建築がスキじゃなくても設計してる話 キャンパスを出よう
どーも、おっちーです。
前回
#建築をスキになった話
というテーマの中で
あえてスキじゃなくても設計をしているという話をしましたが
じゃあどうして、好きじゃなくても建築設計の仕事をする様になれたのか?について
軽くお話ししようと思います。
学校は何も教えてくれない、教えられない。
まず建築の道を志す人の多くは大学の建築学科に入ります。建築は義務教育では習いませんし、工業高校の建築専門でもない限りは高校でも学びません。
つまり大学がスタートです。そして大学の教授、もしくは先輩から色々聞き、建築を学んで行く事から始まります。
しかし、大前提を忘れてはいけないのは、大学の教授は建築家や一定の分野の専門家ではあっても現実の世界の一部分に過ぎない事、修士や博士の先輩も極論いえば学生、アマチュアだという事です。
つまり大学は非常に偏った部分しか伝える事が出来ないのです。
思想、知識、全てにおいてです。
しかし建築学科に入る学生は初めて触れる為にそれが全てだと錯覚しがちです。なので、建築学科の講義や課題が好きになれなくても「自分は建築に向いてないんだ」と思わないでください。
私は何度も言ってますが、好きじゃあなくとも仕事になります。
もっと言うと、大学という狭い世界にいる人にあなたの可能性を否定される理由はありません。
何より勿体無い。
じゃあ、大学に限らず色んな講演とか展示を見れば補完できるのか?
それもアリだと思います。
しかし、講演とか展示は業界をトップリードされてる建築家に限定されます。業界の多数派を占める「現場で建築に関わる人」とは中々接する機会が無いのではないでしょうか?
私個人の考えですが、もっと幅広く情報を得ることができるとより多様な建築の世界を知ることができると思います。
いろんな人を見てみよう
建築設計の世界は多様です。色んな人が色んなカタチで関わってます。
意匠設計1つを取っても私の様に組織内で設計をする人、独立して事務所を開設している人でも自分の設計よりも基本設計や法規、ボリュームプランの作成に特化している人。色々います。
少なくとも私はこの世界において、法律の知識を自分なりの応用し、機転を利かせることによってオリジナリティを出せる。
それは良い空間とかでディティールとかヴォイドとか造形とはまた違うデザインである事に気付き、仕事として続けられてきました。
また様々な媒体を通して、建築の現場で活動されている方を知ることができたのも、何よりの安心感だったかなと思ってます。
そう言った新しい気づきを得ることができたら、建築の世界に踏み出すきっかけはもっと増えると思います。
それじゃあ、どんな方法で、どんなコンテンツで新しい発見ができるのか?
空間とか造形以外に魅力があるのか?
次回以降に少しご紹介できればと思ってます。
※もちろんこのnoteも立派な情報源ですけど、それ以外を紹介します。
ではでは
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