【正解はなんだ?】ハプニング多(涙)、ニュージーランド/フィジー旅
いままで行った旅行でいちばんハプニングやミスが多かったと言っても過言ではない。
旅に出る前に組んだつもりのホビット村オプショナルツアー。
私が日づけを間違えてもう予約が出来なかった…
悲しすぎる。
「準備が9割!」
以降の旅へのスタディにしようと思う。
ニュージーランド(オークランド)とフィジーを組んだ旅(2024年12月)
(1日目)移動日、フィジーでトランジット
成田からのフィジーエアウェイズ。
またも私のミス。
航空券のeーチケットをまったく準備していなかった。
どこだっけ?いつ届いたっけ?と心拍数が上がる。
「パスポートさえあれば大丈夫ですよ」と言われて安心したが、
見つけたe-チケットは念の為写真でキャプチャ。
座席はパートナーと通路挟んで横で取ってみた。
フィジーまで9時間のフライト。
成田の搭乗カウンターで
「あれ?ふつう乗り継ぎの便のチケットってもらわないっけ?」と気付いてクレームした。
「ここではシステムトラブルで出来ませんトランジット先で言ってください」
チェックインカウンターにいたお姉さんのミスだね???
フィジーでは私たちと同じ目にあった人が複数いた…
トランジットの待ち時間4時間。
フィジーナンディ空港、小さくてあまりすることない。
(2日目)ニュージーランド・オークランド到着
ナンディからオークランドは3時間くらい。
すっきり晴れ渡ったオークランド。美しい。
空港からのレンタカー会社とのピックアップ場所に向かう。
あれ?どこ?
スーツケースを引きながらウロウロ。
空港職員に聞いたがよくわからない。
Googleマップで20分の距離。
もう事務所まで歩いて行っちゃおうか?としたが人が歩く感じではない。
でまた引き返す。
カート整理の人に教えてもらった場所へ。
他のレンタカー会社の送迎は見かけるが私たちの契約したマイクロバスは来ない。
電話、オペレータビジー。
メールやメッセージを送るが返信がない。
「他に手配した人がいないとこのままずっと来ないんじゃない?」
茫然自失。
「すみません、あなたの会社じゃないんだけど」
と他のレンタカー会社のドライバーさんに助けを求めたら
「ボクが連絡してあげるよ」
すごく親切な人だった。
レンタカー屋さんで事務処理。
「国際免許がない彼は運転者にはなれないわ」と言われ、必然的に私がワンオペドライバーになる。
ニュージーランドは100キロと書いてあるところを2−3キロオーバーしただけで罰金になるらしい、と聞きヒヤヒヤ。
なんとか快調にフリーウェイ。
「ニュージーランドで運転していたら人よりも羊の方が多くてボーッとしちゃって」と前聞いたのは南島とかの話なのかな。
ふつうに都市部の交通量。渋滞はない。空港から街中は30分くらい。
車を停めて歩いて回ることにする。
*Britomart:おしゃれな感じ
*Queen St.:ハイブランドがいっぱい
Queen St.を抜けてからお目当ての
*Sky Tower
南半球でいちばん高い建物とのこと。328メートル。
入り口がわかりにくくここでもアタフタ。
Sky Towerからはバンジーやら外周を歩くコースがあるらしいとあったがしている人はいなかった。
The Occidentalでムール貝やラムシャンクを食べる。
美味しい!
「いままで食べたムール貝やラム肉でいちばん美味しい。臭みがない」
とパートナーも喜んでいた。
帰りにスーパーマーケットのウールワースに行く。
買いたいものがほとんどない…
治安は良さそう。南半球は夏。外は夜9時くらいまで明るい。
歩道が広い。100万人都市なのでゆったりしている。
(3日目)Rotorua(ロトルア)ドライブ
朝、駐車場から出庫するのに手間取る。
キーカードを機械にかざす方式とわかっていなかった。
マシンの中に入れたら、キーカードを激しく吐き出した。
またもアタフタ。
オークランドから南へ。
まずは2時間かけてHobbiton Movie Set(ホビット村)を目指す。
私は日づけを間違えたけど、そういう間抜けは他にもいるのでは?
急に病気になってキャンセルする人がいるかもしれないし、とそのまま向かう。
フリーウェイは快調。
国道1号線を南下。
途中どんどん左で他道になってしまうので車線は真ん中にいるのが良さそうと学ぶ。
*ホビット村
ここはガイドツアーなしでは回れない。
ダメ元でチケットカウンターで交渉。
“Sorry, fully booked today.”
やはりNGだった。残念すぎる。
ハイシーズンということだが、どこもかしこもそんなに大混雑でもなさそうに見える。
ふだんはどうなっているのだろう?
残念だったのでカフェでお茶して次を目指す。
*ロトルア湖
水鳥がいっぱい。
途中Dangerとあるところは硫黄臭がしてガスが立ち込めている。
ロトルア博物館の建物は修復中だった。
*Te Puia(テ・プイア)
こちらもガイドツアーでまわる。
はじめにマオリの文化について説明。
そしてKIWI HOUSEへ。
KIWIバードの飼育施設を見せてもらう。
やった!国鳥が見られる。
夜行性とのことで館内は暗くなっている。
意外と大きい。
ラグビー大でコロンとしたフォルムに長いクチバシ。
ちょこまか動く姿を拝めて嬉しい。
泥がぽこぽこ吹き出す池も面白かったが、こちらのハイライトは間欠泉Pofutu Geyser
大迫力!!!
青い空にダイナミックに白く噴き上げる水煙。
来て良かった。
別府とはスケールが違う。(ごめんなさい、別府)
*Waimangu Volcanic Valley(ワイマング火山渓谷)
ここはビジターセンターから自分たちで歩いておくまで進み、シャトルバスで戻ってこられるシステム。
・フライパン湖:そこまでグツグツはしていなかった
・インフェルノ火口湖:色が綺麗。ミルキーブルー。
この色は別府でも見たけどやはり美しい。
火山渓谷で地獄感あるなかの極楽…あ、恐山を思い出す。
・大理石テラス:またちょっと地獄?そして鳥がいて驚く。
歩きながら「ここに小さいラプトルが出てきてもそうなのかな、と思っちゃうね」と話す。
ゴールのロトマハナ湖の白とピンクのシリカの段丘は噴火で崩壊と聞いたので大理石テラスから引き返す。
3時間かけてオークランドへ戻る。
ベイエリアのWynyard Quarterを歩いたり、スーパーに寄ったりしたら時間が9時半になってしまった。
レストランがどんどん閉まってしまいマクドナルドへ。
ご当地バーガーのKIWIバーガーを食べたがべちゃべちゃで美味しくなかった。
べちゃべちゃにさせた原因は中に挟まっていたビートルート。
栄養価は素晴らしいらしいのだけど…
(4日目)Waipoua (ワイポウア)Forest, Devontportドライブ
今度はオークランドから北を目指す。
前日のほぼまっすぐの道とは変わって山道クネクネあり。
ニュージーランドに3つだけある、という有料道路は迂回して海岸コースを選択。
ニュージーランドは村とか人のいるエリアは50キロとか60キロになるが村が途切れた→100キロなどとある意味わかりやすいシステム。
一般道なのに100キロで爆走するのは私の感覚ではひょえーとなる。
そして田舎道。やたらめったら小動物の死骸が。
踏みたくないので気をつけて避けないとならない。
ひどい場合は100メートルおきに右に左に横たわっている状態。
そして鈍臭めの鳥がつついている場合も。
これはポッサムとかウサギ?
*ワイポウア森林保護区
マオリの神の木、「カウリ」を見に行く。
カウリはニュージーランドの固有種とのこと、入り口では靴の裏を消毒するなど徹底している。
・タネ・マフタ:「森の神」すごい迫力で圧倒される
・テ・マツア・ナヘレ:「森の父」幹の周りが16.1メートルもあるんだそう
触れるヤカスなどは現在非公開で二本の木を見るために3時間ドライブになってしまった。
どこか他も目指そう、となりオークランド対岸のDevontportへ行く。
*Devontport
ここはオークランドからフェリーで行ける小さくて品のある街。
ヴィクトリア調の建物が可愛い。
ああ、ここってサンフランシスコとソーサリートにそっくりな関係性!
Mt.ヴィクトリア山頂からオークランド市内を眺める。
その後は海辺でピザやフィッシュ&チップスを食べた。
(5日目)フィジーへの移動日
朝の時間で最後のオークランド観光。
*Mt.イーデン
標高196メートル。死火山。かつてのマオリの要塞。
前日にMt.ヴィクトリアに登ったからどうする?とは話していたが、私はこちらの方が好きだった。
近いのでスカイタワーなどがよく見える。
そしてクレーターを覗き込むのも面白い。
さよなら、オークランド!
夏のオークランドは天候も温厚で夜が9時まで明るいのでお得な気持ちになった。
レンタカーを空港で返却し、フィジーへ。
飛行機上空から地表を見たら、道路が茶色い水で覆われているのだけど!?
到着したら豪雨だった。
そしてこの日はクリスマス。
「フィジーの人はほぼ100%クリスチャンです。今日と明日は8割の店が閉まっています。いまは雨季なので天候が悪いのは残念ですね。宿泊のホテルのプールは改装中なので使えません。系列の他のホテルへの送迎なら可能です。洪水で道路が水に沈んでしまったところもあります」
え、え、えーっ???
空港でレンタカーしてヴィチレヴ島一周しようか、という構想は早くも崩れる。
テンションだだ下がり。
回れ右してオークランドに戻りたい気分。
ホテルのギフトショップを覗きに行く。
店員はずっとスマホでおしゃべり。
ホテルで晩ご飯。
ココンダ料理:ココナッツスープの中に魚。あ、割と美味しい。
フィッシュ&チップス:とても美味しい。
しかし、飲み物が出てくるまで30分。食べ物が出てくるまで60分でゲンナリした。
生演奏をしていた歌声はクオリティ高く、それは良かった。
レストランは工事中のプールサイドなので半分外みたいなもの。
カエルが跳ねていた。
(6日目)フィジー
今日も豪雨。いったいどうしたもんだ。
東南アジアのようにスコールが降ってもサッとやむのかと思った。
少しでも雨足が弱いとラッキー!と小躍りしたくなるレベル。
「他のホテルに行ってみようか、そちらにはビリヤード台があるみたいだから、ずっとビリヤードで遊ぶか」
水着着て、シャトルバスへ。
断続的な雨。大雨→小雨→大雨…
気温も25度くらい。
プールも脚を入れてみたが、寒い。水着を濡らして泳ぎたいだろうか?
外国人の子供たちははしゃいで泳いでいるが、アジア人のオトナの私たちは?
「ビリヤード、出来ますか?」
「いま、使えないです」
はああー、ビリヤード台の上には何だか荷物の箱が積み上げられていた。
結局、早々に引き上げた。
歩いて9分のところにスーパーNew Worldがあったね、ということでビールやポテチを買って部屋飲み。
島価格?まったく安くない。
夜はまたホテルで晩ご飯。
同じ人たちの素晴らしい生演奏。
(7日目)最終日。我慢できずレンタカー、ヴィチレヴ島1/4周
私たちは海すら見ていない。そんなフィジー旅はあるか?
ホテルの人に紹介してもらったレンタカー会社。
ホテルまで迎えに来てくれてトヨタカローラを1日350フィジードルで貸すという。
ニュージーランド3日分の料金に等しい。
うーむ。このままビーチも何も見ずにここを去るのはどうなのか?背に腹はかえられぬ。
経営者はインド系?
「もう少しコンパクトな車でいいのだけど、少し安いのはありませんか?」
「いや、いまはハイシーズンなので他はない」
こんな豪雨が果たしてハイシーズンなのか???
渋々サインしたら相手はほくそ笑んだ。
私たちは17時でオフィスを閉じるのでそれまでに返却してください、と言いつつ契約書に16:20と書いているのは気付いて文句を言う。
はい、この車です。
カローラじゃないじゃん。ヒュンダイじゃん。
しかもオンボロ。
ハンドル、ベタベタする。
ガソリン、半分も入っていない。
騙された。ほぼ詐欺だ。
皆さん、Satelliteというレンタカー会社には気をつけて!
気を取り直して運転。
道が悪い。
右に左に穴ボコが開いていて水が溜まっている。
道路、冠水しているところもある。
運転はパートナーに代わってもらう。
ナンディ市内の観光名所とあったスリ・シヴァ・スプラマニヤ・スワミ寺院、ナンディ市場、あまりにもごちゃごちゃしていて降りる気もしない。
島を一周するQueen Rdに入ると道路はマシになったが時々穴はあるので油断できない。
・Natadola Beach:インターコンチネンタルホテルの敷地をGoogleが誘導してしまう。
ヤトゥレリゾートでランチを食べながらビーチを拝もうかと思ったが「宿泊客以外はは入れません」とお姉さんにキッパリ断られる。
みじめ…
・シンガトカ砂丘国立公園
鳥取砂丘みたいな砂丘と海を見られるスポット。
雨足はそこまで強くはなかったが傘をさしながら砂の上を歩く。うーむ。
海沿いの道、Coral Coastをドライブして最後の目的地へ。
・マウイ・ベイ桟橋
晴れていたらどんなに美しかったことか…
17時までにレンタカーを返しにいかないとさらにチャージしてくるかも。
結構ギリギリ。
そしてナンディ市内はすごい渋滞。
横から入ってくる車には優しく譲るカルチャーは良いとは思うんだけど、ヤキモキする。
フィジー。バス停でヒッチハイクしようとする人、裸足で歩く人をたくさん見た。
(今回の反省)
*ツアーは日づけをよく確認して早めに申し込む
*レンタカーは大手の方が安心
*雨季はあなどれない
*目的地のことはYouTubeなどでもちゃんと調べる
*12/25, 26の旅はキリスト教圏はよくない!
*ラフスケジュールは立てておいた方があわてない
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