自信をあげるよ。
君のために出来ること。君にあげられるもの。3月3日からずっと考えていた。悩んで考えて答えを出しては、また悩んで考えてを繰り返している。「アメリカに行く君に、日本に居る私は何が出来るのだろう。」その答えは、たぶん一つじゃなくて、不正解もない。”私”の数だけ正解があるものだと思うし、私はきっと、この先も何度も何度も考え続けるのだと思う。
3月25日現在。私が、その答えの一つとして持っているものは「自信」。私は君に、宮近くんとTravis Japanの皆に、愛を通じて自信を届けたい。“(して)あげる”なんて言うと、上からに感じちゃって、なんだかこういう表現はあまり得意じゃないんだけど、今日はあえて、ここに書いておく。
「私が君に“自信”をあげる。」
遡ること3月2日。まだ、アメリカ行きを知らない世界線にいた私は、宮近くんからこんな言葉を受け取っていた。webの内容だから意訳するけれど、「ファンの方から春の陽気のようなあったかさや自信をもらえた2月でした」という言葉。大賞のことかもしれないし、それ以外のことかもしれない。明言されていないから分からないんだけど、私は、ファンから貰ったものを春に喩えたこの文章が好きで、大好きで。3月3日、君たちがアメリカに行くことを知ってからも、何度も何度も読み返している。
翌3月3日。発表の後に一斉更新されたとらまるでも、宮近くんは、ファンがさまざまなプレゼントを持って来てくれたと書いてくれていて、いやいや、そんな。それは、宮近くんたちから貰った幸せやときめき、愛へのお返しなんだよ。と、言葉を返したくなるけれど、今はぐっと飲み込んで…。そのプレゼントの中の一つにまた「自信」があった。
そして、昨日3月24日の生配信。また宮近くんは“自信”という言葉を口にしていた。+81での出会いを通して、自信やもっと試したいって欲も着いて、それをモチベーションにして、背中を押してもらえて、パフォーマンスを持って行ける。その言葉を聞いて、”自信”って、自分を信じるって書くけど、自分だけで身に着けられるものじゃなくって。「自信を持って」と言うのは簡単だけど、そこには他の人たちから肯定してもらうこと、信じてもらうこと、認めてもらうこと、愛してもらうこと、他にも色んな要素が必要なのだと感じた。それなら、私は全力で肯定するし、信じるし、認めるし、愛するよ。
そうだ。私は、君が安心して、慣れない地でも逆境や向かい風だって楽しめるくらい、胸を張って戦えるための「自信」をあげたかったのかもしれない。挑むのだって、踏み出すのだって、続けることだって、力が必要。そのパワーの源になれるような「自信」をあげたいんだ。
あの日から何度も書いてきた「大丈夫」という言葉。これは、宮近くんたちに伝えたい気持ちはもちろんあるけれど、それより何より、私自身に言い聞かせている言葉だった。トラジャもトラジャ担も含めて、「私が好きな人たちは大丈夫」って祈るような気持ちで、何度も何度も書いてきた。根拠は、これまで重ねてきた思い出の数々。「思い出が僕らを繋いでいる」って歌ってくれるように、皆がくれた、皆で創った思い出たちはきっと裏切らない。無くならない。だから、君も私もきっと大丈夫。君は君で、私は私。それぞれの人生を胸張って思いっきり楽しもうよ。努力も決意も覚悟も、最高にかっこいいよ。自分を信じて、君を信じて、思いっきり。また次直接会えるとき、君はもっともっとかっこよく、逞しく、輝いているんだろうな。私はもっともっと自分のことを信じられる自分になれていると良いな。
今蒔けば、種は花を咲かす。そりゃ時間なんてのは掛かるだろうけど、大きな花が。トラジャだけの、大きくて、美しくて、綺麗で、素敵な花が咲きますように。負けないように挫けないように、ここから君に愛を、自信を贈る。そのためのレターセットやカードも買って来た。宮近くんが笑ってくれたらいいなって、ちょっとシュールなトラたちも買って来たよ。だから、不安になる日があったって、自信が持てなくなる日があったって、立ち止まりたくなる日があったっていいよ。皆がくれるみたいに、上手に笑顔を届けられるか分からないけれど、今度は私も皆のことを笑わせたい。これからも愛でもってまっすぐに、君に自信を届け続ける。日本とLAまでの距離や時差に慣れるまで、ちょっと時間は掛かっちゃうかもしれないけれど、ちゃんと届くように、君をぎゅーっとして自信をあげられるように、言葉にし続ける。
もう出発したみたい。まだ空の上に居るかな。飛行機雲を見つけて、思わずシャッターを切った。
空、晴れたね。一日中、暖かかったね。桜の開花も間に合ったね。春が来たね。桜吹雪が舞う中で踊るみんな、とってもいい顔してたな。なによりも熱く眩しく逞しく、美しかった。自信に満ちた顔、宮近くんに、トラジャの皆に出逢えて良かった。本当に、本当に。走り出した街の音が、私には歓声のように聴こえた。宮近くんたちはどうだったかな。キャリーケースが転がる音、滑走路を走る音、エンジンの音、プロペラの音。全部が皆の門出を祝福していますように。
行ってらっしゃい。君の未来が輝き続けますように。
I wish you all the best in this new chapter of your life.