぐれにて進まず😥
時折 ここにメモを置きます🙇♀️
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拙い文章です。サポート頂くことは考えておりませんが
お心遣い下さった方へ、心から感謝申し上げます
どうかこれからも暖かく見守っていただけますように。