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百人一首で百人百色
百人一首という名を知らない人はあんまりいないのじゃないでしょうか。
もちろん中身までよく知ってるという人は少ないでしょうけれど。
今回のチャレンジは、小倉百人一首を使います。
百人一首のそれぞれにまつわる物語と絵を募集いたします。
すべてが集まった時を想像してみてください。
募集要項をよくお読みいただき、多くの方にご参加いただけますようよろしくお願いいたします。
物語は百首のうち半数を超え着実に伸びています。
一方で絵はようやく4分の1を超えたばかり。少々伸び悩んでいます。
百首すべてに物語と絵が揃う日は来るのでしょうか。
楽しみと不安が行ったり来たり、でもまだ始まってから一週間も経ってないんです。
やっぱり楽しみしかありませんね。
これからもよろしくお願いします。
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■募集要項■
01. 小倉百人一首から特定の一首を選びます。
02. 選んだ一首にまつわるであろう、または想像される物語を募集します。
03. 同様に一首にまつわるであろう、または想像される絵を募集します。
04. 一首に対して物語一人、絵一人とします。
05. ただし物語と絵の重複は可能とします。
06. 一人あたり物語・絵それぞれ五点を限度とします。
07. 一首の選定は予約制とします。
08. 予約は『37番物語』・『64番絵』などのようにこの記事のコメ欄へ。
09. 予約により優先権を得るものとします。
10. 予約のない作品は企画の対象外としますので予めご了承ください。
11. 物語も絵も一部をAIに任せるのは可とします。
12. すべてをAIに任せるのは不可とし、その判断は個人の良識に委ねます。
13. 物語は200~2,000文字程度とします。
14. ご質問等もこの記事のコメ欄へお願いします。
15. 予約募集期間は2月15日(土)~3月16日(日)の一ヶ月とします。
16. 作品数が全数に満たない場合は、改めて期間を設ける場合があります。
17. 予約の完了は下記の予約確認表をご覧ください。
18. 予約が完了すれば、いつでも作品を投稿していただけます。
19. 作品は予約受付期間終了後3か月以内に投稿してください。
20. 作品には『#百人百色』のハッシュタグをつけてください。
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小倉百人一首一覧
秋の田のかりほの庵の苫を荒みわがころも手は露に濡れつつ(後撰集 秋 302)天智天皇
春すぎて夏来にけらし白たへのころもほすてふあまの香具山(新古今集 夏 175)持統天皇
あしびきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む(拾遺集 恋 778)柿本人麻呂
田子の浦にうちいでて見れば白たへの富士の高嶺に雪は降りつつ(新古今集 冬 675)山部赤人
奥山にもみぢ踏み分け鳴く鹿の声聞く時ぞ秋は悲しき(古今集 秋 215)猿丸太夫
かささぎの渡せる橋に置く霜の白きを見れば夜ぞふけにける(新古今集 冬 620)中納言家持
あまの原ふりさけ見ればかすがなる三笠の山にいでし月かも(古今集 覊旅 406)安倍仲麻呂
わが庵は都のたつみしかぞ住む世を宇治山と人はいふなり(古今集 雑 983)喜撰法師
花の色はうつりにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに(古今集 春 113)小野小町
これやこの行くも帰るも別れては知るも知らぬも逢坂の関(後撰集 雑 1089)蝉丸
わたのはら八十島かけて漕ぎいでぬと人には告げよあまの釣舟(古今集 覊旅 407)参議篁
あまつ風雲のかよひ路吹きとぢよをとめの姿しばしとどめむ(古今集 雑 872)僧正遍昭
つくばねの峰より落つるみなの川恋ぞ積りて淵となりぬる(後撰集 恋 776)陽成院
みちのくの忍ぶもぢずり誰ゆゑに乱れそめにしわれならなくに(古今集 恋 724)河原左大臣
きみがため春の野にいでて若菜摘むわがころも手に雪は降りつつ(古今集 春 21)光孝天皇
たち別れいなばの山の峰に生ふるまつとし聞かばいま帰り来む(古今集 離別 365)中納言行平
ちはやぶる神代も聞かず竜田川からくれなゐに水くくるとは(古今集 秋 294)在原業平朝臣
すみの江の岸による波よるさへや夢のかよひ路人目よくらむ(古今集 恋 559)藤原敏行朝臣
なにはがた短きあしのふしのまもあはでこの世をすぐしてよとや(新古今集 恋 1049)伊勢
わびぬれば今はた同じなにはなるみをつくしてもあはむとぞ思ふ(後撰集 恋 960)元良親王
いま来むといひしばかりに長月の有明の月を待ちいでつるかな(古今集 恋 691)素性法師
ふくからに秋の草木のしをるればむべ山風を嵐とい言ふらむ(古今集 秋 249)文屋康秀
月見ればちぢにものこそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど(古今集 秋 193)大江千里
このたびはぬさも取りあへずたむけ山もみぢのにしき神のまにまに(古今集 覊旅 420)菅家
名にし負はば逢坂山のさねかづら人に知られで来るよしもがな(後撰集 恋 700)三条右大臣
小倉山峰のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ(拾遺集 雑秋 1129)貞信公
みかの原わきて流るる泉川いつ見きとてか恋しかるらむ(新古今集 恋 996)中納言兼輔
山里は冬ぞ寂しさまさりける人目も草もかれぬと思へば(古今集 冬 315)源宗干朝臣
こころあてに折らばや折らむ初霜の置きまどはせる白菊の花(古今集 秋 277)凡河内躬恒
有明のつれなく見えし別れより暁ばかりうきものはなし(古今集 恋 625)壬生忠岑
あさぼらけ有明の月と見るまでに吉野の里に降れる白雪(古今集 冬 332)坂上是則
山川に風のかけたるしがらみは流れもあへぬもみぢなりけり(古今集 秋 303)春道列樹
ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ(古今集 春 84)紀友則
たれをかも知る人にせむ高砂の松も昔の友ならなくに(古今集 雑 909)藤原興風
人はいさ心も知らずふる里は花ぞ昔の香に匂ひける(古今集 春 42)紀貫之
夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月宿るらむ(古今集 夏 166)清原深養父
白露に風の吹きしく秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞ散りける(後撰集 秋 308)文屋朝康
忘らるる身をば思はずちかひてし人の命の惜しくもあるかな(拾遺集 恋 870)右近
浅茅生の小野のしの原忍ぶれどあまりてなどか人の恋しき(後撰集 恋 577)参議等
しのぶれど色にいでにけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで(拾遺集 恋 622)平兼盛
恋すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか(拾遺集 恋 621)壬生忠見
ちぎりきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波越さじとは(後拾遺集 恋 770)清原元輔
あひ見ての後の心にくらぶれば昔はものを思はざりけり(拾遺集 恋 710)中納言敦忠
あふことの絶えてしなくばなかなかに人をも身をも恨みざらまし(拾遺集 恋 678)中納言朝忠
あはれとも言ふべき人は思ほえで身のいたづらになりぬべきかな(拾遺集 恋 950)謙徳公
ゆらのとを渡る舟人かぢを絶え行くへも知らぬ恋の道かな(新古今集 恋 1071)曾禰好忠
八重むぐら茂れるやどの寂しきに人こそ見えね秋は来にけり(拾遺集 秋 140)恵慶法師
風をいたみ岩打つ波のおのれのみくだけてものを思ふ頃かな(詞花集 恋 211)源重之
み垣もり衛士のたく火の夜はもえ昼は消えつつものをこそ思へ(詞花集 恋 225)大中臣能宣朝臣
きみがため惜しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな(後拾遺集 恋 669)藤原義孝
かくとだにえやはいぶきのさしも草さしも知らじなもゆる思ひを(後拾遺集 恋 612)藤原実方朝臣
明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな(後拾遺集 恋 672)藤原道信朝臣
なげきつつひとりぬる夜の明くるまはいかに久しきものとかは知る(拾遺集 恋 912)右大将道綱母
わすれじの行く末まではかたければ今日を限りの命ともがな(新古今集 恋 1149)儀同三司母
滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ(拾遺集 雑 449 千載集 雑 1035)大納言公任
あらざらむこの世のほかの思ひ出に今ひとたびのあふこともがな(後拾遺集 恋 763)和泉式部
めぐりあひて見しやそれともわかぬまに雲隠れにし夜はの月かな(新古今集 雑 1499)紫式部
ありま山ゐなの笹原風吹けばいでそよ人を忘れやはする(後拾遺集 恋 709)大弐三位
やすらはで寝なましものをさ夜ふけてかたぶくまでの月を見しかな(後拾遺集 恋 680)赤染衛門
大江山いく野の道の遠ければまだふみも見ずあまの橋立(金葉集 雑 550)小式部内侍
いにしへの奈良の都の八重桜今日九重ににほひぬるかな(詞花集 春 29)伊勢大輔
夜をこめてとりのそらねははかるともよに逢坂の関は許さじ(後拾遺集 雑 939)清少納言
いまはただ思ひ絶えなむとばかりを人づてならで言ふよしもがな(後拾遺集 恋 750)左京大夫道雅
あさぼらけ宇治の川霧絶え絶えにあらはれわたる瀬々の網代木(千載集 冬 420)中納言定頼
うらみわびほさぬ袖だにあるものを恋にくちなむ名こそ惜しけれ(後拾遺集 恋 815)相模
もろともにあはれと思へ山桜花よりほかに知る人もなし(金葉集 雑 521)大僧正行尊
春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなく立たむ名こそ惜しけれ(千載集 雑 964)周防内侍
こころにもあらでうき世にながらへば恋しかるべき夜はの月かな(後拾遺集 雑 860)三条院
あらし吹くみむろの山のもみぢ葉は竜田の川のにしきなりけり(後拾遺集 秋 366)能因法師
さびしさにやどを立ちいでてながむればいづくも同じ秋の夕暮(後拾遺集 秋 333)良暹法師
夕されば門田の稲葉おとづれてあしのまろ屋に秋風ぞ吹く(金葉集 秋 173)大納言経信
音に聞くたかしの浜のあだ波はかけじや袖の濡れもこそすれ(金葉集 恋 469)祐子内親王家紀伊
高砂のをのへの桜咲きにけりと山のかすみ立たずもあらなむ(後拾遺集 春 120)権中納言匡房
うかりける人を初瀬の山おろし激しかれとは祈らぬものを(千載集 恋 708)源俊頼朝臣
ちぎりおきしさせもが露を命にてあはれ今年の秋もいぬめり(千載集 雑 1026)藤原基俊
わたの原漕ぎいでて見ればひさかたの雲居にまがふ沖つ白波(詞花集 雑 382)法性寺入道前関白太政大臣
瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ(詞花集 恋 229)崇徳院
淡路島かよふ千鳥の鳴く声にいく夜寝覚めぬ須磨の関もり(金葉集 冬 270)源兼昌
秋風にたなびく雲の絶え間よりもれいづる月の影のさやけさ(新古今集 秋 413)左京大夫顕輔
長からむ心も知らず黒髪の乱れて今朝はものをこそ思へ(千載集 恋 802)待賢門院堀川
ほととぎす鳴きつるかたをながむればただ有明の月ぞ残れる(千載集 夏 161)後徳大寺左大臣
思ひわびさても命はあるものをうきにたへぬは涙なりけり(千載集 恋 818)道因法師
よのなかよ道こそなけれ思ひ入る山の奥にも鹿ぞ鳴くなる(千載集 雑 1151)皇太后宮大夫俊成
ながらへばまたこの頃やしのばれむうしと見し世ぞ今は恋しき(新古今集 雑 1843)藤原清輔朝臣
よもすがらもの思ふ頃は明けやらでねやのひまさへつれなかりけり(千載集 恋 766)俊恵法師
歎けとて月やはものを思はするかこち顔なるわか涙かな(千載集 恋 929)西行法師
むらさめの露もまだひぬまきの葉に霧たちのぼる秋の夕暮(新古今集 秋 491)寂蓮法師
なには江のあしのかり寝のひとよゆゑ身をつくしてや恋ひわたるべき(千載集 恋 807)皇嘉門院別当
玉の緒よ絶えなば絶えね長らへば忍ぶることの弱りもぞする(新古今集 恋 1034)式子内親王
見せばやな雄島のあまの袖だにも濡れにぞ濡れし色は変らず(千載集 恋 886)殷富門院大輔
きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろにころもかた敷きひとりかも寝む(新古今集 秋 518)後京極摂政前太政大臣
わが袖は潮ひに見えぬ沖の石の人こそ知らね乾くまもなし(千載集 恋 760)二条院讃岐
よのなかは常にもがもななぎさ漕ぐあまのを舟の綱手かなしも(新勅撰集 覊旅 525)鎌倉右大臣
み吉野の山の秋風さ夜ふけてふるさと寒くころも打つなり(新古今集 秋 483)参議雅経
おほけなくうき世の民におほふかなわが立つそまに墨染の袖(千載集 雑 1137)前大僧正慈円
花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり(新勅撰集 雑 1052)入道前太政大臣
来ぬ人をまつほの浦の夕なぎにやくやもしほの身もこがれつつ(新勅撰集 恋 849)権中納言定家
風そよぐならの小川の夕暮はみそぎぞ夏のしるしなりける(新勅撰集 夏 192)従二位家隆
人も惜し人も恨めしあぢきなく世を思ふゆゑにもの思ふ身は(続後撰集 雑 1202)後鳥羽院
ももしきや古き軒ばの忍ぶにもなほあまりある昔なりけり(続後撰集 雑 1205)順徳院
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にしな / つくし
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