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今日の気分は? 202401012 No.344

アイコンがハロウィン仕様に替わりました

今朝の京都は晴れです。1日を通しても晴れの予報です。午前7時の気温は15℃。日中は27℃予報です。

遅くなりました。

『ねえさん、名は?』



「次は御影堂だよ」

「御影堂とは?」

「この東寺を開いた空海さんが、実際に住んでおられた場所だよ」

「空海さんのことは先日テレビで見たのですが、洞窟で修業されて波に攫われそうになられたり、海の向こうへお勉強に行かれて短い期間でマスターしてしまわれたり、日本中を旅して回られたり、この東寺も高野山も先頭に立って造られたりと、かなり充実した一生だったのでしょうね」

「日本中のあちこちに空海さんが関与したと思われる寺があるよ。でも、充実していたからこそ、苦労も多かったんじゃないかなあ。もちろん喜びもだけどね」

「空海さんにお会いできるのでしたら、その辺りのことも聞いてみたいですね」

「多紀理がインタビュアーになるの?」

「一度はやってみたいですね。最後は『現場からは以上です』とか言ったりして」

「どこの放送局と繋がっているんだよ」

御影堂は、後堂うしろどう前堂まえどう中門ちゅうもんの三つの建物からなる、入母屋造、檜皮葺の仏堂である。

「後堂には秘仏で非公開の不動明王座像があるんだけど、彼が空海さんの側にいて、ずっと身を護ってくれているんだって。因みに不動明王としては日本最古かもしれないと言われているんだ。そして前堂には弘法大師座像が安置されている」

「非公開の不動明王さんにはお会いしたいですね」

「それから、御影堂では毎朝六時から生身供しょうじんくといって、お大師様に朝食を捧げる儀式が行われていて、誰でも見られるんだって。私たちと比較する必要もないんだけど、一の膳、二の膳とお茶という朝食は、結構豪華だなと思ってしまったよ。お膳の内容が分からないけれど、こっちはパンとコーヒーとかだから、ちょっと見劣りするよね」

「じゃあ、朝早くに来れば空海さんに会えるかもしれないですね。お食事の内容も見られるのかなあ」

「どうだろうね。実際に亡くなっているのは、ここじゃなくて高野山だからね」

「それは余り関係ないのじゃありませんか? 道真公も、実際に亡くなっているのは大宰府だけど、北野天満宮にいらっしゃったじゃないですか」

「確かにそうだ。東寺の御詠歌にね『身は高野、心は東寺に納めおく』という一節があってね、ずっと高野山にいらっしゃると思い込んでいたんだね」

因みに御詠歌の『身は高野』の『高野』は高野山のことではありますが、『たかの』と読みます。

「ところで多紀理は、弘法大師、お大師さん、空海さん、弘法さんが同じ方だということは理解しているよね?」

「理解はしていますよ、でも何故そうなったのかは知りませんし、コロコロとお名前が変わることも不思議だなと思います」

「そう言えば、若干表記が違っていたりするけれど、多紀理は名前が変わってないんだよね」

「そうです」

「人間の世界でも、昔は幼名があったり、因みに空海さんの幼名は真魚まおというんだけど、大人になる時に名前を変えたり、本名を明かさないように、違う名を名乗ったりしていた時期があるんだけどね」

毎月二十一日には、空海さんに感謝する御影供みえくという法要が御影堂で行われます。

また、空海さんがご入定にゅうじょうなさった四月二十一日には、正御影供しょうみえくが行われます。

「御影供が行われる二十一日は、弘法市としても有名なんだ」

「弘法市?」

「北野の天神さんに行った時に、『毎月二十五日には、地元で天神さんと呼ばれる縁日がある』と説明したと思うんだけど、ここでも同じように毎月二十一日に市が開かれるんだ」

「数日前の話じゃないですか、どうしてその時に来なかったんですか」

「ごめん、お正月からこっち、ちょっとバタバタしてたからね。でもここは会場が広いから、天神さんのように、参道が人でいっぱいということもないだろうし、一緒に来るならここはいいかもしれない」

「それは来なければなりませんね」

弘法さんも天神さん同様、十二月は『終い弘法』、一月は『初弘法』として賑わいます。

「多紀理はお祭り好きなんだね。それとも神様は全体的にお祭り好きなのかな?」

「元々神楽や舞の奉納なども、神事の一部として行っていますから、お祭りには馴染みがあるんです」

「ここは天神さんとは少し趣が変わっていて、今はどうか分からないけれど、鍋や包丁が売っていたり、古本が売っていたりして、縁日というよりはフリーマーケットって感じかな」

「縁日のような露店もあるんですよね?」

「もちろんだよ。でもね、北野天満宮は、いつでも誰でも自由に通れる参道に露店が並ぶから、神社が許しているかどうかは分からないけれど、いつでも準備が始められるはずなんだ。でも、弘法市は東寺の敷地内で行われるし、夜間は閉門されているから、事前準備はできないんだ。だから、午前五時の開門と同時にお店の準備が始められるんだって、それで、準備のできたところから、そのままオープンらしいよ」

「ずいぶん緩いんですね」

「開店がアバウトなら、閉店もアバウトで、通常なら午後四時頃からお店の片付けが始まるらしいけれど、雨が降ったり、品物がなくなったり、店主の都合などで早く終わることもあるんだって」

「やっぱり来なければなりませんね」

「そう言えば来月、吉田神社の節分祭にはたくさんの露店が並ぶよ」

「それも行かなきゃですね」

「楽しそうですね。私も連れて行ってほしいな」

「あなたはわたくしたちのお話しを聞いてらしたの?」

「はい、ですから、空海さんにはお会いになれますよ」

「えっ、そんなに前から? でも本当に空海さんに会えるの?」

「もちろん、確実のお会いになれますよ。だって、ここにいますから」

「えっ? あなたが空海さん?」

つづく

『すまぬが主に名は明かせぬ』



◆新規掲載の企画 (今日のみ)

ナイトサロン ティコの部屋オープン 10/12 22:00〜 本日のみです。


10/20まで


◆近々最終日を迎える企画 (今日+7日)

ナイトサロン ティコの部屋オープン 10/12 22:00〜 本日のみです。


10/13まで


10/14 23:59まで


◆最終日までしばらく時間のある企画 (今日+30日)

10/20まで


10/21まで


10/25まで


10/31まで


10/31 23:59まで


10/31まで


◆最終日までずいぶん時間のある企画 (今日+30日以上)

11/30まで


2025/7/5まで

『俺を警戒してのことか?』



◆期限なし企画が新しい順に並んでいます。

※投稿された日付から1か月で削除されますが、イベントが終わったわけではありません。

11/7で削除します。


11/4で削除します。


11/1で削除します。


11/1で削除します。終わりの期日が明確になれば、枠組みが変わることがあります。


10/20で削除します。


10/20で削除します。


10/18で削除します。

『そうではない、主のような下賤……いや、吾の名はほとんどの者が知らぬのだ』



『都々逸と絵 (Doudoitu to e)』が始まりました
⇩⇩⇩ 詳細は下の記事からご確認ください ⇩⇩⇩

開催日程:10/21 23:59 まで

ご投稿いただいた方々の作品です(投稿順・敬称略/10.12. 07:00現在)


▼都々逸今後の予定
  10/12 00:00~10/21 23:59 Doudoitu to e
  10/22 00:00~10/26 23:59 Doudoitu de Rennka 200
  10/27 00:00~10/31 23:59 Halloween de Doudoitu
  ※規定数に達した場合予定が早まる可能性があります

『なんかよくわかんないけど、不自由な生活してんだな』



こちらのイベントは終了いたしました。

今回にご投稿いただいた方々と都々逸の作品です。(2024.10.11. 23:59現在)

Kei
  二人で見てた 秋の夕暮れ  抱きしめられた 心まで
松下友香/ともか|週末note|感謝🌈✨
  二人で見てた 秋の夕暮れ  美しさ故 涙落つ
三羽 烏
  二人で見てた 秋の夕暮れ  気付けば星が またたいて
ナウのセカンド
  夜の闇から ミラーの私  気付けば星が またたいて
歩行者b
  リオデジャネイロの 秋の花束  気付けば星が またたいて
カンナ|をかし探究隊隊長
  リオデジャネイロの 秋の花束  酔うて呂律が まわらない
ネコハル
  虫の声にも 想い出辿り  気付けば星が またたいて
ムーミンママ
  虫の声にも 思い出辿り  一夜の逢瀬 露の下
ソラノイロ
  あなたの吐息 月も聞いてた  一夜の逢瀬 露の下
ネコハル (10)
  あなたの吐息 月も聞いてた  長き夜こそ ただ二人
青豆ノノ
  秋は窓辺で あなたを偲ぶ  長き夜こそ ただ二人
Kei
  秋は窓辺で あなたを偲ぶ  想いを馳せて 空仰ぐ
ソラノイロ
  最後は私に 微笑んでいた  思いを馳せて 空仰ぐ
sanngo
  曼珠沙華咲く 丘に登りて  想いを馳せて 空仰ぐ
Kei
  曼珠沙華咲く 丘に登りて  共に語らい とき忘る
風の歌のナウシカ
  秋愛すれど まだ花は来ず  共に語らい とき忘る
sanngo
  秋愛すれど まだ花は来ず  内なる花を 探す日々
Kei
  木犀の香は 山越え届く  内なる花を 探す日々
たつきち
  木犀の香は 山越え届く  夕暮れの道 ひとりゆく
歩行者b (20)
  女郎花らが ささやきかける  夕暮れの道 ひとりゆく
hanauta
  揺れる秋桜 心を照らす  夕暮れの道 ひとりゆく
風の歌のナウシカ
  揺れる秋桜 心を照らす  眺めさすらう 河川敷
三羽 烏
  揺れる芒が 郷愁誘う  眺めさすらう 河川敷
ソラノイロ
  揺れる秋桜 心を照らす  あなたも好きな 花でした
Kei
  秋雨に濡れ 秋桜寂し  あなたも好きな 花でした
Kei
  高い空の下 枯れ紫陽花を  眺めさすらう河川敷
ムーミンママ
  薄が原に 在りし日の影  眺めさすらう 河川敷
Kei
  薄が原に 在りし日の影  走り回った 子どもらよ
風の歌のナウシカ
  鬼が来るまで ずっと籠中  走り回った 子どもらよ
歩行者b (30)
  鬼が来るまで ずっと籠中  網目にのぞく 魑魅魍魎
友音
  爽やか風に 言っているけど  網目にのぞく 魑魅魍魎
Kei
  秋の夜長に 蠢く気配  網目にのぞく 魑魅魍魎
sanngo
  秋の夜長に 蠢く気配  嗚呼あなたなら 帰って来て
Kei
  今年もひとり 秋の夜(よ)寂し  嗚呼あなたなら 帰って来て
ネコハル
  今年もひとり 秋の夜(よ)寂し  ワインとジャズに 身を委ね
ムーンサイクル
  ススキが木枯し 撫でつける秋  ワインとジャズに 身を委ね
Kei
  秋雨の音 耳を傾け  ワインとジャズに 身を委ね
カンナ|をかし探究隊隊長
  秋雨の音 耳を傾け  心の波紋 騒がしく
ソラノイロ
  秋雨の音 耳を傾け  眠れぬ夜の 子守唄
ましゃこ (40)
  庭の方から コオロギの声  眠れぬ夜の 子守唄
たつきち
  庭の方から コオロギの声  ようやく響く 秋の声
風の歌のナウシカ
  さらさ流るる 五十鈴川の葉  ようやく響く 秋の声
rira
  冷たい雨が 頬を伝って  ようやく響く 秋の声
三羽 烏
  澄んだ空気に 鹿おどしの音(ね)  ようやく響く 秋の声
風の歌のナウシカ
  澄んだ空気に 鹿おどしの音(ね)  半月の窓 侘びと寂
歩行者b
  躙(にじ)り口より 入らぬからだ  半月の窓 侘びと寂
三羽 烏
  借景なのに あでやかすぎる  半月の窓 侘びと寂び
友音
  半分割れた 悲しみ一つ  半月の窓 侘びと寂
風の歌のナウシカ
  半分割れた 悲しみ一つ  片割れ探す 哀恋歌
ましゃこ (50)
  生きて別れた 双子の姉妹  片割れ探す 哀恋歌
三羽 烏
  独り暮らしは 淋しい季節  片割れ探す 哀恋歌
藤家 秋
  コスモス畑 落ちていまいか  片割れ探す 哀恋歌
ネコハル
  コスモス畑 落ちていまいか  あの日なくした 夢の跡
歩行者b
  コスモス畑 落ちていまいか  去年なくした 恋ごころ
藤家 秋
  コスモス畑 落ちていまいか  あの日の余熱 見失い
三羽 烏
  コスモス畑 落ちていまいか  無くしたはずの ときめきが
藤家 秋
  コスモス畑 落ちていまいか  夢の続きが 見たいから
三羽 烏
  夜はお休み 昼もお昼寝  夢の続きが 見たいから
藤家 秋
  やけ食いしても 解決せんな  夢の続きが 見たいから
三羽 烏 (60)
  やけ食いしても 解決せんな  最近増えた 腹まわり
藤家 秋
  秋の味覚に 心おどりて  最近増えた 腹まわり
三羽 烏
  秋の味覚に 心おどりて  あれやこれやと 食べまくり
藤家 秋
  秋の味覚に 心おどりて  健診なんて 知らないよ
三羽 烏
  秋の味覚に 心おどりて  糖尿 痛風 血圧高め
hanauta
  秋の味覚に 心おどりて  姿見を見て 手を止める
ひな
  去年の二人を 思い出す服  姿見を見て 手を止める
風の歌のナウシカ
  去年の二人を 思い出す服  フリンジ揺らす 秋コーデ
sanngo
  秋の味覚に 心おどりて  積読の本 チラリする
風の歌のナウシカ
  秋の味覚に 心おどりて  積読の本 チラリする
ましゃこ (70)
  秋の味覚に 心おどりて  秋刀魚を一口 味見する
ソラノイロ
  秋の夜長に 誘惑されて  積読の本 チラリする
歩行者b
  秋の夜長に 誘惑されて  あの世行のバス 乗ってみた
ソラノイロ
  秋の夜長に 誘惑されて  行っちゃだめだよ あの世まで
ソラノイロ
  秋の夜長に 誘惑されて  帰ってきてね 現世まで
藤家 秋
  秋の夜長に 誘惑されて  引き返せない ところへと
sanngo
  秋の夜長に 誘惑されて  恋の地獄へ 堕ちていく
歩行者b
  秋の夜長に 誘惑されて  迷った扉は 天国へ
ましゃこ
  秋の夜長に 誘惑されて  浮気心に 火がついた
ソラノイロ
  秋の夜長に 誘惑されて  末は地獄か 天国か
ソラノイロ (80)
  秋の夜長に 誘惑されて  あなたのもとへ 堕ちていく
ひな
  飛び立ちたいのに 風船かずら  あなたのもとへ 墜ちていく
歩行者b
  夢の中ちょっと 覗いただけよ  あなたのもとへ 墜ちていく
ムーミンママ
  夢の中著と 覗いただけよ  恋に抗う 秋の蝶
風の歌のナウシカ
  夢の中ちょっと 覗いただけよ  赤い風船 帰ろう風
ソラノイロ
  流されていく あなたのように  赤い風船 帰ろう風
藤家 秋
  夢の中ちょっと 覗いただけよ  サイケデリック 眼鏡して
sanngo
  夢の中ちょっと 覗いただけよ  晩秋の夜に 添い寝する
Kei
  夢の中ちょっと 覗いただけよ  朱色に染まる 烏瓜
三羽 烏
  夜だけ開く 白い花より  朱色に染まる 烏瓜
Kei (90)
  夜だけ開く 白い花より  秋を感じる 寒露かな
三羽 烏
  ようやくなのか ついにきたのか  秋を感じる 寒露かな
藤家 秋
  次の季節へ 塗り替える雨  秋を感じる 寒露かな
歩行者b
  次の季節へ 塗り替える雨  銀杏の木ごと 衣更え
ゆらゆらミルコ
  次の季節へ 塗り替える雨  寝床の中から 音をきく
藤家 秋
  次の季節へ 塗り替える雨  空気からりと 新しき
これでも母🐿️みんみん
  友と長縄 跳んでは笑え  空気からりと 新しき
sanngo
  しとしとしとの 秋時雨止み  空気からりと 新しき
ソラノイロ
  騎馬戦 綱引き 声からすまで  空気からりと 新しき
ソラノイロ
  白き飛行機 天高く飛べ  空気からりと 新しき
Kei (100)
  秋雨やみて 食欲ます日  空気からりと 新しき
Kei
  秋雨やみて 食欲ます日  体重気にし ウォーキング
三羽 烏
  秋雨やみて 食欲ます日  芋掘り梨狩り 落ち葉たき
ソラノイロ
  秋雨やみて 食欲ます日  これから運動 行ってくる
Kei
  豊穣の秋 こころ踊りて  芋掘り梨狩り 落ち葉たき
ひな
  豊穣の秋 こころ踊りて  おむすび握る 運動会
ムーミンママ
  午後は給食 すっかり忘れ  おむすび握る 運動会
三羽 烏
  ジイジもバアバも みんな見に来る  おむすび握る 運動会
ソラノイロ
  紅組白組 どっちも頑張れ  おむすび握る 運動会
風の歌のナウシカ
  紅組白組 どっちも頑張れ  私は餅を 突く係
三羽 烏 (110)
  秋が終わって すでに冬なの  私は餅を 搗く係
Kei
  秋が終わって すでに冬なの  コートの襟たて 初マフラー
カンナ|をかし探究隊隊長
  秋が終わって すでに冬なの  待って 待ってよ 行かないで
三羽 烏
  これが別れと 手を振るあなた  待って 待ってよ 行かないで
Kei
  これが別れと 手を振るあなた  顔を背けて 涙する
Kei
  これが別れと 手を振るあなた  涙をためて 空仰ぐ
三羽 烏
  玉ねぎ切るのに ゴーグル忘れ  涙をためて 空仰ぐ
Kei
  玉ねぎ切るのに ゴーグル忘れ  しょっぱいサラダと 彼は言う
三羽 烏
  ドレッシングは 自家製だけど  しょっぱいサラダと 彼は言う
友音
  ドレッシングは 自家製だけど  切れてる野菜 スーパーで
三羽 烏 (120)
  一人暮らしの 協力助っ人  切れてる野菜 スーパーで
カンナ|をかし探究隊隊長
  一人暮らしの 協力助っ人  見守りカメラに 何映る
ゆらゆらミルコ
  2匹めの猫 やってきた  見守りカメラに なに映る
ムーンサイクル
  2匹目の猫 やってきたけど  イクにイケない 愛撫なり
歩行者b
  暗い天井 雨粒の落つ  イクにイケない 愛撫なり
ning(ねい)
  暗い天井 雨粒の落つ  ひかりの欠片 どこにでも
ふぅ。
  無月なれども チカチカスマホ  ひかりの欠片 どこにでも
Kei
  蛍が舞う夜 ひらひら揺れて  ひかりの欠片 どこにでも
三羽 烏
  星明りより ネオン瞬く  ひかりの欠片 どこにでも
ひな
  星明りより ネオン瞬く  睫毛を伏せて 隠した眼
rira (130)
  星明りより ネオン瞬く  行く先見えぬ 恋心
カンナ|をかし探究隊隊長
  落ち葉に肩を 叩かれ止まる  行く先見えぬ 恋心
ふぅ。
  落ち葉に肩を 叩かれ止まる  彼の残り香 通り過ぎ
歩行者b
  あれは女衒か 化粧師なのか  彼の残り香 通り過ぎ
三羽 烏
  あれは女衒か 化粧師なのか  人か獣は 紙一重
ソラノイロ
  我が子のように 可愛がりたい  人が獣は 紙一重
カンナ|をかし探究隊隊長
  我が子のように 可愛がりたい  サボテンと聴く クラシック
ふぅ。
  雨の窓辺で コーヒー一つ  サボテンと聴く クラシック
歩行者b
  メキシコの空は 深いと聞いた  サボテンと聴く クラシック
三羽 烏
  メキシコの空は 深いと聞いた  日本の空は ただ高い
歩行者b (140)
  ユリカモメにて 羽田へ向かう  日本の空は ただ高い
Kei
  あなたを想い まぼろしを追う  日本の空は ただ高い
Kei
  あなたを想い まぼろしを追う  天使の階段 駆け上がり
ムーミンママ
  雁渡し吹く 青に向かって  天使の階段 駆け上がり
三羽 烏
  前髪追いかけ 後ろ髪ひかれ  天使の階段 駆け上がり
Kei
  前髪追いかけ 後ろ髪ひかれ  無くしたチャンス 悲しい目
三羽 烏
  もう一歩だと 思ってたのに  失くしたチャンス 悲しい目
三羽 烏
  そっちはダメよと リード引っ張る  失くしたチャンス 悲しい目
Kei
  もう一歩だと 思ってたのに  あなたの距離が 縮まらず
三羽 烏
  逃がした魚は 大き過ぎたか  あなたの距離が 縮まらず
ムーンサイクル (150)
  もう一歩だと 思ってたのに  イクにイカれぬ 愛の果て
三羽 烏
  中途半端に 終わりをむかえ  イクにイカれぬ 愛の果て
ソラノイロ
  中途半端に 終わりをむかえ  サヨナラ言えずに 去るあなた
ソラノイロ
  中途半端に 終わりをむかえ  生焼き芋に 涙する
ムーミンママ
  中途半端に 終わりをむかえ  目黒の秋刀魚 食べぬまま
ひな
  今日は寒いし ねぎまがいいな  目黒の秋刀魚 食べぬまま
Kei
  今日は寒いし ねぎまがいいな  君とふたりで 熱燗を
歩行者b
  夜半の月が 冷たくわたる  君とふたりで 熱燗を
リコット
  夜半の月が 冷たくわたる  巡る季節に 目が回る
ゆらゆらミルコ
  夜半の月が 冷たくわたる  そっと戸を開け 1人立つ
Kei (160)
  秋の空気に 纏われたくて  そっと戸を開け 1人立つ
ひな
  秋の空気に 纏われたくて  ひとり湖畔で 珈琲淹れる
歩行者b
  一番星の あなたが見てる  ひとり湖畔で 珈琲淹れる
三羽 烏
  汀の音も 香りともない  ひとり湖畔で 珈琲淹れる
ソラノイロ
  一夜の逢瀬 君を思いつ  ひとり湖畔で 珈琲淹れる
Kei
  一夜の逢瀬 君を思いつ  別れた朝の 切なさよ
カンナ|をかし探究隊隊長
  混ぜても分離 ドレッシング  別れた朝の 切なさよ
rira
  混ぜても分離 ドレッシング  廃棄処分の 夏の恋
歩行者b
  混ぜても分離 ドレッシング  台風一過 千切れ雲
三羽 烏
  夏の暑さは 残したままで  台風一過 千切れ雲
ムーミンママ (170)
  夏の暑さは 残したままで  恋の道行き 枯葉舞う
藤家 秋
  お肌乾燥 ざらついたまま  恋の道行き 枯れ葉舞う
Blue hand
  やっぱりごめん すきだけどけど  恋の道行き 枯葉舞う
歩行者b
  やっぱりごめん すきだけどけど  めいそうしてる そこはすき
秋月 めぐみ
  お肌感想 ざらついたまま  紅葉踏みわけ 秘湯でエステ
歩行者b
  お肌乾燥 ざらついたまま  冬の海にて あなた待つ
藤家 秋
  だれもいないよ ゆっくり話そ  冬の海にて あなた待つ
Blue hand
  だれもいないよ ゆっくり話そ  人差し指で 口塞ぐ
ムーミンママ
  目の中宿る 愛しいあなた  人差し指で 口塞ぐ
ソラノイロ
  目の中宿る 愛しいあなた  スヤスヤ寝顔も 天使かな
歩行者b (180)
  光る笑顔で 駆け回るきみ  スヤスヤ寝顔も 天使かな
Kei
  光る笑顔で 駆け回るきみ  蝶々のように ひらひらり
Kei
  光る笑顔で 駆け回るきみ  ベンチに腰かけ 秋の朝
ナウのセカンド
  あわわ泡出る シャボンの精よ  蝶々のように ひらひらり
Blue hand
  追いかけて来て 捕まえてみて  蝶々のように ひらひらり
三羽 烏
  星を見てたら 眠ってしまった  ベンチに腰かけ 秋の朝
ナウのセカンド
  星を見てたら 眠ってしまった  これは夢なの リアルなの?
Blue hand
  星を見てたら 眠ってしまった  夜風で鼻水 垂れてきた
Kei
  星を見てたら 眠ってしまった  南の空に シリウスか
三羽 烏
  星を見てたら 眠ってしまった  起きたら知らない 場所にいた
ナウのセカンド (190)
  夢の中まで 出てきて何なん  起きたら知らない 場所にいた
歩行者b
  夕やけが青く 染まっていた  起きたら知らない 場所にいた
ムーンサイクル
  夕焼けが青く 染まっていた  吠えて喘ぐは 君の肌
藤家 秋
  夕やけが青く 染まっていた  知らない花が 咲いている
Kei
  両の腕(かいな)に すっぽり入り  吠えて喘ぐは 君の肌
ひな
  両の腕(かいな)に すっぽり入り  抱く重さに 母となる
Kei
  愛しい我が子 産んだ瞬間  抱く重さに 母となる
Kei
  愛しい我が子 産んだ瞬間  妻より母と なりにけり
三羽 烏
  子供が生まれ 夫は父に  妻より母と なりにけり
ひな
  子が生まれ 夫は父に  生まれ変わって 家庭人
Kei (200)
  子供が生まれ 夫は父に  破顔一笑 慈しむ

投稿順・敬称略

多くの方々にたくさん投稿していただきありがとうございました。

『吾にかしずく者ばかりで特に不自由は感じぬがな』



10/13~

10/16 21時より スタエフ朗読ライブ開催

『かしずくって何だよ?』



1曲目は BEE GEES Massachusetts


2曲目は The Rolling Stones Let's Spend the Night Together


3曲目は Brenton Wood Gimme Little Sign


お気に入りの曲のリクエストやこういう特集を組んでほしいなどがあればコメ欄にお願いします。ジャンルも問いません。

『主とは正反対ということじゃな』


#今日の気分 #iTunes #BEE_GEES #Massachusetts #The_Rolling_Stones #Let 's_Spend_the_Night_Together #Brenton_Wood #Gimme_Little_Sign

『なんだそりゃ』