フォルクローレ・セッション
先日も小平の“アンデスの家・ボリビア”へ。
前回も記事にしましたが、フォルクローレという音楽ジャンルに特化した日本初のボリビア民族楽器店です。
復習…
★フォルクローレとは?
→南米スペイン語圏の伝統的なリズムを使った音楽のこと。
著名な曲としてはサイモン&ガーファンクルが歌い
世界的に大ヒットした♪コンドルは飛んで行く
……………
度々こちらに伺っている理由。
実は最近、フォルクローレ・セッションに参加しています。
★セッションとは?
→本格的な準備や楽譜、アレンジにとらわれずにミュージシャンが集まって即興的に演奏をすること。
ジャムセッションとも言われます。
ライブハウスで定期的に開催している所もあり、その際プロのミュージシャンが伴奏、様々な楽器の方が参加されます。
今回のフォルクローレ・セッションのセッションホスト(伴奏)は、尊敬するケーナ奏者の山下topo洋平さん。(以下トポさん)
参加者それぞれに合わせて見事なギターで伴奏を弾いて下さいました。
来る12/21のプリマステラのワンマンライブでフォルクローレを取り上げるため、瀬戸さんと共にフォルクローレを勉強していましたが、
その要は“リズム”。
マリンバを弾く前にリズムを体感するため、私もフォルクローレで使う“ボンボ”という太鼓で参加しました。
ケーナ、サンポーニャ、チャランゴ、ギター、ボンボという編成でセッションは大賑わい。
ギターはトポさん。
(この日は歌で参加された方も)
一期一会の音でのセッション。
これが実に楽しい。
ただフォルクローレ界にはこのセッション文化がなかったところを、トポさんが取り入れたそうです。
またフォルクローレはほとんど楽譜を見ずに即興的に演奏する自由度の高いジャンルです。
しかしそれが理由でそれぞれのバンドグループでの楽曲の演奏の差異が生じ、演奏が合わせにくいという現実があるそう。
その課題を解決するため、トポさんが発売したものがQuena Songs(ケーナソングス)という5冊の楽譜集。
フォルクローレのマスターピース的曲が数多く載っています。
ケーナだけでなく他の楽器でも問題なく使えます。
(私も日々お世話になっています)
今回この楽譜を提示、共有した上でのセッションでしたので、楽しいセッションになったという訳です。
フォルクローレやセッションの領域では私は新参者ですが、実際に触れてみて、音楽を超えた文化的な魅力やその意義を考えさせられています。
それぞれの界隈が持つ良さと、その反面にある課題は必ず存在します。
クラシック界、マリンバ界も例外でなく。
今までもそれに対して自分なりに考え行動してきましたが、これからはより現代を生きるマリンバ奏者として自覚し、向き合っていこうと勇気をもらいました。
より自由な自己表現。
音だけでなく、生き方も。
目指したいと思います。
このnoteもその場になっていくことでしょう。
真面目な話に入ってしまいましたが…
自由度の高いフォルクローレを即興的にマリンバデュオに落とし込むとどうなるか?
12/21のプリマステラのワンマンライブ!
乞うご期待!
マリンバデュオ“プリマステラ”
ワンマンライブ
🚩Voyage〜新たな航海〜
12/21(土)
START 12:30 (OPEN 12:00)
@四ツ谷Doppo(ライブハウス)
🚃 四ツ谷駅 徒歩5分
3200円+1ドリンク代600円
▼ご予約
メンバーまで直接ご連絡頂くか
こちらのメールにお願い致します
✉️kyounoryouri_marimba@yahoo.co.jp