マガジンのカバー画像

ぷろじぇくとSTORY

29
2007年から始まった、某地方私立大学商学部のPBLプロジェクトの物語。 プロジェクトが始まるきっかけを作り、ディレクター的な立場で関わってきた「わたし」が語る「書くP」。
運営しているクリエイター

2019年2月の記事一覧

2-7.「書く力とはなにか」目指すところをどこに位置付けるか。

いよいよ本番初日1週間前というくらいの時に、小学校から「望ましい作文」が送られてきた。大…

miww
6年前
4

2-6.社会人スキルを身につけるとは

引き続き「全体訓示」のメールの話から、社会人スキルを身につけることについて。 「全体訓示…

miww
6年前

2-5.全体訓示×個別対応で、漏れなく・落ちなく

このプロジェクトでは、準備期間の間のミーティング(以下MTG)は、事前研修のみだった。メ…

miww
6年前

2-4.大学生向けの課題は続く

【課題1】 のシート作成の後は、「作文」に仕上げるための骨組み=構成 づくり。 シート1で出…

miww
6年前

2-3.for小学生プロジェクト 始動!

今回手を挙げてくれた21名のうち、前回の大学生版書くP(書く力をつけるプログラム)の参加者…

miww
6年前
2

2-2.for小学生プロジェクト 概要決定。

12月末に、私とT先生とでH小学校の校長室に伺った。 校長室には、校長先生、教頭先生、教務…

miww
6年前

第2章 教えることで学ぶ 2-1.つづきのそれから

大学生版の「書く力をつけるプログラム」を終えて、 プログラム自体はスムーズに思うとおりに進み、 ある程度の、期待通りの成果を得た。学生からの感想の感触もよい。 だが、課題もみつかった。 今回の受講生はT先生のゼミ生が多数いたが、その直後のゼミの発表は変わり映えがなく、うまくいっていないということを耳にした。 今回のプログラムとは何の関係もないが、少し気になる。 書く力をつけるプログラムでは、ブラッシュアップの仕方やモノの見方、発表の仕方のグループワークもやった。 そのやり方

1-6.プログラムの感想

オーダーしてくださったT先生のブログから、再度引用させていただき、 当時のT先生の感想と…

miww
6年前
1

1-5.インタビューワークの効果

「大学生版書く力をきたえるプログラム」のベースにインタビューワークを実施したが、どんな感…

miww
6年前
2

1-5.最初の「大学生版書く力をつけるプログラム」4

さて、3日目。 いよいよ、自己紹介文を書く。時間は30分。 最初に、再度自己紹介文を書く時の…

miww
6年前
1

1-4.最初の「大学生版書く力をつけるプログラム」3

当初の計画から大きく外れて、話が長くなってしまったので、この辺で巻きを入れて、この投稿で…

miww
6年前
1

1-3.最初の「大学生版書く力をつけるプログラム」2

今回のプログラムの狙いは、 「”書くこと”を理解することで、自分自身を知るきっかけをつか…

miww
6年前
1

1-2.最初の「大学生版書く力をつけるプログラム」

T先生からの最初の要望はこうだった。 「ゼミ生の2~4年生を対象に、実験的なことをしてみ…

miww
6年前
2

第1章 はじまり 1-1.自分の”なぜ”を中心に据える

※ノートのタイトルを改題しました。 2007年11月某日。その日、私は初めて、その大学の教室に向かった。 その大学ではシンボリックな、10何階か建ての大きな建物「文系センター」の上部階の教室だったと思う。 この日から4回コースで、私は、大学生対象の課外プログラムを回すことになっていた。 === 私は当時、3度目のフリーランスになりたてという時期だった。 子どもの病気や企業の理由で4回のリストラに会い、自分でNPO法人を立ち上げたり、その法人を出て新しいNPO法人に就職するも