同人音楽

ご無沙汰してます。

中学2年生に歌い手のなみりんに出会ったことをきっかけに、22歳のこの年までのめり込んできた同人音楽という趣味。僕の中でそろそろ終わりが見えてきた気がします。少しだけ、この趣味に対する気持ちを書きたいと思います。

いじめられていた中高生時代において、歌い手、配信者、同人音楽という趣味は、僕の心の支えでした。なみりんの歌声に惚れたところから始まり、つきのんへのガチ恋、勿忘うたへのガチ恋は、いじめられていた背景から来る、僕の女性との関わりに対するコンプレックスを埋め合わせてくれる存在でした。

(広い意味で)同人音楽というこの趣味は、僕の10代の経験の大部分を占めており、その経験が今の僕という存在を支えていると思います。

大学生になってから、いじめられるという課題が解消され、サークルで部長を務めるなど、充実した日々を過ごしています。そんな中で彼女もでき、僕の女性との関わりに対するコンプレックスも解消されつつあります。

ガチ恋をする必要がなくなった僕にとって、僕の中の同人音楽の意味も変化してきます。

昔は狂うように買っていたCDも買わなくなってしまい、すきな音楽以外聴かなくなりました。◯◯さんにガチ恋してるから、そのCDは絶対買う!ということもなくなり、本当に音楽がすきでなければ、もうあまり聴くことはありません

また、近頃のSNSでは、アイドルやコンカフェ嬢の裏の姿が溢れてしまっています。彼氏がいるとか客の悪口を言っているとか。そんな問題は今に始まったことではないでしょうし、僕がガチ恋していた人たちにも、そういう見えない部分は当然たくさんあったと思います。

なんとなく、アイドルやコンカフェ嬢を信用できなくなってしまったんですよね。裏側があったとしても、それを見せないようにするのが、プロだと思うのですが、そうもいかないようですし……。裏があるのはいいのですが、せめて、お客さんに隠し続ける努力はしてほしいと思うのが、僕の気持ちなのですが……。

兎にも角にも、このようなSNSの流れや、彼女ができたことをきっかけに、この趣味と疎遠になるのも、そう遠くないと感じ始めています(これまでは、細くとも続けていきたいというモチベーションがあったのですがね……)。僕を支え、形成してくれたこの趣味に感謝をしつつ、自然消滅していく未来に任せることになると思います。


ありがとう、同人音楽。

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