宮近担によるコンビカラーパレット2022 Vol.1
「一番好きなコンビ」ですか?
えーっと、そうですね……。
「ちゃか」「ちか」「カイト」が付くものは、基本的になんでも好きです。全部大好物ですね。ちなみに一番好きな、というか、特に狂ってしまうトリオは「のえちゃかんちゅ」ですが、トリプルカイトも紅孔雀も甲乙つけがたいくらい好きです。これも全部大好物です。
なんて、「好きなタイプは好きになった人。好きな髪型は似合っていれば。」みたいな、アイドルのような回答をしてしまう。そう。私は、トラジャに出逢って、宮近くん担になってからというものの、未だに一番好きなコンビが決められず、あっちもこっちも供給がある度にはしゃいでしまう欲張りオタク。だって、宮近くん、隣にいる人によって見せる顔が違うんだもん、全部ぜんぶ好きなんだもん。というか、Travis Japan、どのコンビももれなくあるんだもん、全部ぜんぶ好きなんだもん。
というわけで、バレンタインnote第1弾!!(そう、これは第1弾!今日、バレンタイン当日なんやけどな…)
推しコンビがなかなか決められない新米宮近担による、1行目から最後まで、‟私にとっては”でしかなくて世に出すべきかどうか正直迷いに迷ったけれど、こんなカタチで「好き」を楽しんでいる私が好きだということの証明として書きたいと思います。
『宮近担によるコンビカラーパレット2022 Vol.1』(ft.枕草子)
(※イエベ・ブルベの概念はさて置き、四季のみで清少納言ごっこをしています。)
ちゃかまちゅ / Chaka-Machu
【1st:Spring 2nd:Summer】
「春はちゃかまちゅ、やうやうとろけていくほっぺ。」
私は、ちゃかまちゅの1stを春とする。
春、お花見のレジャーシートの上でふたり並んでいるのが似合うと思うの。
宮近海斗と松倉海斗、ふたりはちゃかまちゅ。‟世界最終兵器”だなんて言うけれど、ふたりの間にはそんな物々しい言葉からは想像もつかないような、いつもほんわか穏やかな笑い声がある。その小柄さからも、どことなく小動物っぽくて、賑やかだけどとても愛らしい。松倉くんだから引き出せる宮近くんのお顔があって、宮近くんだから引き出せる松倉くんのお顔があるのだろうなと感じる、ぽかぽかと穏やかな春のようなふたり。宮近くんは自覚がないようですが、松倉くんから生まれたお笑いに向けるあなたのお顔はとろとろです。心底面白いと思っていて、あくまで自然体で好きなんだろうな、と思う。私はそんな松倉くんに見せるふにゃ~っと楽しそうな笑顔が、春のひだまりみたいで大好きなんだ。
(宮近くん、IMAGE NATIONのドキュメンタリー見てみ?松倉くんが背中に飛び乗った時のそなたの表情、とろんとろんよ?)(松倉くん、いつもいつもありがと。)
「夏はちゃかまちゅ、時にしっぽりと星を眺めたりなんかしちゃったり。」
ちゃかまちゅの2ndは夏とする。
穏やかかつ賑やかな笑い声の絶えないふたり。よく分かんないゲーム(cf.開ける大会)でわちゃわちゃしている様子からは、オンシーズンの海の家みたいな賑やかさを感じる。(一回、スポーツタオルを首から下げて、半袖を肩まで捲し上げて「おねーさんラムネどうっすか?」って言ってみて欲しい。私、通うから。)
そんな愉快なちゃかまちゅだけど、実はトラジャの中で1、2を争うほどロマンチストなふたりのような気もしている。先述のドキュメンタリーに収められていた、ちゃかまちゅ対談。某僕らの時代のようなテンポ感で、IMAGE NATION名付けの親である宮近くんとコンセプトを決めた松倉くんが、しっぽりと、でも確かに熱く、語り合う姿に胸がきゅっとなった。一通り話し終えて「これからもよろしくね」なんて言い合った後に、ぽろっとこぼれた「っていう番組出たいよね」という一言に、私の方は涙がこぼれた。これは、決してちゃかまちゅに限ったことじゃなくトラジャ全体に言えることなのだけど、同じ温度感でバカできるだけじゃなくって、パフォーマンスに対する想いを軸に、同じ温度感でしっぽりと夢も語り合えたりする彼らの関係性が、とても羨ましい。そんなロマンチストなふたりだから、夏、星空見上げながら夢を語り合うのだって似合うと思うんだ。
ちゃかげん / Chaka-Gen
【1st:Summer 2nd:Spring】
「夏はちゃかげん、太陽のようにじりじり照り付け、熱帯夜にしゅわっと弾ける、赤と青。」
ちゃかげんの1stは夏とする。
元太くんには松松という運命共同体みたいなシンメが居て、宮近くんはその二人の間に入っていることを、ちょっとだけ申し訳なく思っているようなインタビューも見られたけれど。私は、赤の宮近くんと青の元太くんがステージ上で対になる瞬間が、最高に好き。どちらかと言うと早取りの宮近くんと、遅取りの元太くん。ダンスのスタイルが似ているわけでもない。だけど、ふたりのダンスからは何処となく似たパッションを感じる。実際は赤い炎と青い炎の温度って全然違うのに、ふたりのパフォーマンスからは、色は違うのに、同じ温度を感じる気がするんだ。
パフォーマンスだけでなく、普段の会話もそう。ちゃかげんの宮近くんは、兄弟というより、幼馴染のお兄ちゃんっぽさがあるなと思う。2歳年下の元太くんと、同じ温度でバカをして、同じ温度で話し合って、時にお兄ちゃんらしく(リーダーらしく?)声を掛けてみたり、時に元太くんにリードされてみたり。そういう関係性が、互いに心地いい温度なんじゃないかなって。そんなふたりを見て、ジリジリ照り付ける太陽や、汗を乾かす海風や、熱帯夜にしゅわっと弾けるサイダーを連想しては、夏だなと感じている。
「春はちゃかげん、ふたりの後ろに桜舞う校舎が見える気がするの。」
ちゃかげんの2ndは春にした。
背中合わせで踊るふたりに、部活でのダブルエースっぽさというか、クラスメートっぽさというか、どことなく青春を感じて、夢を見ているのだと思う。ちゃかげんって、どちらがボケでツッコミでってのもあまりない。どちらもお茶目におバカするし、どちらもそれにツッコむ関係性のような気がしていて、その、ぽんぽんとボケとツッコミを打ち合う様が、スポーツの連係プレーのようで見ていて飽きない。ちゃかげんの戯れを見ていると、メンバーであるのは勿論だけど、それ以前に「友達」なんだろうなと感じる。ドキュメンタリーで「パンダみたい」って写真撮り合っていたのも、そう。『Water drop』の歌詞について小競り合いしているシーンも、そう。いつもふたりでわちゃわちゃしている様子から、桜咲く時期の放課後の校舎が思い浮かんだ。オフの日に、フットサルやサッカーしているときもそんな感じなんだろうな。RIDE ON TIMEでちらっと見えた光景を延々と繰り返し、ちゃかげんにサッカー部役をちょうだいよ、と、未だにテレパシーを飛ばしちゃうのは、この私。
つづく。