かの名作映画がモチーフ　　【GOD FATHER ゴッド・ファーザー】をご自宅で簡単に楽しむ方法。

はじめまして！東京日比谷OKUROJI（オクロジ）にあるMIXOLOGY HERITAGE（ミクソロジー ヘリテージ）のバーテンダー川原と申します！
こちらでは様々なクラシック・カクテルの誕生秘話を通じて、ご自宅で簡単に本格的なカクテルの味わいを楽しんでいただけるようにご紹介させていただこうと思います！！

今回ご紹介するカクテルは1972年に公開されたマフィア映画の金字塔『The God Father』にちなんで考案されたカクテルその名も　　　　　　『GOD FATHER ゴッドファーザー』をご紹介したいと思います。

「I’m gonna make him an offer he can’t refuse.」はあまりにも有名な台詞

ご存じの方も多いかとは思いますが、この映画は1972年に一作目が公開されて以降、2本の続編が製作された全三部作からなるマフィア映画の金字塔。

イタリア系アメリカ人作家「Mario Puzoマリオ・プーゾ」の小説を元に
（Francis Ford Coppola フランシス・フォード・コッポラ）が監督してきたこの物語は、アメリカにやってきたシチリア移民がマフィアとしてのし上がっていく様を家族ドラマの形式で描き、
公開されると当時の興行記録を塗り替える大ヒットになり、同年度のアカデミー賞において作品賞・主演男優賞・脚色賞を受賞した。1990年にはアメリカ国立フィルム登録簿に永久保存登録されるなどのいずれも極めて高い評価を得てきた作品です。
また、『ジョーズ』（1975年）に破られるまでのハリウッドの興行収入記録を打ち立てており、批評家たちからも映画の内容を絶賛され、続編の『ゴッドファーザー PART II』もアカデミー作品賞を受賞したため、今日に至るまで正編と続編でアカデミー作品賞を獲得した唯一の例としても有名である。

                   鬼才 Francis Ford Coppola

スタンダードなレシピがこちら
〇ウイスキー　　　　　　　　　　　　　　35ml
〇アマレット　　　　　　　　　　　　　　35ml
●ロックグラス、かち割り氷
〈作り方〉
①ロックグラスに氷を入れ、全ての材料を注ぎ入れ混ぜ合わせる。

もちろんこれだけでも十分美味しいカクテルですが、ひと手間加えるだけで一気に本格的なＢＡＲの味わいをご自宅で簡単にお楽しみいただくことができます！！

オススメ本格レシピ
〇ワイルドターキー8年　　　　 　　　　　 40ml
〇ディサローノ アマレット　　　　　　　　20ml
〇アンゴスチュラビターズ　　　　　　　   1dash
●ロックグラス、かち割り氷
〈作り方〉
①ロックグラスに氷を入れ、全ての材料を注ぎ入れ混ぜ合わせる。

このカクテルの材料としてスコッチを指定している文献も多くあります。
 しかし、このカクテルは元々この映画をリスペクトして作られたものであるため、その意図を汲み、映画の舞台であるアメリカのウィスキー”バーボン”を使用した方が良いでしょう。 ちなみにイタリアの代表的なリキュール、アマレットが使われているのは「ゴッドファーザー」がシチリア出身であるためです。 ハードボイルドな印象の「バーボン」と甘みのあるアマレットの組み合わせは、マフィアの首領だが一方で優しく人情味あふれる「ゴッド・ファーザー」をよく再現していると思います。
アンゴスチュラをほんの一滴垂らすことにより、よりカクテルの味わいにキレがでてバーボンとアマレットの味わいを引き立ててくれます。

 映画の内容についてここで多くのことは語りませんが、このカクテルを本気で味わいたい方は是非映画もご覧になってみてください！

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次回もお楽しみに♬