「時々,離島保健師」通信Vol.4 7月②思い出した移住の日のこと
隣の島西ノ島へ
そうそうここ!私、仕事で西ノ島に行くことが多く・・・
毎回、ここによって変えるのが楽しみで・・・・
でも、さすがに 日本酒試飲はしたことがなかったのに・・・・
ちゃっかり楽しんでる!!
羨ましいという気持ちはなく、Cちゃんも楽しんでくれていると思うと仕事も楽しくなる!!
「夜ご飯買ってきたからね!」
嬉しくって・・・仕事を終えて自転車漕いで港まで迎えに行く
内航船の到着は、確か18時前 17時半に仕事を終えて・・そわそわする
港まで行く途中で、池ちゃんと会えた!すると「はい、お土産。」と冷えたビールを「お仕事、おつかれさん」と渡ししてくれて・・・うれしい
二人で、500mlを半分こしながら・・坂道を海に向かって下り、Cちゃんは、内航船の周遊券を買って、西ノ島から海士町へわたり・・・
晩御飯は・・・やった!!隠岐牛のハンバーグ
そういえば・・・7年前 2017年3月
Cちゃんちの三男君が島留学を終える中学卒業式の時は、知夫村の我が家に何泊かとまってくれて・・・うち1日に私が確か発熱してダウンしてたら・・・Cちゃんはご飯作ってくくれていて・・・
三男坊は寮生活中だったので、うちの子達のごはんの準備から、洗濯までしてくれてたの思い出した。おかげで翌日、私は回復して、二人で海士町に行ったなあ・・・と思い出話をしながら・・・楽しいね
子育て終えた後に、こんな楽しい時間が来るなんて思わなかったね・・
子どもを通して、知夫に出会いCちゃんに出会い
またこうして、ふたりでここに来てこうして話せるなんて思いもしなかった
Cちゃんとは、2021年に私が関西に戻ってから、かなり濃いお付き合いで
2年間は、私がどっぷりはまっていた農業を本気で手伝ってくれて・・いい大人なのに、本当にたくさんの時間を一緒に過ごしています。
そして、なにより私の移住に背中を押してくれたのがCちゃん
2016年11月末日 知夫村移住の日
その日の米子行きのバスチケットが予約いっぱいで・・・
「やめとき」っていう意味かな・・・一度は決めたのに、いざとなると本当に不安で・・・
この時、出会ってから2回目のこと
「島留学の面接に行くから・・車で米子まで行くから乗っていけばいいやん」とさくっと誘ってくれたので、娘と二人思いつめたように掛け布団としばらく分の着替えを持って、深夜にCちゃんちへ。
翌日の朝5時前に出発してすぐにファミリーマートによって朝ごはんを買って
「コンビニのない生活がはじまる・・」と思った事を今も思い出します。
冬の日本海・離島、本当に生活ができるのか?
そんな不安と布団を抱えて娘と二人での移住生活のスタートは、船の上で
「今なら・・・引き返せる」とばかり思い・・・思っては娘の顔を見て・・・娘まで巻き込んだし・・・と思いつつ「いや、まだ大丈夫」と思い本当に、不安で・・・・(笑)
逃げられない環境を自分でつくってしまった・・・・
11月の終わり、季節は冬になる時。
初めて島を訪れたのは、夏。見える景色の違いに、不安で仕方がなかった。
知夫村来居港に到着すると、グレー色の世界だった。
非常に参りました・・・思っていた青い世界は微塵も見られず・・・
「ああ・・・来てしまった。着いてしまった」と港には、移住全般に渡り世話して下さった後に上司になる方が迎えに来てくださり、もう笑顔になるしかない!人生の冬が始まった!のです。今思えば・・・です。