ローミング・オールド・シティ
頃は10月28日…
ボーナス・京都だった。
または雨上がりのローミング・オールド・シティ。
早起きしてキタノ・天満宮へ。みんなは知らないかもしれないけれど、ここにはMr.菅原道真が祀られている。
静かでシンプル、良い感じ。
松が多く生えていた。今住んでいるところでは松をあまり見ないから、その造形美に驚いた。
そして金閣寺へ。
金閣寺といえば、三島由紀夫の「金閣寺」は、途中で読むのをやめた。
特に理由はない。
Quiet&Simpleを愛する私にとって、金閣寺の派手さは合わないだろうと予想していた。
しかしかなり好印象だった。伝えたいものが、正当に表現されているものだと思った。
金閣寺の後ろには山があり、京都のうすい霧がでている。おおきな池は水をたたえていて、石と植物がバランスよく配置されている。
はじめて見た時の「はぁっ…!!!」という感じはかなり強かった。これがあの竜宮城ですか!みたいな。おそらく作り手は、こういう驚きと感動を味わって欲しかったのだと思う。
別世界を地上に作る、その思いとがんばりがすごいです。
そして、龍安寺へ。
ちなみに、今日ここまでの移動はすべて徒歩。わたくしは、もっと金閣寺と龍安寺が近いと思っておりました。(立命館大学のあたりでなか卯を食べた。)
有名な石庭もよかったが、園内の緑も美しかった。ユニークな松もあった。
そして、最後に広隆寺。
弥勒菩薩がよかったです…
広隆寺に漂う空気は文字で伝えられないな、クリスマスと正月と、節分(重要)が一気に来たような雰囲気だ。
旅は終わり、わたしは東京へ戻ってきた。
(おわり)