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今日の気分は? 202400816 No.287

今朝の京都は半分晴れです。1日を通しては晴れ時々曇りの予報です。午前7時の気温は29℃。日中は35℃予報です。

台風7号は非常に強い台風となり、今日から明日にかけて関東から東北に接近する恐れがあります。雨・風に十分ご注意ください。
また、関東の今日の午後の外出は控えた方がいいほどの状態だそうです。

南海トラフ地震臨時情報は昨日午後5時に終了しました。
南海トラフ巨大地震の確率は今後30年以内に70~80%だそうです。
生きてるうちに遭遇するかどうかって感じですね。
もちろん明日かもしれないんですが。

♂『そんなにかかるの?』



今日の京都では『五山の送り火』が行われます。
  右大文字  20時00分点火
  妙 法   20時05分
  船 形   20時10分
  左大文字  20時15分
  鳥居形   20時20分
五山に灯った炎で、お精霊しょらいさんをあの世へ送り届けるとされています。

大文字の送り火 (「大」の字を象った文字を松明の炎で描く行事) は京都だけではなく、日本中にあるようです。
そのほとんどがお盆の時期に戻って来られた先祖の霊を彼岸へ送るための送り火として行われています。
珍しいところでは、最近では松明の炎は危険として、LED照明になったところもあります。

饅頭か煎餅のように感じられる「大文字焼き」の名称を使っているのは、関東周辺の一部地域に限られるようです。これはただのイベントなのでしょうか? それとも宗教行事?

♀『悪いな、これでも最短のつもりだ』



そして翌朝のこと。

「おはようございます」

「よく寝たようだな」

「ずっとお屋敷の中におりますし、寝てばかりなので、少し身体が鈍ってきましたよ」

「では今日はちょっと趣向を変えてみようか」

「身体を動かせるようだと助かります」

「走り回れると思うぞ」


風もなく天気の良い日、一行は野原へやってきます。

「私がこの矢を放つ、お前はそれを拾ってこい」

まるで飼い犬のような扱いです。

「特別な矢ですか?」

「鏑が矢についているから鳴鏑なりかぶらという」

「大きな音がするんでしょうね」

「早速試してみよう」

素戔嗚尊は力一杯鳴鏑を遠くへ放ちます。
矢は大きな音をさせながら遥か彼方へ飛んでいきます。

「ずいぶん飛んだな。走り回っていいから、あの矢を拾ってきてくれ」

「拾ってくるだけでいいんですね」

「それで充分だが、ついでに足の速さでも見せてもらおうか」

「よっしゃあーー」

掛け声と共に走りだします。

元の位置から十分な距離を走った頃、野原に火が放たれます。
みるみるうちに火は広がり、出来過ぎですが、大国主命を火が囲みます。

『これは大変だ、出られないぞ、どうすればいいかなあ』と相変わらずの呑気振りです。

その時、一匹の鼠が現れます。
その鼠が『内はほらほら、外はすぶすぶ』と言うので、その場を踏んでみると、地面にポッカリと穴が開きました。
その穴の中に入り込むことで、火の難から逃れることができたのです。
ついでに鳴鏑も鼠が咥えてきてくれました。


大国主の神使が鼠になった瞬間がこの場なのか、それとも以前から神使であったのかは不明ですが、大黒天と神仏習合した結果、大黒天の神使が鼠であることで混同されたのかもしれません。

因みに、日本の中で大国主を主祭神として祀る一番有名な出雲大社の神使は、海蛇 (龍) なんですけどね。


「助かったよ、今度こそダメかと思った」

鼠に礼を述べる大国主は、少し焦げた髪の毛と、煤で黒くなった鼻の頭と頬を拭いながら、父娘おやこの待っているであろう場所へゆっくりと目指します。

火が遠のき、落ち着いたところで、大国主命が死んだと思っている父娘は、そこに鳴鏑を持ち、近寄ってくる彼を見つけ驚くのです。

須勢理比売は涙を流しながら、『よくぞご無事で』と喜びます。

一方の素戔嗚尊は、

「あの火の中でよく生きていられたな、お前の生命力には感心するよ」

「そりゃどうも」

「今夜はのんびりするといい、そして明日を最後にしよう」

「助かります。さすがにちょっと疲れましたよ」

屋敷に戻り、その夜は特別なアイテムも必要なく、本当にのんびり眠れたのでした。


そして最後になるはずの翌朝のこと。

「おはようございます」

「ゆっくりできたか?」

「こちらで三日お世話になっていますが、いずれの日もグッスリです」

「昨日言ったように、今日で終わりにしようと思っている。昼からでいいから八田間大室やたまのおおむろやに来てくれ」

昼を過ぎ、最後の試練とばかりに指定された部屋を訪れると、素戔嗚尊が中央にドカッと座っています。

「お待たせしました。それでこちらで何をすればいいのでしょうか」

「私の頭のしらみを取ってくれんか」

「お安い御用です」

見ると頭には虱じゃなく百足がゴロゴロ。
事前に須勢理比売から対処法を聞いていなければ、途方に暮れるところでした。
それにしても父の行動を読み切って、夫を助けまくっている娘の行動は、さすがという他はありません。
ただ、野原の火に覆われた時は、夫が死んだと思い、葬儀の用意までしたといいますから、単に準備万端で臨むのが、彼女のセオリーなのかもしれません。


さて、彼女が与えた対処法とは、

むくの木の実を噛み砕き、赤土はにを口に含んで唾と一緒に吐き出すと、父は百足を咬み殺していると勘違いするでしょう」

木の実は問題ないでしょうが、赤土を口に含むというのはどうなんでしょう。
それ以前に百足を噛み殺すというのはどういうことでしょう。
神の行いは人間には計り知れないということでしょうか。


妻の助言通りにした大国主命のことを、素戔嗚尊は『なかなか健気なヤツよ』と思い、安心して寝入ってしまいます。
遂にやってきた好機の到来なのですが、逃げるつもりがあれば、今までにも逃げる隙はあったはずです。

素戔嗚尊の髪を束ね、部屋の垂木に堅く結び付け、入口を五百もの人で引かなければならないほどの大きな岩で塞ぎ、須勢理比売を背負い生太刀いくたち生弓矢いくゆみやあめ詔琴ぬことを掻っ攫い走りだします。
が、天の詔琴をうっかり木に当ててしまい、地が鳴動するほどの大きな音を立ててしまいます。
ビックリして飛び起きた素戔嗚尊ですが、髪の毛を垂木に結び付けられていたために、すぐに動くことができません。
結局屋敷を壊すほどの勢いでその場を逃れますが、その間にフットワークの軽い大国主命は逃げ足も早く、遠くへ逃げ去っています。


黄泉津比良坂まで追いかけたのですが、遥か遠くにいる大国主命に向かい、

「お前が持っていった生大刀と生弓矢で、お前の兄弟たちを追い払え、そして今日から大国主命と名乗り、娘を本妻としろ。それから、宇迦山の麓の地の底の岩に巨大な宮柱を建て、高天原に届くほどの千木が立つ壮大な宮殿に住め。この野郎め」

と告げます。


無事に逃げ延びた大国主命は、兄たちを山の裾ごとに、川の瀬ごとに追い、地域を平定します。そしてこれが国造りの始まりとなります。


ちょっと解せない点があります。

一つ目は、せっかく最後の試練とされていたのに、どうして逃げる必要があったのでしょう。
ひょっとすると試練はまだまだ続く予定だったのでしょうか。
だとすればもっと早くに逃げればよかったのに。

二つ目は、大国主命が住むであろう壮大な宮殿が、創建当時の出雲大社を彷彿とさせる記述ですが、出雲大社ができるのはもっと後の世のことで、しかも天津神が造ることになっていると解釈しているのですが……。

それともこれは『お前は将来こういうところで暮らすことになるぞ』という素戔嗚尊の予言みたいなものなのでしょうか。

素戔嗚尊の話が頭にあったから、国譲りの際に、雲を突き抜けるほど高く聳えるやしろを造れば、そこに隠れていようといったのかもしれませんね。

三つ目は、会話の最後に「この野郎」って言います?
当時はそうだったのか、それとも当時の流行はやりとか?

つづく

♂『やっぱり僕の部屋だね』



他の記事の下書きを探してたら、こんな下書きが見つかりました。
記憶にないのですが、覚悟してたのかもしれませんね。
今となっては笑い話ですのでご笑納くださいませ。

ボツ企画となりました

令和版百人一首 恋の巻

は非常に残念ですが、【秋の部】の完成を見ることなく事前告知の通りボツ企画となりました。

今回の企画がボツとなりましたのは、企画者の力量不足が原因であり、その非力さを痛感し恥じ入るばかりです。 

作品を投稿していただいた方、投票にご参加いただいた方、応援や拡散にご協力いただいた方、スキやコメントで関わっていただいた方、すべての方に感謝し、さらにお詫び申し上げます。

今更ながら、五十人二首や二十人五首だったらと思わなくはないですが、百人ですることに意義があると立ち上げた企画ですから仕方ありません。

また百人一首に関係なく【冬の部】【他の部】と続けようとも思いましたがやはり当初の計画通りボツにするのが正しいとの結論に至り終了とさせていただきます。

残念なのはnoteの中にも短歌をしっかり学んでらっしゃる方が相当数いらっしゃるとお見受けしておりましたが、私の知る限りほぼご参加いただけなかったようです。やはりルール無視の邪道ではお話にならないということなのでしょうね。

何を書いても愚痴にしかなりませんので、この辺で。

なお、ご参加いただいた作品はマガジンに収録されていますのでいつでもご覧いただくことができます。

様々な形でご参加いただいた皆さまに感謝申し上げます。
諸々ご迷惑をおかけいたしました。

しばし謹慎して敗北をかみしめたいと思います。
コメ欄を閉鎖しようとしたらそれは有料なんだそうです。
今更有料になどする気もありません。
よってコメ欄への投稿もご遠慮ください。

結構ちゃんとした敗戦の弁でしょ?
よほど追い込まれていたのでしょうね。
この危機を脱することができたのは、広報活動などに積極的にご協力いただいた皆さんのお陰です。ありがとうございました。
もし、この記事のようにボツ企画となり、謹慎していたとすれば、そのまま退会していたかもしれません。色々と救っていただいたようです。

♀『どこかにしけこむ話はどうなった?』



◆新規掲載の企画

8/18 23:59まで


◆近々最終日を迎える企画

8/16まで 本日最終日です。


8/17まで


8/18まで


8/18 23:59まで


8/18 23:59まで


◆最終日までしばらく時間のある企画

8/25 23:59まで


8/31 23:59まで


8/31まで


◆最終日までずいぶん時間のある企画

9月末日まで


2025/7/5まで

期限のある企画でお薦めがあれば教えていただけると有難いです。
よろしくどうぞ。

♂『数回なら可能かもしれないけど、いつもというわけにはいかないだろ?』



今日は、ディスコソング特集。
何となく踊りたい気分だったのでたくさん集めてしまいました。
これでも削ったんですけどね。今回は曲紹介コメントもなしです。

1曲目は BEE GEES Stayin' Alive 


2曲目は DONNA SUMMER Hot Stuff 


3曲目は Diana Ross Upside Down 


4曲目は K.C. AND THE SUNSHINE BAND That's the Way (I Like It) 


5曲目は BLUE SWEDE Hooked On a Feeling 


6曲目は THE NOLANS I'm in the Mood for Dancing 


7曲目は RICK JAMES Super Freak 


8曲目は BONEY M Rasputin 


9曲目は LIPPS INC Funkytown 


10曲目は THE MIRACLES Love Machine 

いかがでしたか? あなたは何曲ご存知でしたか?
実は踊れないんですよね。ツイストとかジルバならなんとかなるんですけどね。そっか、もっと古い曲だ。


お気に入りの曲のリクエストやこういう特集を組んでほしいなどがあればコメ欄にお願いします。ジャンルも問いません。

♀『確かにそうだな。分かった、28日に短縮するわ』


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