一歩の前進
まだ髪が肩までの頃
一緒に帰ろうって言ったのは 君
突然の言葉に 思考が止まったまんま 頷いていた わたし
あれから一週間も過ぎたのに 並んで歩くなんて
とてもできなくて 君の背中を見ながら 歩く
肩先で揺れる髪 指先で遊びながら ただ 黙って歩く
…なんとなく 温かな気持ち がした
時々 振り向く君へ 小首を傾げて 微笑み返す
…決して 引きつった表情では なかったと 思う…
…なんとなく シアワセ な気分がした
肩が触れるくらい寄り添って
取り留めもなく 話して 声をあげて笑う・・
・・・なんて 思うだけで
全身 まるで火だるま感…カッカ🔥ボンボン
あぁ…とても、ムリ!!
だって センパイ カッコ良すぎなんだもん
だから 今日も 明日も まだまだ
何となくが 飛ぶほどに嬉しい わたしでいい
一歩の前進・・・? いつか…
あったら イイなぁ
・・そんな風な 幼い ドキドキの頃
センパイは、1つ違いの兄の友達で、いつも 送ってくれてただけ
だった…らしい😅
1998.8.
拙い文章です。サポート頂くことは考えておりませんが お心遣い下さった方へ、心から感謝申し上げます どうかこれからも暖かく見守っていただけますように。