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8. 最近怒ったこと

「最近怒ったこと」が、ほぼありません。

そう言うと「冷静で穏やかな人」だと思われるかもしれませんが、若い頃は人よりも怒りの沸点が低いほうでした。

家族や親戚の無神経な発言に、
いじめてきた同級生や先輩に、
テレビ番組の無知蒙昧なコメントに、
上司や同僚の勝手さに、
電車に乗り合わせたグループの会話にまで、
ぷりぷり怒っていました。

いまだに夜中、眠れないときなどに昔のことを思い出し
「あの時の親の言葉、あれは何だったんだ?」
「30歳はババアとか言ってきた部長、ほんとムカつく」
「取引先の人が舐めてきた。あー腹立つ」


と、1人ジタバタと涙ぐんでいます。

最近、あまり怒らなくなった理由は次の3つです。

1  感情がネガティヴに揺さぶられそうな人モノ情報からは距離を置くようになった
2  結婚した
3  独立した

一つずつ見ていきます。

1 . 感情がネガティヴに揺さぶられそうな人モノ情報からは距離を置くようになった


親や面倒な親戚、合わない空気を感じる人とは距離を置き、会ってももあまり話さないようにしています。

「苦手な人でも交流しているうちに、その人のいいところが見えてくるかも」
と思った時期もありましたが、そこに注力するのはやめました。

苦手な人を克服するメリット<やっぱり苦手なまま嫌な気持ちになるデメリット

だと思ったし、時間も体力も有限なので大切な人や好きなことに使ったほうが良いに決まっているからです。

テレビも基本的にはスポーツなど、生で見たい時以外はつけなくなりました。

ネットやSNSは嫌でも目に入ってくるので困りものです。
対策として、なるべく見る媒体を絞り、見たくないものはミュートしたりフォローを外すようにして、心の安定を保っています。

2. 結婚した


悲しみや戸惑いは、1人で抱えているうちに怒りに変わりますが、結婚して共有できる人ができました。

最近も、わたしがやばそうだった時、夫が寄り添ってくれたおかげであまり引きずらずに済みました。

職場で理不尽なことがあったときなど、わたし以上に夫が怒ってくれて怒りが収まったこともありました。

毎日一緒にいると「怒りの素が夫」というケースがあると思いますが、わたしは幸い夫に怒りを感じることがありません。
(夫はあるかもわかりません)

良くも悪くも、おそらくお互いに、過度な期待をしていないからです。

それに、夫婦2人だけの家族で、破綻したら帰る場所がなくなるので、無意識に地雷を避けているところもあると思います。

3. 独立した


独立してから感じたことですが、わたしはあまり会社勤めが向いてないかもしれません。

会社勤めをしていた頃は、女性同士のグループの空気感や上司や後輩との人間関係がいまいちよくわかりませんでした。

大きな声や横柄な態度の人、いつも怒っている人、自分が決めたマイナールールを人に押し付ける人、不機嫌で他人をコントロールする人に、いつも怯え、時には腹を立てていました。

「コミュ障をカバーするために酒席につきあおう」と飲めないお酒を断らないようにしていたこともあります。
すると、その席のセクハラや言葉でますます情緒が不安定になり、紛らわすために酒量が増え、アルコール依存気味になって肝臓を壊しました。

独立してからは付き合う人をある程度選べます。
苦手な人と毎日顔を合わせることもありません。
最近は夜の酒席も減ったので、2020年12月にお酒を一切やめました。

それで怒る頻度が減ったのだと思います。

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こんなわけで「最近怒ったこと」あまりありませんでした。

これからもあまり怒らずに済むように、夫のことは大切にしたいです。

そして、「独立したけどうまくいかないからやっぱり会社勤めしよう」という逃げ場はないのだと肝に銘じて、個人事業主として頑張って稼ぎたいと思います。

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