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鄭問(チェン・ウェン)と言う名の偉大な漫画家
こんにちは。本日も素敵なお酒をご紹介していこうと思います。
みなさま、このタイトルを見てピンと来た方はいらっしゃいますでしょうか。ピンと来た方はきっと相当な三国志好きです。かく言う私も三国志好きです。
鄭問(チェン・ウェン)は1958年台湾に生まれ、台湾復興美工の美工科を卒業の後、インテリアデザインや挿絵の経験を経て1984年に漫画家としてデビュー。筆を用いた繊細な表現でたちまち人気漫画家となりました。
1990年には「モーニング」にて連載を開始、日本デビューも果たしております。しかし2017年、アジア漫画の巨匠と呼ばれた鄭問氏は58歳と言う若さで亡くなり、その悲報には多くの人が涙を流しました。
鄭問氏の代表作は「三国志」と言われ、筆で描かれる圧倒的画力が織りなす物語がアジアに衝撃を与えました。
そんな彼の代表作をラベルにデザインしたウイスキーがあるのです。
ポートシャーロット 2004 17年 鄭問三國誌 - 洛陽炎上 ザ・ウイスキーファインド 60.1% 700ml
三国志好きならテンションが上がらざるを得ません。私もテンションが上がりました。
ウイスキーファインドは台湾で2014年にできた新進気鋭のインディペンデント・ボトラーズ(独立系瓶詰め業者)。代表のオーディン氏が求める樽を選ぶ際のテイストは「東洋のテイスト」
西洋の文化であるスコッチウイスキーにどこか東洋の香りを感じることがあり、その感覚を信じ樽を選定、独自に瓶詰めをしているこだわり抜いたボトラーズです。
ウイスキーファインドは過去にもさまざまなボトルを世に出しており、今回のウイスキーは国内輸入126本限定。鄭問氏の今までのラベルデザインも様々。
今回ご紹介しているウイスキーの原酒はポートシャーロット。いよいよウイスキーの話に迫ります。
ポートシャーロットとは、アイラ島にあるブルイックラディ蒸留所のヘビリーピートタイプのウイスキーであり、同社の展開するウイスキーの銘柄は
・ブルックラディ(ノンピーテッド 0ppm)
・ポートシャーロット(ヘビリーピーテッド40ppm)
・オクトモア(スーパーヘビリーピーテッド80〜300ppm以上)
こちらの3ブランドを展開しており、どのブランドにも根強いファンがいます。
また、2018年に北海道の製菓会社「ロイズ」がこのポートシャーロット入りのチョコレートを販売したのは記憶に新しいと思います。
ブルイックラディ蒸留所で生産されるポートシャーロットは2001年に蒸留開始。初のボトルは2006年、5年熟成の「ポートシャーロット PC5」がリリースされ注目を集めました。
その後、一年ごとに熟成年数を増していき2018年にはオフィシャルボトルとして「ポートシャーロット10年」が販売され、人々の心を掴みました。
ブルイックラディ蒸留所の大きな特徴はテロワールを大切にしていること。その土地や気候風土を大切にし、地元アイラ産の小麦やスコットランド産の原料にこだわり生産しています。
現在、原酒の仕込みに使用している小麦の40%は地元アイラ産のもの。さらに、仕入れた原料を農家ごと、品種ごとに仕込んでいると言う徹底的なこだわり。恐るべし。
なので、ブルイックラディのボトルには「どこの農家がどの品種の小麦を使ったか」が表記されておりトレーサビリティを可能にしているのも大きな特徴の一つと言えます。
ご紹介した「鄭問三国志 洛陽炎上」は日本限定126本。
この機会を逃さずに手に入れてください!!!
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