藤井フミヤ Special LoveSong ライブレポ 2023年2月3日
藤井フミヤ
SpecialLoveSong
2023年2月3日のライブレポです。
初日と二日目、時間が経って記憶が混ざってるので
2日分のMCです。
01.so young
02-今さらI want you
03.Moonlight magic
04.手のなるほうへ
05.君の隣に
06.慕情
07.TRUE LOVE
08.映画みたいに
09.wana
10.SEVEN WONDERS
11.禁じられた約束
12.ラブレター
13.君の手に初めて触れた日
14.水色と空色
15.INSIDE
16.DO NOT
17.Another Orion
18.魔法の手
19.なんかいいこと
20.無限なGrowing up
21.MY STAR
ec01.Go the distance
ec02.未完成タワー
このツアーが始まる前にライブなど大人数が集まるイベントでもマスクをしていれば声出しが容認された。
待ちに待った「歓声の解禁日」
あれだけ歓声を欲していた彼はさぞ嬉しいだろう。
初日のチケット取っていて良かった。
客席もいつも以上にテンション高く開演を待っているのが分かる。
暗転して、ステージが少し明るくなり、バンドの皆様がゆったりとステージへ。
それに少し遅れて、フミヤくんもステージへ。
舞台袖からフミヤくんが見えた瞬間から拍手と大歓声。
嬉しそうな笑顔。きらきら。
こうやってステージで歓声を浴びるフミヤくんを見られて良かったし
同じように嬉しそうなバンドの皆様の笑顔の中で歌っているところを見られて良かった。
あまりに歓声が途絶えないので、そしてもしかしたら歓声が久しぶりだから?
照れた笑顔で
F「分かったから。何興奮してんの?(笑)」と。
二日目は昨日で慣れたんだなって分かる、ペース配分と歓声への照れ具合。
一曲目は「一緒に歌って」と書いてたso young。ちょっと意外。
いわゆる「アルバムを引っ提げて」回るツアーはアルバムの1曲目からスタートすることが多いから
てっきりそうだと思ってた。
F「ようこそ、Special Lovesongツアーへ。」
F「今回のツアーは新しいニューアルバム(ほんとにこう言ってた)と
自分の中での三ツ星ラブソングをたっぷりと歌います。
女性の皆さんは自分に歌ってると思って
男性の皆さんも自分が歌ってるかのように
昨今ジェンダーとかいろいろあるんで
みんな好きに聞いてくれていいです」
F「メンバー紹介します。
この中では一番若い。ギター田口慎二。
キーボード&ピアノ、Fブラの最初のツアー以来です、柴田俊文。
ドラムス、屋敷豪太。
今回めっちゃ忙しい、一人で手が6本ぐらい欲しい
キーボード&サックス&フルートとかも色々やってます、大島俊一。
ベース、初めてですけど実はTRUE LOVEのオリジナルのベース、渡辺等。
そしてリーダー、佐橋佳幸」
佐「みなさん、12年ぶりだそうですよ。」
佐「実は僕は1983年デビューなんです。しかも9月21日。
僕と柴田さんはチェッカーズと同じ日にデビュー」
F「そっか、同じ日なんだ」
佐「僕らはウグイスってバンド名で」
F「なんでウグイスだったの?
イーグルス好きだから?」
佐「なんで分かったの?」
F「分かるよ、そりゃ(笑)」
佐「で、NHKの(出演するための)オーディションでチェッカーズと一緒でした。
なんか派手な衣装着てキラキラしてる集団がいるなぁって」
F「あの時は風見慎吾くんも一緒だった。
それで風見慎吾君が遅れてきて……」
佐「そうだっけ?」
F「うん、売れてる人は違うなぁと思った」
佐「先に役者さんとして出ててそれから歌手デビューだったんだ?」
佐「昨日(=2/3)俺めっちゃ喋ってたでしょ?」
F「うん、聞いてた(笑)」
佐「朝起きたら声が嗄れてたよ」
F「でもまだロックで?むんだね」
佐「うん」
F「そろそろ割りなさいよ。尚之だって割るようになったのに」
佐「うそ!尚ちゃんに電話して聞いてみよ」
F「今日は節分ですね。
この年になると喰うのが大変。」
佐「豆が足りないしね。買い足さなきゃいけない」
F「口がパサパサになるし。豆をのどに詰まらせないようにしないと」
佐「そうです。豆食べるのにも気を遣わないといけない年齢です、私たち」
佐「この前ニュース見てて」
F「うん」
佐「目黒川あるじゃないですか、桜の名所の」
F「あるね」
佐「あの桜がそろそろ60年だそうで、
桜ってあれなんですね、あんまり長くなると」
F「そう、スカスカになるんだよね、だから切られちゃう」
佐「そうなんですよ。
我々、人間で良かったなぁ、と」
F「ニュースでそんなこと思ってたんだ(笑)」
佐「そろそろオレオレ詐欺に気をつけないといけないかも」
F「そんなに?」
屋「でもフミヤは声でバレルよね」
F「うん、バレる。
でも息子も声がそっくりだから息子が俺のふりしてかみさんにたかってたりして(笑)」
屋「藤井家だけで完結するやつ(笑)」
F「次のブロックは恋が始まってすぐのころ。
恋が始まるとドキドキわくわくするよね。
人間、年を取ってもずっと恋してたほうがいいと思うんだよ。
というわけで(自分を指さしつつ)ヨロシク。
そこも大事でしょ?」
F「一番最初の恋心っていつぐらいだろう?」
佐「うーん、幼稚園とか?
いや、あれじゃないですか、生まれた時」
F「お母さんか」
佐「うん、大好きじゃないですか」
F「じゃぁ、それよりもうちょいあと。
恋が始まってその先を知らないころ。
今はもう大人だから恋が始まったら行きつく先は分かってるじゃん。
でもそれを知らないころがあったわけじゃない?
この先どうなるんだろう?って」
F「小さな恋のメロディって映画を子供のころに見て。
小学生かな。それぐらいの男の子と女の子が恋に落ちて
ラストはトロッコに乗って逃げちゃうの。
あのふたりはどうなっちゃうんだろう?ってキュンキュンしてました。
大人になってみると『次の駅に着いたら補導されるな』って分かるだけど(笑)」
F「それではここで、昭和の恋愛研究家の佐橋さんに」
佐「(かなり大声で)はぁ?無茶ぶりにもほどがあるな。
そういうのは百戦錬磨な屋敷さんに」
屋「いやいや、それは先輩の渡辺さんに」とたらいまわし
F「昔ってどうやって恋愛してたんだろうね。
俺たちどうやってたんだろう?」
佐「今みたいにスマホがないしね。」
F「そうそう、『ちょっと遅れる』とか送信できないし」
F「そういえばこの前小学校の同窓会に出たんです」
佐「それは怪しいな」
F「いや、ないよ。全然ない。好きだった子とかは来てたけどね。」
佐「次の曲ね」
F「え?」
佐「アルバムの、タイトルになってる」
F「水色と空色」
佐「それ。アルバム出来上がりました、って貰ったら
『水色と空色』っていいタイトルだなぁって思って」
F「陽水さんっぽいタイトルつけてみた(笑)」
佐「川沿いリバーサイド的な」
F「そうそう(笑)」
佐「頭痛が痛い的な。鉄拳パンチみたいな」
客席爆笑
佐「水色と空色ってどう違うんですか?」
F「一緒です。クレヨンとか色鉛筆とかも水色って書いてある。」
F「でも水の色はほんとは透明なんだよ。
空が水に写っているから水色になる。」
F「今回、やっと声出し解禁ということで。
長かったねぇ(しみじみ)
最初の時なんてあんまり静かだから
舞台袖からお客さんほんとにいるのかなって覗いてみたもん。
声出しちゃダメっていってもどうせ俺が出てきたら出すだろうと思ってたのに
ほんとに出さない。拍手だけで。いい子たちだなぁと思った。
君たちも頑張ったね」
F「立ったり座ったり、色々考えてるんですよ。」
佐「すいません、ちょっと座らせてもらってました。
屋敷さんも座ってるか。」
屋「いっかい立たせてもらってもいい?」と軽く屈伸
F「膝が硬くなっちゃうよね。」
佐「これも座って弾くやつなんだもん。」
F「なんだか編み機みたいだよね」
佐「ブラザー編み機ね」とジェスチャー
F「なんか裁縫系って感じ」
佐「分かります。僕割烹着似合うと思う」
F「似合いそう!店やってそう(笑)」
佐「髪型はこのままで行けると思います(笑)」
屋「そろそろ入っていいですか!」
F「いいです(笑)すいません(笑)」
F「さて、後半です。盛り上がっていこうぜ。」
F「最後の曲です」
客「え--!!!」←久しぶり
F「『えー』から始まるMY STAR(笑)」
F「アンコール、ありがとうございます。」
F「アンコールもがっつりラブソング歌います。」
未完成タワーで締めくくり。
これもちょっと意外だった。
でもRED PARTYで武道館で歌うために作ったって言ってたから
コロナ禍で武道館に遠征出来なかったFFのために歌ってくれてるのかなと思った。
初日2/3は11列センターブロックで、2/4は3列サブセンターで見させていただける幸運。
初日強く思ったのは「ずっとこのステージの上で歓声を浴びて歌って欲しい」ということ。
それが彼の一番好きな時間なんだろうなと。
そのためには私たちが歓声を上げる必要があるし、
お互い長い付き合いで年齢もそこそこ重ねてるだけに完全に健康な人も少なくなってるだろうし、
それでもライブに生き続けられる体力と財力を保たなければいいえないなと改めて思いました。
このツアーは7本参加の予定で、
その後の周年ツアーのことをあまり考えずに本数取っちゃったなと思っていたけれど、
確かに三ツ星ラブソング、聴きごたえがすごい。
衣装も素敵。やっぱり減らすなんてできないな。