35秒で魔法にかかる。
+81のShortsを見ている35秒間、やっぱり魔法に掛けられたように、周りの音が一つも聞こえなくなって、胸を躍らせながら、ただただ真っ直ぐ画面の中の宮近くんを見つめ続けてしまう。今日一日、いや今年一年の疲れが一瞬で溶けていく。頭の中を占拠していた悩み事や考え事が、Shortsを見ている間だけは、しれっと空気を読んで雲隠れする。
「35秒で魔法をかけて。」未来航海のShortsが公開されたとき、ここに書いた。魔法使いみたいに、音も空間も空気さえも変幻自在、自由自在に操るように踊る宮近くんが掛けてくれる魔法が、やっぱり私は大好きだ。
昨日、空の話をしたからだろうか。Monsterを踊る宮近くんを見て、空を自由に飛んでいるみたいだと思った。指先や爪先、肘、肩、首、背中、挙げだすとキリがないし、とことん変態になってしまうけれど、細部までしなやかで美しい。そんなうっとりするほどの宮近くんの美しさは、あくまで軽やか。(宮近くんの魔法は、摩擦力や重力も操れるのかもしれない。今現在の正確な体重は分からないけれど、身体軽いんだろうな、って見ていて思う。好きなだけご飯食べなね。)でも、その軽やかさは風に吹かれて飛んで行くような柔なものではなくて、風をも巻き込んで一緒に踊ってるみたいに、思い切りがよくてダイナミック。(とことん欲張りなので、儚さとか柔さも好きなんですけどね、ね。)そんなこんなで、空を自由に飛んでいるみたいって、そう思った。
指先とか足先とか、頭の使い方とか。あとなんだろう、やっぱり‟緩急”って言葉に集約されるのかな。最後のお茶目なガオーまで含めて、好きです。もうお手上げです、降参です。
7人分のMonsterを見ていると、本当に面白かった。‟しなやかな美しさ”が、こんなにも多種多様で個性が出るんだと、一人一人新鮮に驚きながら噛り付きで見ていたし、気付くと口角が上がって、目尻がでろんでろんに下がっていて危なかった。本当に好きです。もうお手上げ(以下略)
漠然と、生まれ変わってもまた人間になりたいなって思ってたけど、大好きな人を優しく包み込める空気とか、そんなのも良いかもしれない。思いっきり踊る宮近くんの腕や足に切られる空気のこと、ちょっと羨ましいかもと思ってしまった。ふと我に返って、あまりの思考の跳躍っぷりに、思いっきり反省した。でも、羨ましいな…だって魔法の一部になれそうだもの。