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花びらは笑った。
春の夜。風に舞う花びらは、頑張る誰かに「大丈夫」と笑いかけるようで。
春に綴られる宮近くんの言葉は、春の陽だまりのようで、木の下に生きる命を優しく守る花びらのようで、あたたかく頼もしい幹のようで。秋生まれの宮近くんだけど、あなたの持つ計り知れぬ深さや広さや暖かさは、いつだって春のよう。頑張っている人、頑張る人、頑張ろうとしている人。春を生きるたくさんの命を見守っている、春の木みたい。
去年の春、あなたがファンからの愛を「春の陽気のようなあたたかさ」と喩えてくれたように、今年の春は、わたしがあなたを春に喩えるの。
あなたがリーダーとして背負うもの、きっとあなたが感じているよりも大きく、重いものだと思う。だけど、それすらもあなたの一部として、Travis Japanの一部として、もの(武器)に出来てしまう人なのかもしれない。自分のことを語るとき、いつだって「Travis Japan」の名前が出てくる。メンバーは"仕事仲間"か"家族"か、そう尋ねられて"家族"と返したその鋭い賢さと潔さに、Travis Japanのことが好き、それ以上の何かを感じた。容易く言い表せないけれど、もっと強くて、深くて、大きくて、広くて、揺るぎない何か。
宮近くん、あなたの瞳には、この世界がどんな風に映っているのだろう。
先日投稿したデビューコンサートの備忘録には、「君の瞳に映る世界に、この先もずっとずっと6人の笑顔がありますように。あたたかなペンライトの海が広がっていますように。」と書いたのだけど、それはステージに立つあなたを見るわたし越しの「君の瞳に映る世界」に過ぎないのだと、改めて感じる。
どんな景色を見て、どんな音を聞いて、どんなことを感じて、この世界をどんな風に生きてきたのだろう。如恵留くんの言葉を借りるようになってしまうけれど、あなたの人生の内のたった数枚の写真しか見たことない私には、きっと何年経ってもいつまでも分かりっこない問いで、これからも折に触れてこうして途方もない想いを巡らせてしまうのだと思う。
(そもそも、他の人が見た≪と決めつけている≫写真は、わたしにとっての写真とアングルが違うだろうし、写っているものだって違うだろうしね。)
途方もない想いは、いつも憧れや尊敬に辿り着く。
わたしもあなたのように"春"を纏っていたいな。そして、春のようなあなたに寂しさが訪れるとき、ぎゅっと抱きしめられるような愛を届けられたらな。
新年度も楽しもう。それぞれが主役の人生を目一杯生きてこう。
花びらが笑いかけてくれる気がした。