焼酎界の王者・霧島酒造について
皆様こんにちは。
特集記事のお時間です。
MIX upのイベント内容についてはまた改めてお伝えするとして、今回は焼酎業界の王者、霧島酒造さんについて、少しばかり。
王者、霧島酒造!
おもに本格焼酎製造および販売、クラフトビール製造および販売(レストラン事業)を行っています。
社名の「霧島」の由来は、宮崎県と鹿児島県の県境にそびえる霧島山から付けられたそうな。
霧島酒造さんはなんと9年連続売上トップの焼酎メーカーさんです。
みんなが大好き黒霧島がリリースされた平成10年の売上は約80億。急成長をし続け2020年売上はなんと625億円…
宮崎焼酎、そして日本の焼酎業界を背負っています。すごすぎです。
↑これが霧島山。荘厳ですね。
創業は大正5年(1916年)江夏吉助さんが芋焼酎製造を始めたのが起源です。
「乙類焼酎」を「本格焼酎」の名称・表示にすることを提案したのは、2代目社長・江夏順吉さん。
昭和32年に本格焼酎の名称使用を提唱し、昭和37年の大蔵省令により法的にも「本格焼酎」の呼称が正式に認められたそうです。
『乙類と言わないで。本格焼酎です!』
昭和初期。
当時新しかった連続式蒸留器で作られる焼酎を甲類焼酎。
伝統的製法である単式蒸留器で作られる焼酎を乙類焼酎と区別していました。
しかし、「乙」という名前で区分されては、まるで品質が「甲」に比べて劣っているかのように受け取られる……と懸念した順吉さんは、乙類に「本格焼酎」という表記も認められるように要望します。
順吉さんは東京大学で応用化学を学んだ学者肌の人物でもあり、自ら焼酎のブレンディングや蒸留機の改良などに取り組んだ焼酎界のパイオニア的存在。
その後跡を継いだ3代目社長の順行さんの経営体制下では、芋焼酎の臭みを押さえた新商品「黒霧島」の開発と営業拡販に努め、2000年代の焼酎ブーム期にも着実な事業拡大を継続しました。
その結果、長らく本格焼酎業界で首位にあった麦焼酎「いいちこ」で知られる三和酒類を抜いて、本格焼酎メーカーで売上高日本一となっています!!!
2014年から、焼酎粕を醗酵させバイオガス発電事業を行っていたりと、もう、すごすぎます。霧島酒造さま。
お酒の内容も興味深いのですがとても長く、それはそれは長くなるので、
個人的に霧島さんの各商品コピーが大好きなので、すこしご紹介させてください。
白霧島『どしっとほわっと』
黒霧島『トロっとキリっと』
茜霧島『キラッとはなやか』
赤霧島『みやびにするっと』
虎斑霧島『がるっとふわっと』
キャッチ―で味わいの特徴をつかんだ素敵なコピーたち。かわいいですよね!飲んでみたくなります♩
芋焼酎はカクテルにもとっても向いています!
『黒霧島×シャンパンカクテル』
ここで一つカクテルをご紹介。
20㎖ 黒霧島
8㎖ バタースコッチリキュール
20㎖ ミルクパンチ
70㎖ シャンパン(マム)
焼酎とシャンパンの意外な組み合わせ。
バタースコッチもいい仕事をしていてとてもいいカクテルなんですよ。
焼酎の可能性は無限大。
可能性を広げ、クォリティ向上をし続ける蔵元さんには頭が下がる思いです。
志を引き継ぎ、一人でも多くのお客様へお伝えできればと常々思っております。
魅力的な焼酎蔵が他にもたくさんあります、是非サイトをご覧になってお気に入りの1本、、2本、、、3本を探してみてください!