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幸せと好きをぎゅっと抱きしめたくなった。

『ニュージーズ』が初日を迎えた。公式アカウントがないから、と、カンパニーの皆さんが稽古の様子や幕開けが近づく想いを、日々発信してくださっていて。昨日の夜、「いよいよ明日…。ようやく、やっと…。」という声の数々を目にしただけで、今日までの色々な出来事や感情や想いが蘇って、思わず泣きそうになった。中止の発表から1年5か月。初回の情報解禁からは、もう2年3ヵ月くらい経つかな。今日、やっと。待ち侘びた『ニュージーズ』日本初上演を迎えた。
初日、本当に本当におめでとうございました。最後まで誰一人欠けることなく、1か月半を駆け抜けられますように。どうかどうか、ニュージーズたちが一公演一公演を心の底から楽しめますように。もう少しで、私も初日を迎える。やっぱりなんだかソワソワしてしまうな。ネイル、何色にしようかな。東京も暑いのかな。ワンピースの上、何羽織ろうかな。なんて、1年5か月ぶりにまた『ニュージーズ』に向けて、服装とかメイクとかヘアスタイルとかを考えられていることが本当に嬉しくて、夢のよう。

そんなめでたい初日の今日も、せっせとバイトに励んでた。午前中わりと忙しくてお腹ペコペコの状態で昼休憩に入ると、+81が公開されていて、パンをかじりながら、スマホにもかじりついた。バイト先の弱いWi-Fiと格闘しながら、どうにか観たんだけど、口の中はパンで一杯なのに寿司の口になっちゃうし、どうにかこのパン屋がお寿司屋さんに変わらないかなとか思ってしまうし、イヤホンを外しても陽気な歌声が聴こえてくるし、堪らなかった。

お寿司を握ってみたり、「すしざんまい!」してみたり、コミカルな動きも多くてクスッと笑えるとってもFUNNYな振り付けなのに、全体を通してやっぱりすごくかっこよくて「キャーッ」って両手振りたくなるようなパフォーマンスで。あの時、ピコ太郎さんがくださった言葉を、そのまままるっと引用したくなった。

それにしても、キラキラと眩しいお寿司屋さんだったな。Twitterにも書いたけれど、「ここの寿司屋は日本一!」でひとり顔を右に向けるセンターの元太くんが一番星みたいだった。儚い星じゃなくて、きらっと夜空で光り輝く一番星。シャカリキに踊るタイプの紅孔雀がフロントにいるからか、より一層賑やかなお寿司屋さんに見えて、休憩中にTravis お寿司屋さん Japanを想像してしまって、またクスクス笑えてしまって。あぁ、好きだな。本当に楽しそうで、その上本当にかっこよくて、観ているだけで幸せで。いつだったか雑誌でトラジャの「幸福度」を特集してくださったことがあったと思うんだけど、本当にその通りだなって。ダンスという目に見える幸せも、(ちょっと変わった)笑い声という耳で感じる幸せも、彼らの関係性に感じる幸せも、彼らのひととなりに感じる幸せも…毎日色んな形の幸せ貰ってるな。

こんなに毎日毎日「好き」って言えることがある。私はかなり幸せ者かもしれない。いまも、幸せと大きな好きをぎゅっと抱きしめている。