「あなたができる」からでお願いするのはなく、「わたしはできない」から協力してもらうことの勧め【Week49】
12月になりましたね。今年もあと1ヶ月。みなさんにとって、今年はどんな1年でしたでしょうか?
僕はと言うと、『100%共感プレゼン』という本を出版したこともあってか、「共感」について考え続けた1年でした。
プレゼンだけでなく、普段の仕事、そして会話でも「共感」は必要になり、そのことを噛み締めた1週間だったので、丁寧に振り返ろうと思います。
大きな出来事
noteで報告していなかったのですが、先月東京から神奈川へ引っ越しました。
海が近いことがとても気に入っており、よく晴れた日は海と空の青に癒されながら、毎日楽しく過ごしています。
東京のオフィスに通うことは少なくなりましたが、もともとバングラデシュを拠点に2年以上生活していたこともあり、仲間たちにすぐ会えない寂しさはあるものの、特にリモートワークの難しさは感じていません。
他方でメリットは早速味わっています。例えば先週は1日6件以上ミーティングする日が3日あったのですが、オフィスへ毎日出社していたころでは1日4件、多くても5件のミーティングが限界でした。
移動時間が少なくなるということは、その分別のことにかけられる時間が増えるということ。仕事だけでなく、休む時間も増やすことができ、とても体調が良い日が続いています。
仲間に会えない時間も、仲間に会える楽しみが増える時間だと思えば、それもまた楽しみに。まだ引っ越して間ものないですが、この新環境をもっともっと楽しんでいきたいと思います。
学んだこと
今週はミーティングの時間が多く、お願いすること、そしてお願いされることについてよく考えた1週間でした。
誰かにお願いをする時、その理由は大きく2つに別れます。「あなたができる」からか、「わたしはできない」から、のどちらかです。
そして多くの場合、どちらの理由も当てはまり、お願いする時はどちらかの言葉を選ぶことになるわけですが、ここで多くの人が間違えます。少なくとも私は間違え続けてきました。
僕がいつも選んできたのは「あなたができる」から。自分よりも仕事ができる仲間にお願いすることはとても大事なことですが、もし「わたしはできない」ことを伏せている、あえて触れないようにしていると、それは自然とお願いする相手に伝わります。
『100%共感プレゼン』という本を書きながら、このことについてもよく考えました。どちらの方が共感してもらえるか?答えはもちろん「わたしはできない」です。
理由は単純にして明快。「できる」ことよりも「できない」ことの方が多く、基本的に誰でも「できない」経験をしているからです。
とても小さな話に聞こえるかもしれませんが、僕にとっては自分の振る舞いを見直す非常に大事な学びでした。
今週投稿したYouTube動画&note記事
ありません。
来週に向けて
今年もあと1ヶ月。
これから大事なミーティングが毎日のように続きますが、1つ1つのミーティングを大事に、今年を良い形で締めたいと思います。
それでは、来週もがんばりましょう!
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