鑑賞日記「怪物」
「怪物だーれだ。」
このセリフが一番耳に残った。
大人も子どもも
大事な何かを守るために
嘘をつき、その嘘に苦しみながら
また誰かの運命を変えていく。
真の怪物は誰なのか?
その業は果たして
誰かにとっての正義なのか…。
そんなことを感じながら
エンドロールと美しい調べが途切れるまで
観入ってしまった。
もし、星川くんの視点からの
ストーリーが描かれていたら、
この作品はきっと成立しなかっただろうし、
もしかしたら私は最後まで
見届けることが
できなかったかもしれない。
それほど
残酷で美しい物語だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?