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僕のバニーガール


美奈子

田中真一は、仕事終わりの夜、ふと立ち寄ったバーでその店の売り物であるバニーガールたちに目を引かれた。店内は暗く、カウンターには何人かのバニーガールが客と談笑していた。煌びやかな衣装をまとった彼女たちは、若くてエネルギッシュで、客たちの注目を集めていた。しかし、その中に一人だけ、どこか落ち着いた雰囲気の漂う妙齢のバニーガールがいた。


美奈子

彼女の名は「美奈子」と言った。彼女は他のバニーガールたちとは対照的に、派手な動きはせず、静かに微笑みながら客を迎えていた。彼女の魅力は、若さではなく、成熟した美しさだった。だが、その年齢のせいか、客たちの間ではあまり人気がなかった。


真一は、美奈子のそんな静かな佇まいに惹かれた。彼女の身体は年齢を感じさせないほどに美しく、彼女の姿を見ていると、不思議と心が落ち着いた。真一は迷わず美奈子を指名した。彼女と過ごす時間は心地よく、仕事の疲れが次第に和らいでいくようだった。

ある夜、真一は思い切って美奈子に店外で会うことを提案した。彼女は驚いた表情を見せたが、真一の真剣な目を見て少し考えた後、ゆっくりと頷いた。

「分かりました、田中さん。お会いしましょう。」

数日後、二人は休日に都内のカフェで待ち合わせた。美奈子は普段のバニーガールの衣装ではなく、シンプルで上品な服を着ていた。彼女の落ち着いた雰囲気はそのままだったが、どこか新鮮な一面を見せていた。

カフェでの会話が弾む中、美奈子はふと、彼女の過去について話し始めた。

「実は、数年前までは普通の会社員でした。でも、会社が突然倒産してしまって…。それからは生活が苦しくて、バニーガールの仕事を始めたんです。」

真一は彼女の告白に驚いたが、同時にその強さに感銘を受けた。彼女がどんなに辛い状況でも、前向きに生きようとしている姿勢に心を打たれた。

「そんな大変なことがあったんですね。でも、僕は美奈子さんのことを尊敬します。新しい仕事として違う業界に入るなんて簡単にできることじゃない。それに、僕は美奈子さんが本当に素敵だと思います。」

美奈子はその言葉に少し照れくさそうに微笑んだ。「ありがとうございます。でも、私はただ生きるために働いているだけです。」

それからというもの、真一は何度も美奈子と会うようになった。彼は美奈子のことをどんどん好きになり、彼女との時間を大切にするようになった。そして、ある夜、彼はついに美奈子を自分の部屋に誘った。

その夜、二人は共に一夜を過ごした。美奈子の柔らかい温もりが真一の心を包み込み、彼は初めて本当に愛する人を見つけたと感じた。

翌朝、二人は互いの気持ちを確認し合い、これから一緒に生きていくことを決めた。数ヵ月後、真一は美奈子と籍を入れた。彼女はもうバーで働く必要がなくなり、二人は新しい生活を始めた。

「これからは僕のバニーガールじゃなくて、僕の妻だね。」

真一が笑顔で言うと、美奈子も優しく微笑んだ。

「ええ、これからもよろしくお願いします。」

こうして、二人は共に幸せな日々を過ごし始めた。彼女は真一にとって、ただのバニーガールではなく、愛する妻であり、これからの人生を共に歩むパートナーとなったのだった。


美奈子

時々、美奈子はバニーガールの衣装を着て真一の相手をする。
今日は晩酌のお相手だ。


美奈子

また、夜にベッドに入る時も美奈子はバニーガールの姿で真一の相手をする。
真一もその方が燃えるとの事だった。
おかげで夫婦の営みの回数は非常に多く、子供が授かる日も近いだろう。

[おしまい]

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