
2018/09/12 あれから10日
6:31
夢を見た。
「それで最後に何が起きたの?」
途中経過のみを知っていた誰かに聞かれる。「そうだったね、そこをまだ伝えてなかったね」話し始めようと口を開く。目が覚めた。
夢の中までもが、すでに「この現実」に基づいている。小さくショックを受けた。そんなんだったら、奏くんを出してくれたら良いのに。奏くんの写真や動画を観てから眠ったのに。
「九月十二日」。時が過ぎていく。あの日々が遠くなっていく。起き抜けから胃に違和感。胃薬飲もう。昨日はケビンがいてくれて良かった。気心の知れた友人と一対一であれば大丈夫なんだ。明日明後日と、大きな仕事が入っている。明日は、久々の英語でのワークショップのファシリテーション。正直、心配だし不安。昨日ずっと英語だったのは良いリハビリだったかもしれない。
18:28
二〇一六年に若くして夫を亡くしたぺろぽんたさんのブログが、今日も私を支えている。「一〇日目」の私は今、「五ヶ月後」を読んでいる。今の私には「先」なんて見えない。「五ヶ月後」に見えるかもしれない風景を、なれているかもしれない自分の姿を、そこに見る。それは暗闇の中、向こうに光る道標になっている。