フロウワンドの始め方と技について
こんにちは、みーと申します。
この記事では、あまり情報がまとめられていなくて、どんな技があるかわからない、なかなか上達ができない、そもそも始め方がわからないなんて声をよく聞くジャグリング道具の一つ、フロウワンドの紹介させていただきます。
フロウワンドをこれから始められる方、新しい技の習得に苦戦している方の参考になれば幸いです。
■種類
早速ですがフロウワンドにはshort stringとlong stringの2つがあります。
読んで字の通り、短い紐と長い紐のフロウワンドが2つがあるということです。
まずはその違いを紹介していきます!
short string
一般的にフロウワンドと言われると、たいていの人はこの動画のものを連想すると思いますが、技術的にはクラシックな部類に入ります。
もちろん、宙に浮いたかのような不思議さを引き出すという意味では非常に良い技術です。
ですが、最近のフロウワンドは一味も二味も違います。
ここ最近のフロウワンドは体に接触させるコンタクト系や、バランス、トスなど、ジャグリング的要素が加わった技が増えてきています。
また、フロウワンドを両手に持つ、デュアル フロウワンドもあります。
long string
動画を見ての通り、長い紐を使ったフロウワンドです。紐の長さから生じるダイナミックなワンドの動きと、紐が長い故に手が関係していないように見える不思議さがあります。
ただこの動画のように紐の長さを感じさせないlong stringというのもあります。
long stringの持つ不思議さをそのままに、short stringでは説明がつかないさらなる不思議な動きをすることができます。同時に解析も困難を極めます。
この動画は筆者が一番好きなフロウワンドの動画ですので、ぜひ見てみてください。
ちなみにlong stringにもデュアルはあります。
■分類
フロウワンドの技を個人的に分類しました。
この後の解説動画の紹介についても分類別に行わせていただきます。
異論はあるかもしれませんが、ご容赦ください。
分類一覧
上記分類に沿って、技紹介進めてまいります!
・Short Stringのフロウワンドを始める前に
フロウワンドを買ったけど、まずどうしたらいいの?という方はまずこちらの動画を見ましょう。
フロウワンドの持ち方や、一番の基本技、Floatを非常に丁寧に説明してくれています。
日本語の解説動画なんてものはありません(ドン!
上手くなった未来のあなたが作ってくれることを期待しています!
(実際、現状フロウワンドは海外から技を輸入しないとどうしようもないので簡単な英語くらいは読めるように頑張りましょう!)
見よう見真似でやってみたけどなんだかうまくいかない...
そんな方は始め方を見直してみましょう。
ある程度できる方にとっては当たり前かもしれませんが参考になります。
スタートができるようになったら、キャッチまで頑張ってみましょう!
せっかく不思議に浮かせられることができても、キャッチがもたついたらもったいないです!
技はできるけどなんか不思議さが足りない...そんな方は以下の2つの動画を見て、手の動かし方や体の使い方も考えてみましょう!
ここまで出来たら、フロウワンドを人前で見せるのもできるようになったと思います。
でもできるようになったら、もっとすごい技ができるようになりたいですよね...?
そんな方にはこの下の動画をぜひ見てみてください!
系統別に並べていますが、上からやらないという決まりはありません。気になった技があればどんどん練習してみてください!
・Short String ー Swing系
フロウワンドがどんなことができて、そんな技があるのかですが、基本的なSwingの技はおおよそこの動画にまとめられています。
見よう見まねでできる技も多いので、ぜひチャレンジしてみてください!
上記動画にない技もたくさんあります。
下記に記載していくので練習の参考にしてください!
・Short String ― Split系
Split系は先ほどまでのSwing系から少々持ち方を変化させて行う技の総称です。この動画がよくまとまっているので目を通してみてください。
・Short String ー Toss系
ここまでは基本的にハンドル(紐の持ち手)が常に手にあるような技が続いていましたが、ここからは手を放していく技になります。
この系統は人の好みはありますが、一度チャレンジしてみるのもいいかもしれません。
・Short String ー Contact系
ここが一番最近の熱いフロウワンドの技になる系統です。
ですので解説動画の量のボリュームも盛りだくさんとなりますが、ちょっとずつ練習していってみましょう!
そもそもフロウワンドのコンタクト系の技ってどんなものがあるの?というかたはこちらの動画をご覧ください。多くの技が紹介されています。
ここからは上記の技集動画のコンタクト系の技を中心に、技の解説動画を見ていきましょう。
始めにとっつきやすいのは次の動画にあるTeeter Totter(4:20~)とPerch(0:50~)いう技です。Swing系の技とも相性が良く、変化もつけれて使いやすい技です。
また胴体周りのTeeter Totterができたら、その派生のDuck outsも挑戦できるので試してみてください。
ここからスタッフのような技が続きます。
最初の入りの技としては次の動画のHalo roll(1:45~)やAround the World(2:45~)の練習がおすすめです。これができると人とはかなり違ったフロウワンドができたように見ええると思います。
Halo rallと少し似ていますが、バトンの技のようなConveyor Beltといった技もあります。バトンをやったことがある人は要領よく覚えられるかもしれませんね。
また、Halo rallとConveyor BeltをくみあわせたAngel rollという技もあるので、これまでのコンタクト系の技ができるようになったら挑戦してみてください。
コンタクトスタッフから動きが輸入されたSteveという技もできたら楽しいかもしれませんね。
ここでいったんRoll系から離れましてFishtailという技にも挑戦してみましょう。
派生技としては、指先でFishtailsをやるTiptailsという技もあります。
・Short String - Dual系
ここまでは1本のフロウワンドの技について解説動画を紹介してきましたが、ここでは2本のフロウワンドを扱う技を紹介していきます。
まずは、2本使うとどんな感じになるの?というところから紹介します。
スイング系の技を中心としたフロウワンドはこんな感じになります。
コンタクト系の技を交えてみると、たとえばHalo Rollを2本でやるなどがあります。
こんな感じに、これまでの技を両手で組み合わせられればDualの技は広がて行くと思います。いろんな組み合わせに挑戦してみてください。
余談ですが、ポイのtangleという技を輸入したフロウワンドのtangleもあります。開拓している人が少ないジャンルだと思いますので、興味ある方はぜひチャレンジしてみてください!(下記動画の後半の技です。)
・Short String ー その他
ここでは上記に分類できないような技を紹介します。
ジャグリング色が強い技や、マジックのような技もあります。
まずはジャグラーみんな大好き、バランスを紹介します。
そのほかにもキックアップもあります。スティック系のジャグリング道具を使っている方はすぐできるようになるかと思います。
マジック色が強い技だと以下の動画のようなものもあります。
ぜひ試してみてくださいね!
・Long StringのFlowwandを始める前に
上のほうで紹介したlong stringの動画を見て、これやってみたい!と思った方も多いかと思います。
ですがそんな方が最初にぶつかる壁があります。
ここでは、これを一挙に解決していきます!
まずは、紐の長さと持ち方を紹介しているこちらの動画をご覧ください。
この動画のざっくりとした要点はこんな感じです。
・Long Stringの紐の長さは両腕を広げた長さと同じくらいか、少し長いくらい。
・基本の持ち方としてHand anchor、Shoulder anchor、Neck anchorの3つがあります。
long stringの技を解析する際、anchorがどうなっているかを解析するのも大事な要素になってきますので、意識して解説動画を見てみてください!
技の解析やできるような技が増えくるとanchorを途中で変えたいと思うことが出てくると思います。
その時はこの動画が参考になるかもしれません。
Long Stringですが、必ずしもこの長さにしないといけないという決まりはありません。
leviosa79というフロウワンダーは自身でMedium longといっている長さに調整しているようです。(下の動画の0:22~を参照)
ここまでで、Long stringを始めるために必要な基礎知識を理解できたと思います。この知識をもとにいろいろな技を習得していきましょう!
Long String - Swing系
まずはShoulder anchorの基本の動作をおさえていきましょう。
Shoulder anchorの技の一つにBackbendという技があるので、参考にしてみてください。図解がありわかりやすいです。
Hand anchorについては次の動画が参考になります。
解説というよりはこんなことができるっていう技集ですが、動きのパターンがまとまっており良いです。(ロシア語なのでしゃべっている内容はさっぱりですが...)
ちょっと変わったlong stringmp技はこちらに技集動画があるので、いいなと思ったものがあれば練習してみてください。
次の動画は先ほども紹介した動画ですが、isolationがより不思議に見えるのがLong stringです。ぜひとも習得したい技の一つですね。
Long stringにもShort String同様にSplitの技があります。あまり解説動画が豊富でない中、唯一以下の動画がありますので、参考にしてみてください。
Long String - Contact系
Long stringにもContact系の技はありますが、ほとんどがShort Stringのものを流用したような技となります。以下の動画も参考にしつつ、Short Stringの解説がある技をもとに習得をしていってみましょう。
Long String - Release系
ここがLong string独特の技となってくると思います。
Ehlich/chillfireが得意とするBoomerang(ブーメラン)ですが、以下の動画の通りインパクトも不思議さもある技ですね。
最近解説動画を出してくれる方が出てきましたので、これを参考に習得してみましょう。
Long String - Dual系、その他
ここに関しては、参考になる動画がなかったので割愛をさせていただきます。(ものすごいニッチな技ならいくつかあります、Youtubeで「Flowwand Tutorial」もしくは「Leviwand Tutorial」で検索してみてください。)
Boomerangのような新しい技を作るチャンスがあるともいえるので、全部の動画の技ができるようになった際はぜひ、新技の制作に励んでみてください!
■入手
ここまで読んだあなたは、きっとフロウワンドを始めたくてうずうずしていると思いますので、最後にフロウワンドの入手方法を紹介します。
フロウワンドの入手方法ですが、購入と自作の2つの方法があります。
購入
国内ですとナランハで簡単に購入できます。
もし、これから様々な技へ挑戦してみたかったり、光るフロウワンドに興味が出た方は、海外のフロウワンドを購入するのも一つの手だと思います。
購入できるところの一例を紹介します。
もしここに載っていないところでおすすめがあればぜひ教えてください。
ちなみに海外のHPでは、サイトにアクセスすると結構な確率で10%のクーポンをくれたりするのでそれも活用してみてください。
自作
実は作ることもできます。
欲しいものがなかなか入手できない、既製品は高価で手が出ないという方は自作してみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに筆者は作ったことしかないです。(1つくらい購入してみたいな...)
作り方ですがざっくりこれを参考にすれば良いかと思います。
要点は、
・真っ直ぐな棒を用意する(素材は木、アクリル、アルミなどなんでも)
・両端をなんらかの手段で重くする
・穴の位置は重心から少しずらす
・紐の長さは穴から重心のない方の方の端の長さより少し長い程度(short stringの場合※後述)
これだけ守れば一応それなりのものができます。
私の自作フロウワンドの一例はこんな感じです。
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ここまででフロウワンドの始め方から、各種練習に役立つ動画の紹介をさせていただきました。
あなたのフロウワンドの上達に役に立てれば幸いです。
この記事に関してご不明点や疑問点がありましたらフロウワン動画までご連絡いただければと思います。
以上です。
長文でしたがご覧いただきましてありがとうございました!