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夢想堂はじまる
大好きな愛しの猫さまが3月3日の夢想堂オープンを前にプレオープン企画を始められました。
企画詳細
開催期間:本日2月27日(木)~3月2日(日)まで
応募方法:あなたのいちばん好きな本を教えてください。
またその思い出やおすすめの点を書いてください。
「#あなたのいちばん好きな本はなんですか?」をつけてください。
本の写真等は載せなくてもOKです。
文字数は1500字以内でお願いいたします。
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私のいちばん好きな本はなんですか?
その問いに私をよく知る人は「あれでしょ?」って答えるだろう。
そう、あれです。
現存するわが国最古の歴史書
ふることぶみ
のことです。
一般的には『古事記』といわれています。
もう何度読んだでしょうか。
読むたびに新しい発見があり、新たな解釈が生まれ…………生涯の友としてこれからも読み続けることでしょう。
古事記は上中下の三巻で構成されています。
上巻は、天地開闢から神代の時代が描かれています。
中巻の最初は初代神武天皇に始まり、下巻の最期の第三十三代推古天皇までが描かれています。
何といっても面白いのは上巻ですよ。
どんだけムチャクチャなんだよと思うくらいに神々が伸び伸びと描かれています。
不倫あり、夜這いあり、裏切りあり、なんでもござれの神代こそ古事記の真骨頂といえるでしょう。
皆さんも一度くらいは読んでみてください。
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関連する書物に『日本書紀』や『ホツマツタヱ』がありますが、微妙に表記や人物同士の関係性が違っていることが多々あります。
因みに日本書紀は、海外向けに書かれた歴史書で、日本の正史とされています。
一方のホツマツタヱはヲシテ文字 (神代文字) で書かれた古史古伝で、古事記や日本書紀との内容比較から、成立時期はそれらよりも古く、記紀の「原書」であるとされる一方で、偽書であるとの疑いも消えていません。
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私事ではありますが、古事記に魅せられた一人として『古事記百景』などと大胆な名称を付けた書き物を書き進めています。
長い時間を掛けて、「その一」から「その四十」まで書きました。
まだ半分にもなりませんが、今後も書き進めていくつもりです。
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いやぁまとまりのなさはいつものことだけど、古事記が好きなんだってことが伝わったかな?
愛しの猫さま こんな感じでも大丈夫ですか?
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愛しの猫さま ヘッダー勝手に使わせていただきました。ごめんなさい。
賑やかし帯はいつきちゃん。いつもありがと。