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20. これまでで1番の後悔

20代の心を病んでいたときは、後悔ばかりしていました。

進学も、恋愛も、就職も、何もかも失敗に感じられてたまりませんでした。

「○○しなければよかった」
「○○すればよかった」
「もっと前に○○しておけばよかった」

こればかり考えて、自分を責めてばかりいました。
うまくいってる人や輝いてる人が、妬ましくて仕方ありませんでした。

30歳を過ぎた頃から生きるための手段として、

「後悔は絶えないけれど、ないものねだりはしない方がいい」
「他の道を選んでも多分、同じくらい苦しんだり失敗したり悔やんだりしていたと思う」
「選んだ道を正解にしていくしかない」

と考えるようになりました。

人が抱えられる荷物には限界があるし、その時々の自分は、それなりになんとかしてきたのだから、あまり悔やむのはやめました。

そのうえで「1番の後悔」があるとすれば、

もう少し過去に関わった人とコンタクト取っとけばよかったな

とは思います。

子どもの頃から転校が多かったので、そもそも親戚以外「おさななじみ」がいません。

中学高校はエスカレーターでしたが、あまり学校に馴染めなかったので愛着がなく、同窓会などやってるのかどうかも知りません。

さらに就職後に心を病んで、同級生が就職、結婚、出産と楽しそうなのが辛くて、ほぼほぼ連絡を取らなくなってしまいました。

その後SNS時代になって、趣味や仕事で知り合った方々と繋がりやすくなりましたが、それ以前に切れてしまった縁は戻りません。

今思えば、手紙でもなんでも、うっすらと繋がっていたらよかったなと少し思います。

とは言え、当時の自分の心理状態では、連絡をとって世間話をするなど、関係を継続させるのは難しかったので「まあいっか」と思った時が縁の切れ目だったのかもしれませんが。

一度切った縁はなかなか復活できない

今は肝に銘じて、なるべくできたご縁は切らないように頑張っています。

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