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いぶりがっこ

頃は11月4日…

いぶりがっこを食べた。

いぶりがっことは…

秋田県の郷土料理で、燻製した沢庵のことだ。秋田県は大根の収穫期に湿度が高いため、通常の沢庵漬をすることができない。そのため、囲炉裏(いろり)の煙を利用して大根を干し、燻製の過程が加わったというわけだ。豪雪地帯の保存食として古くから作られていたという。いぶり(燻る)がっこ(大根)。

いぶりがっこの製作工程

とにかく、わたしはいぶりがっこが大好きだ。

いぶりがっこ

こんなに美味しいものはなかなかないと思う。

ところが、いぶりがっこにクリームチーズを合わせるともっと美味しい。

いぶりがっこチーズ

これを発明した人に、なんらかの形で感謝したい。

ゆたかな味わいの深みと、臭み。とろける。

食べ物の最高峰はこれだと思う。いぶりがっこもチーズも、生まれた場所は違えど、人々の苦難のなかで生まれ、数々の人生とともに生きてきたという重みがある。

わたしはいぶりがっこチーズを「人生の味」としたい。そして20歳になったら、これをアテにして呑ませて頂こう。いぶりがっこチーズに乾杯。

次も
その次も
目的地じゃない

夢の
景色を
探すんだ宝島

新宝島

いぶりがっこをパスタにいれて食べたのも美味しかった。

ちなみに鮎も食べた。

(おわり)

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