躍って、踊って。
今、秋の虫の声を聴きながら日記を書いている。鈴虫なのかな。虫のことは詳しくないから、何虫かは分からないんだけど、私の住む所では夏の終わりになるとリンリン鳴く声が聴こえてくる。窓から吹き込む涼しい風と相まって、一気に秋を感じる瞬間。小さい頃から好きだったな。なんて、少し懐かしくなる。
小さい頃から大好きだった嵐の、大好きでちょっぴり懐かしい歌声に合わせて、Travis Japanが踊る。耳から聴こえてくるのはこんなにも懐かしい声なのに、目に映るのは今日初めて見る新しい振り付け。とても新鮮なのに、少しも違和感を抱かなかったのが、不思議で面白かった。5人の優しくて温かい歌声と同じように、というと語弊があるかもしれないけれど。こんなにも楽しそうに踊る7人を見て、優しくて温かい「好きだ」という気持ちが止まらなくなった。歌を口ずさみながら、目を合わせながら、抱きしめ合いながら、満面の笑みで、一音一音を大切に踊る7人が好きで好きで堪らなくて。「好きだ。守りたい、その笑顔。」みたいなキャッチコピーを顔に貼り付けている気分だった。
新しいダンスで名曲に新しい価値観を生み出すのはもちろん。でも、それだけじゃなくて、こんな懐かしい気持ちも味わえるんだな、このプロジェクト。ジャニーズの”新しい魅力”と”色褪せない魅力”が、7人のダンスを通して世界中に届いていくんだな。楽曲を使わせてもらう方々のファンの皆さんにも、沢山愛されるチャンネルになるといいな。世界中の人が、ジャニーズの楽曲とTravis Japanの魅力を知るきっかけになるといいな。夢が広がるな。可能性は無限大だ。次の更新はいつだろう。何の曲だろう。どんなダンスかな。何色に染まるんだろう。少し先の未来も、ずっと先の未来も、愛おしいくらいに楽しみ。
踊る事が原点だったって言えるジャニーズ、かっこいいな。「原点から頂点に」、さっきの出来合いのキャッチコピーは剥がして、こっちをデカデカと掲げたい。と、『のえまる』を読んで胸がいっぱいになった。Love so sweetに合わせて踊るピンクに染まった7人を見ていると、自然と心が躍って、体も踊って、心も体もほくほくした。はあ、好きだなあ、、。